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Jackson Browne David Lindley ジャクソン・ブラウン デヴィッド・リンドレー/MD,USA 1978

ジャクソン・ブラウン1978年ツアーの様子を捉えた定番映像として親しまれてきた、8月20日のコロンビア公演を捉えたBBC『JACKSON BROWN IN CONCERT』。彼のライブキャリアにおける最初の頂点とも呼べるツアーの様子を捉えた映像としても価値は計り知れない。そんな重要映像であった割りに近年は見過ごされており、現在YouTube上で見られるのは圧縮率が高い劣化バージョンかつ分割アップロードされた見づらいものばかり。そんな定番映像の不遇な状況に喝を入れるべく登場したのは当時のリアタイ放送を録画したVHSマスターのバージョン。流石にYouTube上に溢れる圧縮されまくりバージョンとは異次元の見やすさが際立ちます。もちろん70年代のVHS録画ですので現在の放送レベルには及ばないものの、むしろ70年代のビデオ映像らしい質感も自然で良き。その放送に際して一時間を切る長さにまとめられた(当時ライブを完全に放送するテレビ番組はありえませんでした)せいで完全収録から程遠い内容となってしまった点は惜しまれますが、それでも『RUNNING ON EMPTY』の大ヒットと共に敢行された絶頂ツアーからプロショット映像が残されたというのは大きい。しかもBBC放送らしくカメラアングルが非常に練られており、ジャクソン以下ステージ上の各プレイヤーの姿を見事なカメラワークで捉えてくれているから見飽きません。中でもデヴィッド・リンドレーに至ってはオープニングとエンディングで「featuring David Lindley」と言うテロップが現れるほど絶大な存在感を放っており、十八番のスライドだけでなくストラトを下げて普通にリードギターを弾く、さらに「Cocaine」ではジャクソンの横でバイオリンを弓だけでなくピチカートで鳴らすといった大活躍。それに何と言ってもフィナーレ「Stay」おける、あのなめらかボイスで歌い上げる(しかもコミカルな身振り手振りを交えながら)リンドレーの様子もBBCはばっちり捉えてくれている。何よりリンドレーと演奏するジャクソンが本当に楽しそうで、やはり彼にとって最高の相棒であったことを思い知らされます「Running On Empty」ではリンドレーとジャクソンによる文字通り白熱のスライド・バトルが繰り広げられた様子が見られるのも圧巻。これもまた78年ツアーならではの光景でしょう。さらにバックコーラスには懐かしのローズマリー・バトラーの姿も捉えられており、彼女もライブ全編に渡って大活躍。極めつけは78年ツアー・バンドにおけるリンドレーと二枚看板といっても過言でないドラマー、ジム・ゴードンの姿が随所で見られる点もマニアには大きな魅力かと。70年代後半の彼の姿を捉えた映像と言う価値は高い。このように一時間足らずの中に78年ツアーの魅力が見事に凝縮された最高のプロショット映像のアッパー版が遂に姿を現しました。言うまでもなく音声はサウンドボード!Merriweather Post Pavilion, Columbia, Maryland, USA 20th August 1978 PRO-SHOT Broadcast by BBC Autumn 1978 1. The Fuse 2. Here Come Those Tears Again 3. Rock Me On The Water 4. Cocaine 5. Rosie 6. Doctor My Eyes 7. These Days 8. Running On Empty 9. Love Needs A Heart 10. Nothing But Time 11. The Load Out/Stay Jackson Browne - Guitar, Piano, Vocals David Lindley - Guitar, Violin, Vocals Craig Doerge - Keyboards Bob Glaub - Bass Jim Gordon - Drums Rosemary Butler - Vocals Doug Haywood - Vocals PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.56min.

Jackson Browne David Lindley ジャクソン・ブラウン デヴィッド・リンドレー/MD,USA 1978

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