オアシス界隈、いやロック界全体を揺るがす必見ライブ映像が完全無欠のデュアル・レイヤー・DVDとしてリリースされます。構想から製作まで約1年をかけた一大プロジェクト!ネットソースやトレーダーソースでもない、ここでしか見られないまさに究極のライブ映像です!オアシスが1997年に生み出した頂点的名演のベストバージョンCD『DEFINITIVE G-MEX 1997: 2024 REMASTER & REMIX』リリースの衝撃の記憶もまだ新しいところですが(爆発的大ヒット中! )、1997年G-MEXと言えば、当日の模様がテレビでも放送され、これがまた定番中の定番となっている。ところが皮肉なことに、1997年全盛期のオアシスを代表するライブ映像でありながら、これまでまともなDVDがほとんどリリースされたことがない…それどころか何かしら問題を抱えたモノばかりでした。代表的な既発リリースDVDといえば、まずは欧州系a GoodFellas PRODUCTIONレーベルの『GOOD EVENING TOWN』ですが、「画質がザラついている」「トリミングされている&縦に伸びていて画角がおかしい」「CMによる曲間映像の欠落を何も補完していない」「音声をほとんど修正してないのでBe Here NowやSome Might Say等における音飛びがそのまま」「音と映像がズレる」「そもそも2024年現在入手困難」といった様々な問題がありました。続いてBayswaterレーベルからも『BAGLIM THE FILM』がリリースされていますが、「ディスク2枚に分割したことでライブの一貫性のある没入感が失われている」「ノイズリダクションのかけすぎで映像のディテールが失われてのっぺりした質感になってしまっている」「コントラスト調整をいじり過ぎて白飛びしており、結果的に画質が大幅に劣化している」「画面の右側が少し欠けている」「その欠けを補完しようとしたのか画面を左右に引き伸ばしたことで映像自体が横に伸びてしまっており、こちらも画角がおかしい」「CMによる曲間映像の欠落を他シーンの会場の引きのショットで埋めるフェイク編集がなされている」「画面上に独自の巨大なウォーターマークが常時表示されており、視聴上鬱陶しい」といった多くの欠点を抱えていました。そうなると『DEFINITIVE G-MEX 1997: 2024 REMASTER & REMIX』で同日のラジオ放送のベストバージョンをリリースしてみせた流れの中で、映像の方のベスト・バージョンをリリースするのは必然と言え、マニアであればその展開に察しがついたのではないでしょうか。なお余談ですが、実は音源のリリースより遥か前の1年ほど前の時点で既にG-MEXのライブ映像のベスト・バージョン製作の構想は上がっており、偶然にもこの近しいタイミングで音源と映像両方の決定盤が出揃うことになりました。今回のリリースに際しても最高の料理に対して最高の素材を用意いたしましたが、その素材の特上っぷりと言う点ではこれまで続いてきたオアシス・リリースの中でも頂点と呼べるレベル。 今まで本映像に関しては本国イギリスやアメリカのMTVからの放送をVHSにて録画したバージョンを元にしていた場合がほとんどでしたが、今回のリリースに際してはライブの翌年1998年にドイツのMTVで放送されたバージョンを掛け値なしの極上クオリティで録画してくれたVHSが独自に提供されたのです。この画質が正にマスター・クオリティと呼ぶに相応しいもので、あまりの違いに目から鱗な状態なること間違いなし。画像のクリアーさときたら…まるで異次元。発色も解像度も素晴らしく高く白飛びも全くない。今まで見られたものはいったい何だったのか?今までのアイテムは何だったのか?1998年の放送なのだから、本来ならこれくらいのシャープさが当たり前なのですが、過去のアイテムの画質があまりにも粗かった。そんな驚愕クオリティな映像に、前述した圧倒的な時間をかけて、文字通り緻密なレストア&リマスター作業をさらに敢行!まず映像面では大まかに以下のアップグレードを実施しています。①ライブ本編のみならず「The Boys Are Back In Town」が流れる当時の番組のイントロダクションからきっちり収録。②VHS特有の色ノイズ/色滲みをフィルタ処理にて除去し画質を補正。③フレームレートに緻密な補間処理を行い、変換時の映像のカクつき問題が解決。④既発盤ではズレていた音声タイミングもミリ秒単位で調整して完全シンクロ。⑤UK放送版とドイツ放送版では欠落がある箇所(D’ You Know What I Mean?後、Wonderwall後、Fade In-Out後、Acquiesce終了後において、放送当時にCMが入ったためその箇所の映像が欠落している)を、日本で放送されたハイライト版映像VHSでパッチ補填し過去最長収録。