昨年、9年ぶりの単独来日を果たしたスティーヴ・ヴァイ。そのフルショウを究極体験できる超絶映像が登場です。そんな本作が撮影されたのは「2023年10月17日:豊洲PIT」公演。その最前列から撮影された超極上オーディエンス・ショットです。当店では久々の来日公演を傑作タイトル『INVIOLATE IN OSAKA 2023』『INVIOLATE IN TOKYO 2023』でレポートしておりますが、本作はそれらとは異なる最新作。しかも時季外れだろうが何だろうがご紹介するしかない、超絶の1作なのです。その気になるクオリティの前に、まずは前2作とも併せ、2023年来日の当店コレクションを整理してみましょう。Zepp Namba公演(10月16日)・録音&映像『INVIOLATE IN OSAKA 2023(セット3枚組)』豊洲PIT(10月17日)・録音『INVIOLATE IN TOKYO 2023(2枚組)』・映像 ←★本作★ 以上の全2公演・3タイトル。大阪は映像&録音の3枚組セットだったわけですが、東京はフル録音のみのリリースでした。本作は、これまでにリリースしていてない「東京の映像篇」というわけです。これだけですとコレクションの穴を埋めるタイトルのように思われてしまうかも知れませんが、とんでもない! 本作こそ、今回来日の……いや、“INVIOLATE Tour”の全世界最高傑作となる1枚なのです!!! まず何より強烈なのは、撮影ポジション。なんと「最前列ド真ん中」。上記の『INVIOLATE IN OSAKA 2023』の映像篇も最前列ショットでしたが、左右は若干左寄り。ヴァイとベースのフィリップ・バイノーの中間くらいでした。それに対して、本作は定規で測ったようにド真ん中。ヴァイと面と向かって睨み合うような真っ正面なのです。まさに会場で1つだけの究極特等席なわけですが、さらに音声まで極上だから恐れ入る。大阪映像はダイレクト感こそバツグンだったものの、逆にPAが近すぎたのかリミッターが効いたような詰まり感があり、言わばパッツンパッツンなサウンド。同梱のオリジナル録音が極上なために問題にはならなかったものの、単独の映像作には向かないサウンドでもあったのです。ところが本作はド密着なダイレクト感だけでなく、艶やかで美麗。カメラの付属マイクなのか、あるいは別録音をシンクロさせているのかは定かではありませんが、とにかくゼロ距離な上に自然な鳴りも美しい。目の前で鳴るヴァイのギターが優しくささやきかけてくるような幻想感と没入感を存分に味わえるのです。まさに究極シートから体験できるのは、絶賛を集めた最新“INVIOLATE Tour”の世界。本稿に目を留められた方ならすでにセットもご存知とは思いますが、本作は未来永劫、語り継がれるべき“INVIOLATE Tour”の最高傑作。記録のためにも再掲しておきましょう。インヴァイオレット(6曲)・Avalancha/Little Pretty/Candlepower/Greenish Blues/Teeth Of The Hydra/Zeus In Chains その他(10曲)・パッション・アンド・ウォーフェア:Liberty/For The Love Of God・エイリアン・ラヴ・シークレッツ:Tender Surrender/Bad Horsie・アライヴ・イン・ウルトラワールド:Giant Balls Of Gold/Whispering A Prayer・その他:Lights Are On/Building The Church/I'm Becoming/Fire Garden Suite IV: Taurus Bulba 公開後すぐに削除されてしまった幻映像でもあるのですが、その内容も究極でした。ライヴのベスト・シートは好みによって異なるものですが、「最前列・ド真ん中」は誰もが一度は体験してみたい超・特等席。本作は、そんな唯一無二の究極席からフルショウを本生100%体験できる映像作品なのです。マルチカメラ編集も当たり前になってきた昨今では、作品的な作り込みよりも「通しの体験感」や「偶然の良席」が珍重されるようになっており、その意味でも「これ以上は存在し得ない」という次元の奇跡映像。「2023年10月17日:豊洲PIT」公演の超絶級オーディエンス・ショット。なんと「最前列ド真ん中」から撮影されており、ヴァイと面と向かって睨み合うような真っ正面からフルショウを体験できる。しかも、音声もド密着なダイレクト感だけでなく、艶やかで美麗な極上サウンド。今回来日の……いや、“INVIOLATE Tour”の全世界最高傑作となる究極の絶対映像です。Toyosu PIT, Tokyo, Japan 17th October 2023 AMAZING SHOT!!!★究極の絶対映像 1. Intro 2. Avalancha 3. Giant Balls Of Gold 4. Little Pretty 5. Tender Surrender 6. Lights Are On 7. Dante And Steve Guitar Battle 8. Bass Solo 9. Lights Are On(Reprise) 10. Candlepower 11. Dante Guitar Solo 12. Building The Church 13. MC 14. Greenish Blues 15. Bad Horsie 16. I'm Becoming 17. Whispering A Prayer 18. Jeremy Drum Solo 19. Teeth Of The Hydra 20. Zeus In Chains 21. Liberty 22. For The Love Of God 23. Fire Garden Suite Iv - Taurus Bulba 24. Outro Steve Vai - guitar Dante Frisiello - guitar, keyboards Philip Bynoe - bass Jeremy Colson - drums COLOUR NTSC Approx.135min.