新型コロナ禍を乗り越え、再始動を果たした帝王アリス・クーパー。その最新ショウを最前列体験できる超絶映像が登場です!そんな本作が撮影されたのは「2021年10月22日テューペロ公演」。その超絶景オーディエンス・ショットです。本作最大のポイントは、もう笑っちゃうほど強烈な絶景と画質とセットリストとショウ内容。これまでにご覧になった中で一番凄かったオーディエンス・ショットをちょっと思い出してみてください。アリスに限る必要はありません。ありとあらゆるバンド/アーティストのどれでも結構です。思い出されましたか? 恐らく本作は、その2ランクくらい上の超絶映像です。いきなりメーター上がりきってワケの分からない事を書き散らして申し訳ありません。少し頭を冷やしまして、イチからご説明致します。まずは、ショウのポジションから。2021年《2月26日『DETROIT STORIES』発売》・4月24日+6月29日+9月3日:イベント出演・9月17日ー10月23日:北米#1(27公演)←★ココ★ 2022年 ・1月27日ー2月9日:北米#2(11公演)・5月23日ー6月1日:英国(6公演)・6月4日ー29日:欧州(12公演) これが現在までに公表されているスケジュール。現在、北米のロックシーンは世界に先駆けて復活を果たしているわけですが、帝王アリスも新作『DETROIT STORIES』を狼煙に再起動。エース・フレーリーをゲストに迎えたツアーを開始居ました。今年のツアーは「北米#1」だけですが、来年にはさらなる全米ツアー/欧州ツーも計画されています。本作のテューペロ公演は、そんな「北米#1」の最終盤26公演目にあたるコンサートでした。【見どころが目の前に寄ってくる、究極の特等席】そんなショウで記録された本作は…………凄い。凄すぎるッ。まずポジションからして強烈。「ステージ真っ正面の最前列」なのです。距離的にカメラピットと同じですし、当然他の観客の姿は一切映らない「会場全席の中で一番アリスが目の前」な席なのです。そして帝王と絡むためにメンバーも近づいて来ますし、さまざまな仕掛けも目の前で行われる。弦楽器隊のフォーメーションも、4人の中央が定規で測ったように真ん前という……。見どころも、仕掛けも、勝手に近寄ってきてくれる超・特等席なのです。さらに、その究極シートからのカメラワークも素晴らしい。当然ほとんどのシーンでアリスを画面ド真ん中に捉えて続けているわけですが、そこから果敢なズームを……しない。これが最高に良いのです。右のキャプチャ画像をご覧のお通り、ズームに必要がない(ズームしたところで歯並びが画面からハミ出すのがオチ?)わけですが、それ以上なのが「体験感」。人間の視界にはズーム機能などあるはずもなく、普通ライヴでは観たい方向を向くだけ。つまり、本作は「会場で一番良い席」体験を独り占めできるのです。【80年代の美味しいメタル曲が大復活!】そして、超・特等席から体験できる最新ステージがまた、超オイシイ! 最近はグレイテスト・ヒッツだけでなく、レアな復活曲がお楽しみになっていますが、2021年はレア曲増量で攻めてきたのです。早速、最新セットを整理してみましょう。70年代クラシックス(11曲+α)・バンド時代:I'm Eighteen/Under My Wheels/Dead Babies/My Stars/School's Out/No More Mr. Nice Guy/Billion Dollar Babies/I Love The Dead・悪夢へようこそ:Devil's Food/Black Widow (Jam)/Steven/Escape 80年代/90年代(7曲) ・MCA時代:He's Back (The Man Behind the Mask)/Teenage Frankenstein/Roses On White Lace・EPIC時代:Bed Of Nails/Poison/Feed My Frankenstein/Hey Stoopid それ以降(3曲)・パラノーマル:Fallen In Love・デトロイト・ストーリーズ:Go Man Go/Rock & Roll ……と、このようになっています。新曲「Go Man Go」「Rock & Roll」もレアですが、注目は80年代ナンバー。実のところ、現在のツアーはコロナ禍以前の2019年から引き継いでいるのですが、「Teenage Frankenstein」は18年ぶりの復活でしたし、ヒット曲「Bed Of Nails」も23年ぶり。