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Rolling Stones ローリング・ストーンズ/2006年 来日特番 Japanese TV Specials 2006

3年ぶり5度目のストーンズ来訪に沸いていた2006年の日本。その熱量を伝えてくれる日本特番が登場です。そんな本作に収められているのは、“A BIGGER BANG Japan Tour”にまつわる日本放送。「長尺特番×2種/ミニ特集×5種」で合計2時間6分に及ぶプロショット集です。当店ではコアな記録マニアによる極上マスターで数々の音楽番組をアーカイヴしておりますが、本作はその最新弾。超美麗な映像クオリティをDVD2枚に封じ込めました。そんな本作は大きく3つのセクションで構成されています。早速、それぞれ個別にご紹介していきましょう。【DISC 1:来日直前のA TO Z特集】本作に収められた長尺特集2種はどちらも某衛星放送局の音楽番組“THE BEATFILE”。DISC 1には、来日直前に放送されたストーンズ特集が収録されています。この番組の主旨は、日本放送にありがちな「A TO Z」物。「A」なら「Angie」のPVを流し、「B」ならアルバム『BEGGARS BANQUET』『BLACK AND BLUE』を解説し……と、AからZまでのキーワードを紹介していくものです。キーワードは関係する人物やバンドなど多岐に渡るわけですが、一番多いのは曲名。音楽番組らしく、名曲のPVをたっぷり10曲分楽しませてくれます。もちろん見どころはPVだけではなく、実は構成の雑さも面白かったりする。PVは下記の曲目をご参考頂くとして、ここではそれ以外のキーワードを整理してみましょう。アルバム(6枚)・ア・ビガー・バン/ベガーズ・バンケット/ブラック・アンド・ブルー/メイン・ストリートのならず者/レット・イット・ブリード/ヴードゥー・ラウンジ 人物(18人)・チャック・ベリー/マイケル・クーパー/ジェリー・ホール/パティ・ハンセン/ミック・ジャガー/ブライアン・ジョーンズ/ボビー・キーズ/アレクシス・コーナー/アンドリュー・ルーグ・オールダム/アニタ・パレンバーグ/キース・リチャーズ/ミック・テイラー/アンディ・ウォーホル/マディ・ウォーターズ/チャーリー・ワッツ/ロニー・ウッド/ビル・ワイマン/カズヒデ・ヤマザキ その他キーワード・デッカ・レコード/THE FACES/ギミー・シェルター(映画)/グリマー・ツインズ/HELL'S ANGELS/ハイド・パーク・コンサート/ケリー・ザ・ギャング(映画)/パフォーマンス/青春の罠(映画)/QUINTET/X-PENSIVE WINOS/ZZ TOP ……と、このようになっています。アルバムが6枚というのは物足りないものの、それ以外のキーワードはわりと充実。直接音楽に関わった人達はもちろん、長い歴史を彩ってきた女性達やチャック・ベリー、マディ・ウォーターズといった先人も登場します(さすがにZZ TOPは「Z」項の穴埋め感も否めませんが)。【DISC 2(メイン)初日前日のリスペクト番組】代わってのDISC 2のメインも“THE BEATFILE”。こちらの放送日は「2006年3月21日」で、ジャパン・ツアーが始まる初日の前日でした。こちらの内容は、ストーンズを愛する日本人ミュージシャンのコメント集。当時は来日に合わせたトリビュート・アルバム『RESPECT THE STONES』がリリースされていましたが、その参加アーティストがストーンズ愛を語るのです。そのラインナップを列挙するのは避けますが、おおよそ80年代/90年代に活躍した世代。2023年現在で還暦を迎えるくらいのミュージシャン達です。各人とも質問はほぼ固定でして「ストーンズとの出会い」「彼らの魅力」「来日に際して」「好きなPV」。最後に曲名を挙げ、PVを流す……という構成です。こちらも主役は名曲のPV群なのですが、ミュージシャン達のコメントも面白い。ほとんどの人はふわっと取り留めがないものの、終盤になるほど面白くなる。例えば、濱○成夫氏は「俺にとってはヒーロー。仮面ライダーは(現実には)いなかったけど、ストーンズは本当にいた」と詩人らしく憧れを語り、日本が誇るブルースマンである永井”ホ○ケ”隆氏は「ストーンズとB.B.キングが今もやっているのが心の支え」と時代感を滲ませる。そして、胸に迫るのが最後に登場する故鮎川誠氏。実際にミックやキース本人と交流があった方ですし、その出会いの現場を熱くリアルに語っているのです。【DISC 2(ボーナス)来日中の大傑作ミニ特集】そんなDISC 2の最後には、来日中に放送された多彩なミニ特集をボーナス収録しています。5種で約15分ほどなのですが、実はこのパートが一番「濃ゆい」かも知れません。空港到着シーンを多用したジャパン・ツアーCMも時代感たっぷりですが、その後に登場するのはリアルタイム感の塊、朝ワイド。初日「3月22日公演」を速報するミニコーナーでして、細切れながら当日のプロショットも流してくれます。中でも面白いのがミックの日本語MCについて触れるパート。実は、初日公演の2日前にWBCで王ジャパンが優勝。ミックが「日本優勝オメデトウ。10対6、凄イナ」と言った!が大ニュース扱いになっているのです。