なお日本ハイライト放送版VHSは、映像が少し縦に伸びていたが、これもミリ単位で正しいアスペクト比に修正してパッチ。特に⑤のパッチは重要で、当日の放送でCMが入ってしまったことによって欠けてしまった曲間やエンドロールを、日本で当時放送されたダイジェスト版(懐かしい!)VHSからパッチしたことで最長収録を実現しています。 しかもパッチに関しては言われないと分からないほど…いや言われても解らないほどなめらかな編集にも驚きを禁じません。こうして最高画質バージョンでの収録を実現してみせたことから、さらに音声に関しても当然最新ベストたる『DEFINITIVE G-MEX 1997: 2024 REMASTER & REMIX』の音源を完全シンクロ。その作業もまた徹底したことにより、既発やYouTubeバージョンなどにあった微妙な音声と音声のズレも全て解消。その上で最高音質バージョンと来れば文句なしかと。これほどまで細部にわたって最高クオリティでの収録にこだわりましたので、収録フォーマットは単なるDVDではなく、デュアル・レイヤー方式のDVDで一切画質を落とさず封じ込めています。 既にCD版『DEFINITIVE G-MEX 1997: 2024 REMASTER & REMIX』でも実証された97年オアシス稀代の超名演ですので、そのクオリティとリリースに向けてのこだわりと作業を徹底するのは当然。実際この日のオアシスの演奏ぶりは非の打ち所がないほど素晴らしく、それを完璧な画質と音質で楽しめるという至福。「Stay Young」「All Around The World」そして「Fade In-Out」といった97年のステージしか披露されなかったレパートリー。極めつけは既にレギュラー落ち扱いだったにもかかわらず、この日に限って特別に披露された「Don't Go Away」。直前のヨーロッパやダブリンで波乱含みだったリアムもこの日はカメラの前で120%のコンディションで完璧な歌を聞かせてくれたのです。その最たる例が同曲の場面であり、何と言っても精悍なルックスのかっこよさ。一方ノエルはショーが進むにつれてギタープレイのフレーズが饒舌になり、なおかつリラックスしている印象。「Wonderwall」ではカメラに向かって余裕の仕草まで送ってくれる。そして何と言ってもゴージャスな97年だけのステージセット。こうして1997年オアシスの魅力のすべてを捉え切った超定番映像97年G-MEXがようやくの決定版かつデュアル・レイヤーDVDとして爆誕!世界中のオアシス・マニア、いえ全てのロック・ファンに送るちょっと早めなクリスマス・プレゼント!ネブワースのように公式がリリースを行わない限りこれを超える映像のリリースは想像ができません。まさにこれこそ"This is history!"と呼ぶべき歴史的リリースです!Live at G-MEX Centre, Manchester, UK 14th December 1997 PRO-SHOTTV Programme Source: MTV German TV Broadcast & MTV Japan Highlights TV Broadcast Audio Source: 2024 Remaster & Remix UPGRADE!!! 1. TV Show Introduction 2. Be Here Now 3. Stay Young 4. Stand By Me 5. Supersonic 6. Some Might Say 7. Roll With It 8. D'You Know What I Mean? 9. Don't Look Back In Anger 10. Don't Go Away 11. Wonderwall 12. Live Forever 13. It's Gettin' Better (Man!!) 14. All Around The World 15. Fade In-Out 16. Champagne Supernova 17. Cigarettes & Alcohol18. Acquiesce Liam Gallagher - vocals, tambourine Noel Gallagher - lead guitar, vocals Paul Arthurs - rhythm guitar Paul McGuigan - bass Alan White - drums Mike Rowe - keyboard (support) Paul Stacey - keyboard (support) PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx. 110min.