ゲイリーのキャリアでも異色だった、モダン・ミュージック時代とも言える1997年『DARK DAYS IN PARADISE』リリース時の、プロショット・ライブ映像を2種カップリング。まず前半は同年7月2日ドイツのテレビ局SWFの音楽TVプログラム「OHNE FILTER」でのスタジオ・ライブを収録。 ここではこれまで常に情熱ほとばしるゲイリーとは思えない演奏ぶりながら、同アルバムからのバラードの「Like Angels」で最初は切々と歌いつつ、後半からはギターが俄然熱くなり、泣きのゲイリー節も登場し、「Pretty Woman」からはお得意『STILL GOT THE BLUES』の3連発。そしてハイライトは最後の2曲でで、まずは大作「Business As Usual」は『DARK DAYS IN PARADISE』でも出色のバラードであり、ここでの切々とした歌いっぷりは、後半に爆発するインタープレイと対峙しており要チェック。またラストの「Over The Hills And Far Away」は奇跡の復活ナンバーで、こちらも生演奏を目撃できる貴重なプロショット映像。さらに後半には、同年9月10日、イギリスの音楽TVプログラム「TAKE IT TO THE BRIDGE」で、ロンドンのVH1スタジオでのライブを収録。こちらは観客不在のため々と演奏する感じのスタジオ・ライブ30分で、前半ではプレイされていない「All Your Love」「Always There For You」がセットインしているあたりは要チェック。トータル90分、これまであまり注目を浴びていない時期の貴重なプロショット・ライブをマスター・クオリティーでここに。 1. One Good Reason 2. One Fine Day 3. Cold Wind Blows 4. Like Angels 5. Pretty Woman 6. Still Got The Blues 7. Walking By Myself 8. Business As Usual 9. Over The Hills And Far Away [Ohne Filter : from Germany SWF 2nd July 1997] 10. One Fine Day 11. Cold Wind Blows 12. All Your Love 13. Always There for You 14. One Good Reason 15. Still Got The Blues [VH1 -Take It To The Bridge : from London UK, 10th September 1997] Gary Moore - Guitar & Vocals / Guy Pratt - Bass & Vocal / Magnus Fiennes – Keyboards / Gary Husband – Drums