大胆な変革を経て80年代にも大成功を収めた通称“90125 YES”。その現場を体験できる新発掘録音が登場です。そんな本作に吹き込まれているのは「1984年4月3日シアトル公演」。その絶品オーディエンス録音です。YESの全キャリアを扱っており、再ブレイクの『90125』時代も人気。そのコレクション整理も兼ね、まずは当時の活動概要を俯瞰し、本作のポジションに迫ってみましょう。1983年《11月11日『90125』発売》1984年・2月28日~5月15日:北米#1(62公演)←★ココ★・6月11日~7月26日:欧州(32公演)←※DEFINITIVE DORTMUND他・8月09日~10月01日:北米#2(41公演)←※公式9012LIVE他 1985年・1月17日~2月09日:南米(6公演)←※BUENOS AIRES 1985《11月07日『9012LIVE: THE SOLOS』発売》これが『90125』時代のYES。公式『9012LIVE』は主に「北米#2」終盤のエドモントン公演で記録されましたが、本作のシアトル公演はその約半年前となる「北米#1」の一幕でした。この「北米#1」と言えば、これまでオーディエンス録音+プロショットの『SO THE STORY GOES(Sirene-222)』くらいしか記録のなかった時期。ここで、さらに日程をフォーカスしてみましょう「北米#1」の詳細・2月28日~3月05日(5公演)*3月06日『SO THE STORY GOES(シーダーラピッズ録音)』・3月07日~4月02日(22公演)*4月03日:シアトル公演 ←★本作★・4月04日~5月14日(32公演)*5月15日『SO THE STORY GOES(ランドバー映像)』新発掘の大元マスター起こしによる瑞々しいサウンド そんなショウを真空パックした本作は、著名コレクター“Lucifer Burns”氏によって発掘された大元マスター起こしで、記録の少なかった「北米#1」に新たな傑作。瑞々しくもリッチなオーディエンス録音で、決してサウンドボードと間違えるタイプではないのですが、かと言って遠さも感じない。ぶ厚く太い演奏音が全編を支配し、ダイナミズムたっぷりに降り注ぐ。通常、やや厚めの鳴りは距離感にもなりかねないのですが、本作はそうではない。芯が力強く密度も高いため、鳴りを味方に付けて一体となり、シンフォニック・ロックの壁となって迫ってくる。しかも、耳を澄ますほどにディテールもしっかり残されている事に気づく。ヴォーカルやギターはもちろんのこと、埋もれがちなベースもアタック音の1つひとつまで細かく描かれ、それが連なる事で生まれるグルーヴもはっきりと感じ取れるのです。公式9012LIVEでは聴けない曲も満載のフルショウ そんなダイナミック系マスター・サウンドで描かれるのは、ポップに生まれ変わりながらもアンサンブルは高度に洗練されていた“90125 YES”のフルショウ。ここでその内容を整理しておきましょう。ロンリー・ハート(8曲+α)・Cinema/Leave It(*)/Hold On/Hearts(★)/Changes/Owner Of A Lonely Heart (Make It Easy)/It Can Happen(*)/City of Love クラシックス(7曲+α)・サード・アルバム:Yours is no Disgrace(★)/I've Seen All Good People/Starship Trooper・その他:And You And I(★)/Long Distance Runaround(★)/Roundabout・ソロタイム:Kaye & Rabin Solos/Soon/Whitefish/Amazing Grace ※注:「★」印は公式『9012LIVE』で聴けなかった曲。「*」印はこのツアーだけの限定曲。......と、このようになっています。軸となるのは大ヒット中の『90125』で、公式作では聴けない「Hearts」も美味しい。特に「Leave It」「It Can Happen」はこのツアー以降一切演奏されていない限定曲でもあります。「Yours is no Disgrace」「And You And I」「Long Distance Runaround」など、クラシックスも公式『9012LIVE』では聴けなかった大曲群も80年代らしいアンサンブルで甦っています。著名コレクター“Lucifer Burns”氏の発掘による大元マスター起こしの新発掘録音。記録の少なかった「北米#1」に、リッチ&ダイナミックな極上サウンドのフルショウが加わりました。「1984年4月3日シアトル公演」の絶品オーディエンス録音。著名コレクター“Lucifer Burns”氏が発掘した大元マスター起こしによるリッチ&ダイナミックなサウンドが素晴らしい。公式『9012LIVE』では聴けない曲も美味しい再ブレイクのフルショウを現場体験できます。Center Coliseum, Seattle, WA, USA 3rd April 1984Disc:1 (68:43) 1. Cinema 2. Leave It 3. Yours is no Disgrace 4. Hold On 5. Hearts 6. I've Seen All Good People 7. Kaye & Rabin Solos 8. Changes 9. And You and I 10. Soon Disc:2 (57:34) 1. Make it Easy / Owner of a Lonely Heart 2. It Can Happen 3. Long Distance Runaround 4. Whitefish / Amazing Grace 5. City of Love 6. Starship Trooper 7. Roundabout Jon Anderson - Vocals Trevor Rabin - Guitars Chris Squire - Bass Tony Kaye - Keyboards Alan White - Drums





























