全盛の“ROCK & ROLL OVER Tour”を象徴してきた名作プロショットに、まさかのアップグレード・マスターが新発掘! 最高峰を更新した映像美DVDでリリース決定です!!そんな本作が撮影されたのは「1977年1月29日デトロイト公演」。そのマルチカメラ・プロショットです。“ROCK & ROLL OVER Tour”と言えば絶頂の1976年/1977年をまたぐツアーであり、伝説の初来日が実現した事でも思い深い時期。当店では各レッグを代表するプロショット群も多数ご紹介してきましたので、まずは当時の活動概要をスケジュールで俯瞰し、本作のポジションに迫ってみましょう。1976年・1月23日-3月28日:北米#1(35公演)←※DETROIT 1976(三部作)“DESTROYER Tour”・4月11日ー5月4日:北米#2(13公演)・5月13日ー6月6日:欧州(17公演)・7月3日ー9月12日:北米#3(35公演)←※JERSEY CITY 1976他“ROCK & ROLL OVER Tour”・11月24日-12月30日:北米#4a(22公演)1977年・1月1日ー3月7日:北米#4b(38公演)←★ココ★・3月24日ー4月4日:初来日(10公演)←※BUDOKAN 1977(二部作)“LOVE GUN Tour”・7月8日ー9月5日:北米#5(30公演)←※HOUSTON 1977(二部作)“ALIVE II Tour”・11月15日ー12月31日:北米#6(27公演)←※LARGO 1977 これが1976年/1977年のKISS。本作のデトロイト公演は、初来日の直前となる「北米#4b」の19公演目。この時期の映像と言えば、名作『MADISON SQUARE GARDEN FEBRUARY 1977』も定番ですが、本作はその18日(11公演)前でもあります。そんなショウは極上級のプロショットが残された事でも知られ、当店でもボーナス・タイトル『DETROIT ROCK CITY: COBO HALL 1977』として大人気でした。本作は同じプロショットでありながら、さらにアップグレードした新発掘マスターです。向上ポイントは質・量の両面に及ぶ。まず、長さ。ここのポイントは開演シーンでして、従来マスターは見られなかった開演シーンも収録しているのです。従来マスターもオープニング・ナンバー「Detroit Rock City」から収録していましたが、その冒頭が欠落。暗転シーンから曲の中盤へいきなり曲中盤にワープしていました。それに対し、本作は恒例アナウンスからダイナミックな開演シーンもきっちり観られるのです。そして、全編を貫くクオリティも最高峰を更新している。既発をご存知の方なら「アレ以上なんて不可能だろ」と思われるかも知れません。たしかに前回版も堂々の「完全オフィシャル級」だったわけですが、本作は輪をかけて美しいのです。その差は、艶やかさ。前回版は超美麗ながらよくよく見るとわずかながらゴワゴワしており、細部や暗闇部分に荒れた粒子感もあった。白塗りメイクが肌荒れを起こしているような感じだったのです。ところが、今回の新マスアーにはそれがない。画面の隅々までデジタル加工の跡がなく、フィルムの質感が艶やか滑らか。さらに音声も極太ファットでパワフルです。そんな映像美で描かれるのは、伝説の初来日を目の前に控えていたKISSの大熱演。3曲「Shout It Out Loud」「Beth」「Black Diamond」が欠けているのは従来と同じですが、それでも約1時間に渡って大代表曲を当時のバンド・ポテンシャルでブチかまされるのは感無量。ここで、そのレパートリーもチェックしておきましょう。ROCK AND ROLL OVER(4曲)・Take Me/Ladies Room(★)/Makin' Love/I Want You その他(8曲)・KISS:Firehouse/Cold Gin/Nothin' To Lose・DESTROYER:Detroit Rock City/Do You Love Me/God Of Thunder・その他:Let Me Go, Rock And Roll/Rock And Roll All Nite ※注:「★」印はノーメイク時代に演奏していない曲。そんなプロショット・ライヴに加え、本作は本編にまつわるボーナス映像も追加収録されています。デトロイト公演は“1月27日・28日・29日”の3連続公演だったのですが、本編とは違う初日(27日)のライヴやニュース番組、楽屋裏の風景、顔を隠しながらのノーメイク(!)インタビューなど、本編のイメージを何倍にも膨らませてくれる貴重映像の数々が20分以上も楽しめます。2ヶ月後には、日本洋楽史の大事件となる初来日を果たすことになるKISS。そんなバンド・ポテンシャルを聖地デトロイトでブチかますマルチカメラ・プロショットです。全世界のコレクターを震撼させ続けてきた独自ルートから発掘された最高峰更新マスター。「1977年1月29日デトロイト公演」のマルチカメラ・プロショット。『DETROIT ROCK CITY: COBO HALL 1977』でお馴染みの映像ですが、本作はその最高峰を更新する新発掘マスター。従来版にはなかった「Detroit Rock City」の開演シーンが観られる他、全編の画質もグッと艶やかに美しくなっている。デトロイト公演にまるわるボーナス映像(ニュース番組や楽屋裏の風景、顔を隠しながらのノーメイク(!)インタビューなど)も20分以上も楽しめる決定盤です。Cobo Arena, Detroit, MI, USA 29th January 1977 PRO-SHOT UPGRADE!!! 1. Intro 2. Detroit Rock City 3. Take Me 4. Let Me Go, Rock 'N Roll 5. Ladies Room 6. Firehouse 7. Makin' Love 8. I Want You 9. Cold Gin 10. Guitar Solo 11. Do You Love Me 12. Nothin' To Lose 13. Bass Solo 14. God Of Thunder 15. Drum Solo 16. Rock And Roll All Nite Bonus Footage 17. Backstage Cobo Hall 1977 18. Max Kinkel Detroit 4 News Outtakes 27th January 1977 19. Detroit 4 News 27th January 1977 Broadcast Version 20. News Report 27th January 1977 with additional live footage 21. People's Choice Awards 29th January 1977 Paul Stanley - Guitar, Vocal Gene Simmons - Bass, Vocal Ace Frehley - Guitar Peter Criss - Drums, Vocal PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.78min.