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James Taylor ジェームス・テイラー/Netherlands 2009 Upgrade

先日エルヴィス・コステロの『NORTH SEA JAZZ FESTIVAL 2007』全長版映像を公開して話題を呼んだ同フェスティバルの公式アカウントが今度はジェームス・テイラー2009年の同フェス出演時の映像を公開。実のところこちらの映像は既に四年前に一度リリース済でして、画質自体はその時点でも素晴らしかったものの今回は最新のHD公開ということで、それをも上回る究極のクオリティを誇ります。それだけではありません、四年前のバージョンはオランダ公共放送局公共放送局NPSが再放送したもので、同曲のロゴとさらに放送番組であった「CULTURA 24」のロゴまで入ってしまっていたのですが、今回はそうした余計なロゴも皆無。あらゆる意味で決定版と呼ぶに相応しいバージョンなのです。つい最近というイメージが強い2009年も今や15年の歳月が経過。ここで見られるJTの姿は流石に先日の来日公演の彼と比べても若々しい。その一方で来日公演にも使われていたJTライブ特有の「セトリ板」が既にこの時点で使われている様子も捉えられているのには微笑ましいものがあります。当時のJTは文字通りのカバー・アルバム『COVERS』の大ヒット(アメリカで4位)のモードにあった時期ですので、実際ここでも同アルバムからグレン・キャンベルのカバー「Wichita Lineman」が演奏されていてこの時期らしさを覗かせてくれています。さらにこのライブ映像の面白いところは、序盤から客席の様子がクローズアップで捉えられているという編集。そこに映し出される観客はライブ序盤からJTの優しい歌声を前に感極まっているファンが何人も映し出されるという始末。やらせでもなんでもなくJTの歌声に感動するロッテルダムの観客たちの姿を捉えているのは掛け値なしにナイス編集だと言えるでしょう。それ故にライブの早い段階から「You've Got A Friend」を求める声も飛び交いますが、そんな煽りもJTは余裕でかわしてみせるから流石。そしてドラムはここでもスティーブ・ガッドが務めており、この前の来日公演のステージ構成やサウンドの基礎が既に2009年の時点で出来上がっていたということを教えてくれる意味でも非常に素晴らしいライブ映像だと言えるでしょう。しかし何と言っても画質や余計なテロップのない映像の状態が素晴らしすぎる。既に定番映像の名をほしいままにしていた2009年のフェス出演の2024年だからこそ実現できた最強バージョン!Ahoy, Rotterdam, Netherlands 11th July 2009 PRO-SHOT UPGRADE!! 1. Something In The Way She Moves 2. Country Road 3. Whiskey Before Breakfast 4. (I've Got to) Stop Thinkin' 'Bout That 5. Wichita Lineman 6. Everyday 7. Carolina In My Mind 8. Mexico 9. Sweet Baby James 10. Fire And Rain 11. Up On The Roof 12. Steamroller 13. Shed a Little Light 14. You've Got A Friend 15. Shower The People 16. Your Smiling Face James Taylor - vocals, guitar Andrea Zonn - vocals, fiddle Michael Landau - guitar Larry Goldings - piano Jimmy Johnson - bass Steve Gadd - drums Caroline Taylor, Kate Markowitz, Arnold McCuller - vocals PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.75min.

James Taylor ジェームス・テイラー/Netherlands 2009 Upgrade

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