サイモン・マクブライドを迎えた“= 1 MORE TIME Tour”が絶賛を集めている新生DEEP PURPLE。その最新レッグを特等席体験できる極上映像が到着です。そんな本作が撮影されたのは「2024年11月1日パリ公演」。そのド迫力オーディエンス・ショットです。当店ではマクブライド加入直後から数々の傑作でリアルタイム・レポートを重ねており、先日は“= 1 MORE TIME Tour”の決定作とも言える名作プロショット『ROCK IN RIO 2024』も大好評を賜りました。公式級プロショットが出た以上はもう打ち止め……と思いきや、その後のツアーではセットも変更。本作は、そんな最新型のフルショウを満喫できる新定番なのです。そんな見どころポイントをご理解頂くためにも、まずは基礎知識。改めて快作『=1』リリース以降の歩みを振り返っておきましょう。・5月1日:シンガポール公演・6月13日ー7月18日:欧州#1a(18公演)《7月19日『=1』発売》・7月19日ー8月8日:欧州#1b(8公演)←※DRESDEN 2024・8月14日ー9月8日:北米(19公演)←※JONES BEACH 2024他・9月13日ー17日:南米(3公演)←※ROCK IN RIO 2024・10月17日ー11月10日:欧州#2(16公演)←★ココ★これが2024年のDEEP PURPLE。近年はアルバム1枚で長くツアーをするのが恒例になっている一方、現在のところ2025年の予定は発表されていない。今後の動向は不透明ながら、“= 1 MORE TIME Tour”が一区切りを迎えたのも確かです。本作のパリ公演は、その最新レッグ「欧州#2」の11公演目にあたるコンサートでした。そんな現場を真空パックした本作は、「目の前感」と「密着サウンド」が強力なド迫力ショット。ステージ直近の最前部(ロジャー・グローヴァー正面で恐らく3列目)から撮影されており、メンバー1人ひとりが美しくデカい。距離の異なる各メンバーの見どころを追っていくのでそれほど倍率は変えませんが、近寄ってきたイアン・ギランの上半身が画面から溢れ出し、ステージ反対側のマクブライドでも全身が綺麗に収まる。さらに言いますと、倍率をあまり変えない撮影技は肉眼的で、特等席の体験感もリアルに感じられるのです。そんな迫力の映像をさらに特別にするのがド密着なサウンド。前方席は音が回り込むかと思いきや、猛烈にクリアで距離感ナシ。曲間の生々しい喝采からマイク録音なのは間違いないものの、メチャクチャ鮮やかなディテールも美しいセパレート感もサウンドボード級。前述のようにこれまでも様々な名作映像をご紹介してきましたが、こと音声に関してはここまでのダイレクト・サウンドはなかった。それこそ、『ROCK IN RIO 2024』の公式級サウンドボード音声と並べて聴いても一歩も譲らない(!)のです。そんなクオリティ以上にかつてないのは、最新「欧州#2」だからこそのフルショウ。フェス用ショート・セットだった『ROCK IN RIO 2024』より長尺ですが、それだけでもない。早速、比較しながらフルセットを整理してみましょう。=1(6曲)・A Bit On The Side/Lazy Sod/Now You're Talkin'(★★)/Portable Door(★)/Bleeding Obvious/Old-Fangled Thing(★★)クラシックス(10曲)・70年代:Highway Star/Into The Fire/Lazy/When A Blind Man Cries/Space Truckin'/Smoke On The Water/Black Night・その他:Uncommon Man(★)/Anya/Hush ※注:「★」印は名作プロショット『ROCK IN RIO 2024(Shades 2088)』で観られなかった曲。特に「★★」印は「欧州#2」から演奏し始めた曲。……と、このようになっています。「Uncommon Man」や新曲「Portable Door」も美味しく、「Lazy」冒頭ではドン・エイリーがEL&Pのフレーズを爪弾いたりもします。そして、最大のポイントは新たなレパートリー「Now You're Talkin'」「Old-Fangled Thing」。この2曲は「欧州#2」になってから初めてステージ披露された曲であり、『JONES BEACH 2024(Shades 2080)』『NEW JERSEY 2024(Shades 2074)』といった従来のフルセット映像でも観られなかった新ネタ。70年代の大ベテランというと、たとえ新作を出してもツアーが進むほどにクラシックスが増えて活きがちですが、彼らは逆に新曲を増やしてきた。いかに『=1』に手応えを感じ、評判にも満足しているかが透けるのです。ベルファスト出身のマクブライドを迎え、再び純度100%のUKバンドとなった新生DEEP PURPLE。何度目かの黄金時代を最前部から間近体験できる極上映像です。『ROCK IN RIO 2024』では味わえない新曲も含め、ノリにノッているDEEP PURPLEのフルショウ。「2024年11月1日パリ公演」のド迫力オーディエンス・ショット。ステージ直近の最前部から撮影されており、メンバー1人ひとりが美しくデカく近寄ってきたイアン・ギランの上半身が画面から溢れ出す。更に強力なのがド密着なサウンド。猛烈にクリアで距離感なく鮮やかなディテールも美しいセパレート感もサウンドボード級。「Now You're Talkin'」「Old-Fangled Thing」等、『ROCK IN RIO 2024』では聴けない新曲も美味しいフルショウを特等席体験できます。Le Zenith, Paris, France 1st November 2024 AMAZING SHOT!!! 1. Mars, The Bringer Of War 2. Highway Star 3. A Bit On The Side 4. Into The Fire 5. Guitar Solo 6. Uncommon Man 7. Lazy Sod 8. Now You're Talkin'★ 9. Lazy 10. When A Blind Man Cries 11. Portable Door★ 12. Anya 13. Keybord Solo 14. Bleeding Obvious★ 15. Space Truckin' 16. Smoke On The Water 17. Old-Fangled Thing★ 18. Hush 19. Black Night Ian Gillan - Vocals Simon McBride - Guitar Roger Glover - Bass Ian Paice - Drums Don Airey - Keyboards COLOUR NTSC Approx.109min.