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Bob Dylan ボブ・ディラン/Canada 2004

2004年と言えば、多くのマニアにとっては「最近」なイメージと映ることでしょう。さらに言うと、ディランがいよいよギターを弾かなくなってキーボード主体なライブ・サウンドへと変化し、ロック的なワイルドさが薄れてしまった時期。一般的な2004年ディランのライブ・イメージはそんなところかと思われます。しかしマニアは知っている。2004年のディランは飛び抜けたロックなサウンドでツアーを始めていたことを。この年最初のツアーは2月末から4月中旬までアメリカを回る行程で幕を開けました。ところがその会場はどれもクラブ・クラスの小さな会場ばかり。それまでにもディランはツアーの合間にクラブ・ギグを行うことはあったものの、ここまで徹底してクラブを回るツアーを行ったことが画期的でした。さらにこの時期、マニアの間で話題となったのは当時在籍していたギタリスト、フレディ・コエラのギター・プレイ。彼は2003年になってディランバンドに加入。当初は無難なプレイに終始していたのですが、秋のヨーロッパ・ツアーから突如ブレイク、武骨なリード・ギターで観客を沸かせるようになりました。ここでのプレイはキーボードに専心するディランの代わりに、コエラがディラン風リード・ギターを弾くようになったのでは?と思えるような武骨で一種、異様なワイルドさを持ったプレイと化していたのです。2004年最初のツアーになるとコエラのプレイはいよいよ凄まじいレベルへと昇格。テクニックを兼ね備えながらも武骨なプレイは大きな話題を呼んだのです。当然ながらバンド全体のサウンドも彼にひっぱられる形で激しいロック・サウンドへと豹変。このツアーがマニアの間で伝説化されるもう一つの要素、それはドラマーを二人雇った特異なバンド展開が挙げられます。つまり、ドラマーが二人いてもツイン・ドラムではなく、どちらかがドラム・キットに座った場合は片方がパーカッションを担当するという交代制。ドラマーの一人は2002年に加入して現在に至るまでディランバンド、ドラマーの座を不動のものとしているジョージ・リセリー。問題はもう一人のドラマー。元リトル・フィートで今は亡きリッチー・ヘイワードを雇い入れていたのです。何と贅沢なドラマー選択でしょうか。特異なプレイを聴かせるギタリストにドラマーが入れ替わる構成。これによって見事に激しいロックなサウンドがアメリカのクラブで連日繰り広げられていたのが2004年最初のツアー。もちろん彼を支える演奏がまた最高にワイルドで、中でも「Stuck Inside Of Mobile With The Memphis Blues Again」において、ディランと対決するかごとく強烈なリード・ギターをコエラが炸裂させています。このツアーの終了と同時にフレディ・コエラが脱退してしまったので、なおさらこの時期の異様でハードな映像は今なお色褪せないもの。2004年にクラブでロックしていたディランとバンド、幻の時期の集大成!Drifter's Escape It's All Over Now, Baby Blue Tweedle Dee & Tweedle Dum Just Like a Woman Things Have Changed Highway 61 Revisited Ballad of a Thin Man Stuck Inside of Mobile With the Memphis Blues Again Floater (Too Much to Ask) Most Likely You Go Your Way and I'll Go Mine Make You Feel My Love Honest With Me Girl From the North Country (Acoustic) Summer Days Can't in the Well Like a Rolling Stone All Along the Watchtower

Bob Dylan ボブ・ディラン/Canada 2004

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