2009年、結成40周年を迎え7月には「FUJI ROCK」にも参戦し、健在ぶりをアピール。そしてその後大規模なユーロ・ツアーを行った際のツアー2日目となる10月23日イタリアは・ミラノ公演の模様を、オープニング・アクトを飾ったスティーヴ・ヒレッジ・バンドを含めて、DATマスター・からのハイクオリティー・デジタル・オーディエンスにてコンプリート収録。まず最初に、今回の70年代黄金時代の復活というべきバンド・マスターとなったヒレッジが、ゴングにも参加している3人のメンバーを引き連れて登場。70年代のソロ・アルバムからのナンバーをメインとし、おなじみ「ハーディ・ガーディ・マン」や「イッツ・オール・トゥ・マッチ」などで、近年のシステム7などとはまた違った往年の浮遊感溢れるパラレル・サイケ・ワールドを展開。そして後半は、そのヒレッジを含む大御所デヴィッド・アレン率いるゴングが、70’sトリップ・サイケなオープニングに乗り登場!デヴィッド・アレン(Vo/G)、ジリ・スマイス(Vo)、スティーヴ・ヒレッジ(G)、ミケット・ジラウディ(Kb)、クリス・テイラー(ds)、セオ・トラヴィス(Sax)、マイク・ハウレット(B)という、この3ヶ月前のフジロック時とほぼ同じ布陣と構成で、70年代の代表曲を中心にショーは進行。中でもヒレッジが70年代に参加していた名作「ラジオ・ノーム・インヴィジブル」3部作となる「フライング・ティーポッド」「エンジェルズ・エッグ」「ユー」からのナンバーは、一番の盛り上がりで、当時さながらのそのパワーは71歳とは思えぬもの。また来日後にリリースされた40周年記念アルバム「2032」からのナンバーも多数披露されており、レジェンド・バンドの進行形として、アレンの実験精神を音楽的に昇華した現在がここに。 (DISC ONE : Steve Hillage Band) 01. Announcement/02. Octave Doctors/03. Palm Trees/04. Searching For The Spark/05. Aftaglid/06. Hurdy Gurdy Man/07. Salmon Song/08. It's All Too Much (DISC TWO : GONG) 01. Gong Intro/02. Escape Control Delete/03. You Can't Kill Me/04. Digital Girl/05. Zero The Hero And The Witch's Spell/06. Dynamite / I Am Your Animal/07. I Am A Witch / Dance With The Pix Dance With The Pixies/08. Wacky Baccy Banker/09. I Never Glid Before/10. Portal/11. Flute Salad/12. Oily Way DISC THREE : GONG) 01. Outer Temple / Inner Temple/02. She Made The World/03. Master Builder / The Isle Of Everywhere/04. Guitar Zero/05. Selene/06. Band Intro/07. You Never Blow Yr Trip Forever (part 1)/08. You Never Blow Yr Trip Forever (part 2) [Live At Teatro dal Verme, Milan, Italy October 23rd 2009]