「Roses On White Lace」に至っては、80年代当時から31年ぶりに大復活ですし、『13日の金曜日』に提供された「He's Back (The Man Behind the Mask)」は、MCA時代にはやっていなかったというレアぶりです。しかも、ただ珍しい曲やっているわけではなく、ちゃんと曲に合わせた演出もばっちり。「Roses On White Lace」では血まみれの花嫁と絡みますし、ケッサクなのが「He's Back (The Man Behind the Mask)」。会場から選ばれたファンがステージに上がり、彼女だかスタッフだかと記念撮影をしはじめる。さすが帝王、こんな大盤振る舞いのファンサービス見たことない……かと思いきや、セットの奥からジェイソン・ボーヒーズが倒叙! はしゃいでいたファンをぶっ殺してしまうのです。もちろん、巨大な怪物や赤ん坊、カネのバラ巻き、拘束着、そしてギロチン等々……定番の仕掛けもしっかり超間近で楽しめる。トドメは「School's Out」でして、ツアーのゲストであるエース・フレーリーが登場。記念共演のグータッチまで目の前なのです!ライヴのベスト席は好みによって十人十色ですが、「ド真ん中の最前列」は万人が一度は憧れる究極の特等席でしょう。本作は、そのポジションから仕掛けだらけの「ショックロック・ショー」をフル体験できるのです。マルチカメラでもなければ、ズームもしない。それが必要ないほどの超・特等席であり、シンプルだからこそ絶大な体験感。幾多のアーティストの無数のオーディエンス・ショットを扱ってきましたが、もしかしたら本作がオールタイムNo.1かも知れません。「まるでプロショット」ではなく、プロショットでは絶対に不可能な「体験映像」の超傑作です。アリスの露悪趣味が苦手な方にまでお薦めしませんが、それ以外の全人類に体験していただきたい絶対作。これぞ、ショックロック!「2021年10月22日テューペロ公演」の超絶オーディエンス・ショット。「ステージ中央・最前席」から撮影されており、アリスも数々の仕掛けもすぐ目の前。見どころがわざわざ寄ってくるという超・特等席ショットです。「Bed Of Nails」や「Teenage Frankenstein」「Roses On White Lace」など、レアな80年代ナンバーも美味しく、「He's Back」では映画『13日の金曜日』のジェイソンが観客をぶっ殺す演出も楽しい。ラストにはエース・フレーリーもゲスト共演。「まるでプロショット」ではなく、プロショットでは絶対に不可能な「究極の特等席体験」を味わえる絶対映像です。 BancorpSouth Arena, Tupelo, MS, USA 22nd October 2021 AMAZING SHOT!!!!!! 1. Intro 2. Feed My Frankenstein 3. No More Mr. Nice Guy 4. Bed Of Nails 5. Hey Stoopid 6. Fallen In Love 7. Go Man Go 8. Under My Wheels 9. He's Back (The Man Behind the Mask) 10. Rock & Roll 11. I'm Eighteen 12. Poison 13. Billion Dollar Babies 14. Guitar Solo 15. Roses On White Lace 16. My Stars 17. Devil's Food 18. Black Widow Jam 19. Steven 20. Dead Babies 21. I Love The Dead 22. Escape 23. Teenage Frankenstein 24. School's Out (incl. Another Brick In The Wall Part 2) (with Ace Frehley)* COLOUR NTSC Approx.96min. Alice Cooper - Lead Vocals Ryan Roxie - Guitar, Backing Vocals Tommy Henriksen - Guitar, Backing Vocals Nita Strauss - Guitar, Backing Vocals Chuck Garric - Bass, Backing Vocals Glen Sobel - Drums Ace Frehley - Guitar *