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Don McLean ドン・マクリーン/アメリカン・パイ Song to Soul American Pie Jewel Version

これまでリリースされてきた『SONG TO SOUL』シリーズですが、本人が出演した回は一貫して「神回」となる傾向があります。ドン・マクリーンと彼の名曲「American Pie」に関するエピソードも正に神回の一つでした。日本では「American Pie」の印象が強すぎて1970年代の一発屋といった印象の強いマクリーンですが、海外では十分にビッグネームで、彼の「And I Love You So」などはエルヴィス・プレスリーからリック・アストリーといった幅広いアーティストにカバーされています。そして何と言ってもマクリーン本人が番組に登場してくれたことで極めて充実した回となったのでした。この回の充実ぶりは序盤から炸裂。まず何と言ってもロバータ・フラックの「Killing Me Softly」がマクリーンをモデルにした曲であったという事実がナレーターによって打ち明けられる。それほど彼の歌声が魅力的であったということを物語るエピソードの一つだったのです。そこから本題「American Pie」について本人だけでなくさまざまな識者が登場して歌詞に関しての考察が行われ、ビートルズやローリング・ストーンズまで登場する歌詞の深さが明らかに。「音楽が死んだ日」という有名な一節から、とかくバディ・ホリーが亡くなった時のことを歌ったのだと捉えられがちな同曲ですが、むしろ1950年代から60年代にかけてのアメリカの音楽史を振り返った歌であったように思えます。マクリーン自身もホリーのことだけでなく、自分が思いつくままに歌詞のイメージを膨らませたものだと語っており、その複雑な歌詞とは裏腹に親しみやすい曲調が大ヒットへとつながったのではないでしょうか。何よりインタビューに応えるマクリーンが終始謙虚な姿勢で質問に答えており、ビッグネームに溺れることも、あるいは一発屋として虚勢をはることもなく、むしろ「American Pie」を誇りに思っている様子が伝わってきます。そして極めつけは本人からの「もっとビッグになれたのに…と人には言われるけど、私は今こうして手にしているものだけでも十分に恵まれている」という言葉が聞けるだけでもいかに素晴らしい回であったのかを実感してもらえることかと。後にマドンナもカバーした(その事も番組の中で触れられます)懐かしの名曲「American Pie」を掘り下げた『SONG TO SOUL』らしい名エピソードの一つ。何よりドン・マクリーン本人の出演で俄然充実した神回を最高画質&完璧音質にて秋の夜長にじっくりとお楽しみください。Featuring exclusive interviews with Don Mclean & Michael Lydon 1. Programme Intro 2. Segment 1 3. Segment 2 4. Segment 3 5. Segment 4 PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.46min.

Don McLean ドン・マクリーン/アメリカン・パイ Song to Soul American Pie Jewel Version

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