さらにトドメなのが某放送協会の名物番組“ポップジャムDX”のミニ特集。ジャパン・ツアーの裏側を垣間見せてくれる特番で、現在で言うところの『仕事の流儀』っぽい語り口が新鮮で、全プログラムの中でも明らかに異質、まさに次元の違う、高い美学が貫かれた現場の空気を伝えてくれるのです。以上、2時間6分に及ぶタイムマシン映像集です。日本にとってストーンズ来日は一種の「事件」であり、ステージ上だけの現象ではありません。一般層まで巻き込み、一国の気温まで変えてしまいそうな熱気が吹き出すのです。当店では、様々な記録でその熱量をアーカイヴしてきましたが、本作はその“A BIGGER BANG Tour”版なのです。日本でしかあり得ないストーンズ特番を記録マニアによる超極上マスターでDVD化した2枚組。2006年の来日にまつわる日本放送プロショット集。“THE BEATFILE”のストーンズ特番2種と来日中のミニ特集5種を収録しており、記録マニアによるクオリティは超極上。数々のPVを軸としつつ、ストーンズ豆知識を集めた「A to Z」や日本人ミュージシャンのインタビュー、来日中の朝ワイド番組、関係者による裏舞台等々、多彩な切り口の特番を2時間6分に渡って楽しめるタイムマシン映像作です。Disc 1 THE BEATFILE The Rolling Stones A to Z Broadcast Date: 14th March 2006 1. Intro 2. A: A Bigger Bang / Angie (PV) 3. B: Beggars Banquet / Chuck Berry / Black And Blue 4. C: Come On / Michael Cooper / Crazy Mama (PV) 5. D: Decca Records 6. E: Exile On Main St. 7. F: The Faces / Marianne Faithfull / Fool To Cry (PV) 8. G: Gimme Shelter / The Glimmer Twins 9. H: Jerry Hall / Patti Hansen / Hell's Angels / Hyde Park Concert 10. I: (I Can't Get No) Satisfaction / It's Only Rock 'n Roll (But I Like It) (PV) 11. J: Mick Jagger / Biran Jones 12. K: Bobby Keys / Alexis Korner 13. L: Let It Bleed 14. M: Miss You (PV) 15. N: Ned Kelly 16. O: Andrew Loog Oldham / One Hit (To The Body) (PV) 17. P: Anita Pallenberg / Performance 18. Q: Quintet (Charlie Watts) 19. R: Keith Richards 20. S: Start Me Up (PV) 21. T: Mick Taylor 22. U: Undercover Of The Night (PV) 23. V: Voodoo Lounge 24. W: Waiting On A Friend (PV) / Andy Warhol / Muddy Waters / Charlie Watts / Ronnie Wood/ Bill Wyman 25. X: X-Pensive Winos 26. Y: Kazuhide Yamazaki 27. Z: ZZ Top 28. Rain Fall Down (PV) 29. End Credit Disc 2 THE BEATFILE Respct The Stones Broadcat Date: 21st March 2006 1. Intro★日本ツアー前日 司会者も気合が入っています。 2. Interview 1 3. Hey Negrita 4. Interview 2 5. Anybody Seen My Baby 6. Interview 3 7. Far Away Eyes 8. Interview 4 9. Mixed Emotions 10. Intro / Harlem Shuffle 11. Interview 5 12. Respectable 13. Interview 6 14. She Was Hot 15. Interview 7 16. Shattered 17. Interview 18. You Got Me Rocking 19. End Credit Japan Tour TV Specials 20. CM for Japan Tour 2006 21. Mezamashi TV 1 22. Mezamashi TV 2 23. Mezamashi TV 3 24. POPJAM DELUXE PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.126min.(TOTAL)

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