歴史上たった一晩だけ実現したTHE POLICEの日本武道館ナイト。その記念碑的ステージを目撃できる象徴映像がリリース決定です。そんな本作が撮影されたのは、もちろん「1981年2月2日:日本武道館」公演。そのマルチカメラ・プロショットです。歴史上、彼らは三度来日して19回のライヴを実施してきました。良い機会ですので、まずはその全体像を俯瞰してみましょう。1980年 “REGGATTA DE BLANC Tour”・2月14日ー20日(6公演)1981年 “ZENYATTA MONDATTA Tour”・1月25日:名古屋市公会堂・1月26日:大阪フェスティバルホール・1月27日:大阪フェスティバルホール・1月29日『KYOTO 1981』・1月30日:倉敷市民会館・1月31日:福岡市九電記念体育館*2月2日:日本武道館 ←★本作★・2月4日:北海道厚生年金会館 ・2月6日:宇都宮市文化会館・2月7日:仙台電力ホール 2008年 “REUNION Tour”・2月10日ー14日(3公演)これがTHE POLICEの来日全史。二度目の“ZENYATTA MONDATTA Tour”では全10公演の大規模ツアーが組まれ、北は北海道から南は九州まで列島を縦断しました。そんな人気絶頂ツアーでもハイライトだったのが日本武道館だったわけです。その注目度に応えるかのように、日本武道館ではテレビ放送も実現。1981年来日の象徴ともなってきました。本作は、そんな伝説放送をベスト・マスターからDVD化したものなのです。実際、その映像美は艶やかにして超美麗。時代柄アナログ感はあるわけですが、そのマスター鮮度は異常でダビング痕もほとんど見られない。80年代らしい暗闇ステージ浮き立つ3人の姿は極めてビビッドですし、「Bring On The Night」「Message In A Bottle」「Can't Stand Losing You」に付せられた歌詞対訳テロップ(!)まで超美麗。とても40年以上の前の放送映像とは思えません。7曲分・約40分のダイジェスト放送ですのでフルショウにはほど遠いものの、その光景は伝説以外の何物でもない(ところでスチュワートのドラムに「FUCK お」「OFF ま」「YOU ん」と書いてあるのが見えますが、やはり最後の1文字もあるんでしょうか)。ソロでは22回も日本武道館に立ってきたスティングも、THE POLICEでは1回こっきり。そんな唯一無二の生演奏を目撃できる文化遺産な1枚。たった一晩だけ実現した武道館公演の象徴映像がリリース。当時のTV放送を録画した極上マスターで、ダビング痕もない艶やかな画面は40年以上前の映像とは信じられない。日本洋楽史の文化遺産となる1枚です。Live at Budokan, Tokyo, Japan 2nd February 1981 PRO-SHOT 1. Don't Stand So Close To Me 2. Walking On The Moon 3. Bring On The Night ★歌詞字幕 4. De Do Do Do, De Da Da Da 5. Message In A Bottle ★歌詞字幕 6. Roxanne 7. Can't Stand Losing You ★歌詞字幕 Sting - Lead Vocals, Bass Andy Summers - Guitar, Backing Vocals Stewart Copeland - Drums, Percussion, Backing Vocal PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.40min.