5年ぶりの来日公演も記憶に新しいマイケル・モンロー。離日後も続くワールド・ツアーを伝える最新映像が到着です。そんな本作が撮影されたのは「2025年4月2日ニューヨーク公演」。その超絶景オーディエンス・ショットです。昨日のように感じられる日本公演から早くも1年以上が経ちましたが、マイケルは今も精力的に世界をサーキット中。そんな近況を知る意味でも、まずは現在進行中のツアー概要を俯瞰し、本作のポジションに迫っていきましょう。2024年・2月6日ー9日:日本(4公演)←※JAPAN TOUR 2024他・3月1日ー6日:スウェーデン(5公演)・4月18日ー10月26日:欧州(33公演)・11月27日ー30日:英国#1(3公演)2025年3月5日+6日:フィンランド(2公演)・3月11日+12日:MOR Cruise(2公演)・3月20日:タンペレ公演・4月2日ー13日:米国(8公演)←★ココ★・5月23日ー6月1日:英国#2(8公演)これが現在までに公表されている2024年/2025年のスケジュール。日本公演は昨年の初頭で、すでに1年2ヶ月も前。本作のニューヨーク公演は、現在進行中でもある「米国」ツアーの初日にあたるコンサートでした。そんなショウを真空パックした本作は、傑作映像を連発している名手の最新作。とにかく視界をステージだけが占領する絶景ぶりがハンパない。やや見下ろし気味の角度からすると2階席から撮影されているようですが、最前列なのか前方客の姿は皆無。思いっきり引くと画面下部にアリーナ席もチョロッと映り込みますが、ほぼほぼステージのみ。ズームで迫ると撮影ポジションがまるで分からなくなる異次元の体験映像です。そして、そんな絶景を活かしたカメラワークも秀逸。もちろん主役マイケルを中心にしているわけですが、ステージを右へ左へと駆け回る彼をキッチリと画面中央に置き続ける。しかも、それだけ激しいカメラワークにも関わらず、暴れずビシッと安定した画面は極めて見やすく、ズームも最アップではマイケルのバストアップで画面が埋まるほどに果敢。この撮影者がどの程度のファンなのかは分かりませんが、まるで超能力でマイケルの動きを先読みしているかのよう。誰でも気楽に撮影する現代において、名手と呼ばれるだけはある一角の撮影技です。そんな匠の映像術で描かれるのは、素晴らしかった来日の記憶が甦りつつ、まったく同じでもないフルショウ。ここで日本公演と比較しながらセットを整理しておきましょう。クラシックス(10曲)・トゥー・ステップス・フロム・ザ・ムーヴ:Don't You Ever Leave Me/Boulevard Of Broken Dreams/Up Around The Bend・ノット・フェイキン・イット:Dead, Jail or Rock 'n' Roll/Man With No Eyes・デモリション23.:Hammersmith Palais/Nothin's Alright・その他:Motorvatin'/Malibu Beach Nightmare/Taxi Driver(★)近年曲(9曲)・ホーンズ・アンド・ヘイローズ:Ballad of the Lower East Side/Horns And Halos(★)・ワン・マン・ギャング:Last Train to Tokyo/One Man Gang・アイ・リヴ・トゥー・ファスト・トゥ・ダイ・ヤング!:I Live Too Fast To Die Young/Murder The Summer Of Live/Young Drunks & Old Alcoholics・その他:Old King's Road(★)/'78 ※注:「★」印は昨年の日本公演では演奏しなかった曲。……と、このようになっています。日本では『TWO STEPS FROM THE MOVE』や『NOT FAKIN' IT』の再現ステージも話題となりましたが、本作はそうした企画ライヴではなく通常スタイル。基本的なセレクトは大阪や名古屋に近いもののの、そこでも聴けなかったレア曲「Taxi Driver」「Horns And Halos」「Old King's Road」が散りばめられています。すでに還暦を迎えていながら、せいぜい30歳くらいにしか見えないマイケル・モンロー。今なお衰えを知らないハイパーなフルショウを絶景体験できる最新映像です。話題の名手がウデに寄りをかけて真空パックした極上の銘品。「2025年4月2日ニューヨーク公演」の超絶景オーディエンス・ショット。傑作映像を連発している話題の名手による最新作で、とにかく視界をステージだけが占領する絶景ぶりがハンパなく、ズームで迫ると撮影ポジションがまるで分からなくなる異次元の体験映像です。「Taxi Driver」「Horns And Halos」「Old King's Road」など、昨年の来日公演では聴けなかった名曲群も美味しいフルショウを絶景体験できます。Racket, New York, NY, USA 2nd April 2025 AMAZING SHOT!! 1. Pre-show 2. Intro 3. Dead, Jail Or Rock 'N' Roll 4. I Live Too Fast To Die Young 5. Murder The Summer Of Love 6. Last Train To Tokyo 7. Young Drunks & Old Alcoholics 8. Man With No Eyes 9. Old King's Road 10. '78 11. Ballad Of The Lower East Side 12. Don't You Ever Leave Me 13. One Man Gang 14. Band Introduction 15. Horns And Halos 16. Boulevard Of Broken Dreams 17. Motorvatin' 18. Hammersmith Palais 19. Malibu Beach Nightmare\ 20. Up Around The Bend 21. Taxi Driver 22. Nothin's Alright 23. Outro SE/Nothin's Alright(Acoustic) Michael Monroe - lead vocals, harmonicas, saxophone Steve Conte - guitar Rich Jones - guitar Karl Rosqvist - drums Todd Kerns - bass COLOUR NTSC Approx.82min.