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Oasis オアシス/Manchester,England 1997

OASIS史上最高の名演に挙げるファンも少なくない、97年12月14日地元マンチェスターはG-MEX公演をPRO-SHOT映像で収録!! 現時点で最高クラスの画質で最長収録!! このライヴを含む、97年9月から98年3月まで続いた「Be Here Now Tour」は2002~03年のツアーと同じく、オフィシャルでは概要を掴むことの出来る映像ソフトやライヴ・アルバムがリリースされていません。日本公演が行なわれた98年に入ってからはリアムの喉の温存が目的で、97年の「Be Here Now Tour」の醍醐味とも言える部分が縮小されて行なわれたため、一般で97年ツアーの素晴らしさと重要度が語られることはまずありえません。しかしそんな「Be Here Now Tour」もブートを集めるファンの間では人気の高いツアーで、その中でも最も演奏の充実していた97年末の唯一のPRO-SHOT映像として、ヴィデオ時代から定番のマテリアルとなっているのが、このマンチェスターはG-MEX公演。ラジオでも放送されたため音源も定番で、今ではBAYSWATERの『BAGLIM』がこの公演を広くファンに紹介する役目を担っています。ファンならば一度知ってしまったら2度と忘れる事のその魅力的なセットリストと、破壊力と存在感溢れるその演奏が97年ツアーの醍醐味ですが、映像では97年ツアーのヨーロッパ圏内でのみ使用された大掛かりなステージ・セットを始め、その魅力を視覚からも感じ取ることが出来ます。そんなツアーの中でも最高の演奏が繰り広げられた日を収めたこの映像は、全編がハイライト。登場第一声から既にメンバーのハイテンションぶりはトップギア。うっすらと不精髭の生えた25歳(当時)とは思えないリアムは、存在感はもちろんですがパフォーマンスも素晴らしく、かなりの見物。デビュー・イヤーの94年から、やはり地元マンチェスター公演は何もかもが違います。この日は特にノエルがカメラを意識しておりカメラ目線で演奏をするシーンが多いのですが、放送で全てその映像が使われているわけではなく、画面の奥でカメラに向かってノエルが演奏しているという、ちょっとオマヌーなショットや、リアムがノエルの汗をタオルで拭いてあげる素敵なショットもあります。「Don't Go Away」 演奏後にはリアム、ノエルがマンチェスター・ユナイテッドへのブーイングを煽動し、更にノエルがオーディエンスに「Who the fuck are Man Utd?」を合唱させる一幕もあります。直後にはリアムがユナイテッド・ファンにキツイ一言(笑)。更にフットボール・ネタとしては、「Fade In-Out」の演奏前に、ノエルがライティング・テックにキャビネットに貼られたマンチェスター・シティのエンブレムにスポットライトを当てるように指示し、ブーイングと歓声が入り乱れます(ちなみにシティのエンブレムは、ノエルのギター(エピフォン・シェラトン)のピックガードにも貼られています)。UK国内のみホーンセクションが加わった「All Around The World」、スタジオ・ヴァージョンとは全く異なるアレンジが本当に素晴らしく、ファンの間でも人気が高いものの以降のツアーでは演奏されていない「Fade In-Out」、このツアーでひとつの完成型が出来上がり、以降のツアーでは同じアレンジでは演奏されなくなってしまった長尺の「Champagne Supernova」の大曲3連発はまさに圧巻。ラスト「Acquiesce」まで全てがガッチリと噛み合った、Oasisの魅力が溢れるお薦めのタイトルです!!!本作は、番組冒頭で流された「All Around The World」のPVとノエルのインタビューを含む最長ヴァージョンで、ライヴ途中にスポットが入る箇所はストレスを極力感じない丁寧な編集が施されています。「Supersonic」後半のレベル・ダウン、「Don't Look Back In Anger」直前での画面の乱れ等は改善されていませんが、現時点で最良の画質。この映像を見ずしてOasisを語ることなかれ。オフィシャル級の画質とはいきませんが、初心者にもオススメです。メニューチャプター付きのプロフェショナル仕様で収録時間は120分となります。

Oasis オアシス/Manchester,England 1997

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