ケニー・カークランドの美しいピアノとジョン・サーマンのソプラノ・サックスという意外なメンバーを抜擢し行われた1980年のヨーロッパ・ツアーから2月4日のデュッセルドルフ、ロバート・シューマン・ホールでのライブを発掘された放送音源から収録された初登場音源がリリースされました。ECMレーベルからリリースされたオフィシャル盤「ファースト・ミーティング」は、ファンにとって今聞いてもその新鮮なサウンドは失われおりませんが、このメンバーでのライブはやはりECMレーベルからリリースされたオフィシャル盤「ファースト・ミーティング」ひと味違います。ケニー・カークランドとジョン・サーマンの化学反応で驚異的なインプロヴィゼーションが展開されており、アルバムではやや控えめだったジョン・サーマンのソプラノ・サックスがここでは炸裂しています。ウェザー・リポート脱退後、ミロスラフ・ヴィトウスがやりたいジャズはこれだったのですね。 1.Silver Lake 2 2.When Face gets Pale 3.First Meeting 4.Beautiful Place To 5.Recycle 6.You Make Me So Happy ライブ・アット・ロバート・シューマン・ホール、デュッセルドルフ、ドイツ 02/04/1980 ジョン・サーマン(ss, bs) ケニー・カークランド(p, synth) ミロスラフ・ヴィトウス(b) ヨン・クリステンセン(dr)