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Paul McCartney ポール・マッカートニー/TX,USA 2018 Remaster

うーん、これは凄い…としょっぱなから言い切ってしまいましょう。今回の来日公演の前にポールが出演した「AUSTIN CITY LIMITS MUSIC FESTIVAL」は二週に渡って行われ、最初の出演が配信された結果が早くも大ベストセラーを記録している「AUSTIN CITY LIMITS 2018 WEEKEND ONE」。来日公演直前のフレッシェン・アップ・ツアー本編を捉えたプロショット映像のインパクトがあまりにも大きかった。そのせいで二週目のステージが配信されることは叶わなかったのですが、この日は初日の「Hi, Hi, Hi」と「Can't Buy Me Love」に代わってセットリストの序盤で「Junior's Farm」と「All My Loving」が演奏されるという変化がありました。よってウイングスとビートルズ時代それぞれのキラーチューンが入れ替わりで演奏されたのですが、中でも「Hi, Hi, Hi」より「Junior's Farm」の方が聞きたい…というマニアは多いはず。それにショーによってセット前半に数曲変えるだなんて、相変わらずポールも攻めてくれる。二週目のステージを捉えたオーディエンス録音は当然の如くネット上に現れたのですが、何しろ一週目の映像があるからな…とタカをくくったら大間違い。これが凄まじい極上音質なのです!だからこそ冒頭で「凄い」と言い切った訳ですが、ここまで際立った高音質ぶりを誇る音源をリリースしないはずがない。この駄文を書くにあたって渡された音源を再生した私も、思わずヘッドフォンを押し付けながら聞きたくなるほどの高音質ぶりに圧倒されてしまいました。いやはや一体、何なんでしょうか?この凄まじい極上音質。確かにオンな音圧の迫力だけでも別格。でもそれだけではこの音源の魅力が表現し切れていない。単に演奏がサウンドボード・レベルの音圧で捉えられているというだけではないのです。とにかく各楽器がリアル、それどころか生々しいまでの迫力で捉えられているから凄い。それはもう、ショー冒頭の数曲を聞いてもらえば簡単に理解してもらえるでしょう。例えば「Letting Go」では今回のツアーにおける目玉であるホーン・セクションが登場しますが、彼らの音色がまた生々しい。サウンドボードでなおかつ整理された状態である一週目の映像ですら、こうした「生」なリアルさは味わえない。このオーディエンス録音の卓越している点は、バンドがステージ上で演奏して鳴らす音の生々しさを捉えているのが最大の魅力。逆に言うとフィナーレの「アビーロード・メドレー」でホーンが加わるところとウィックスのサンプリングで済ますところの違いが丸わかりというツッコミどころも(笑)。オフィシャルのリリースやテレビ放送などでは特にミックスが整えられがちなバンドメンバーによるバックコーラスがこれまた生々しく聞こえるのも新鮮。それもまたショー序盤の「Let Me Roll It」を聞けば一目瞭然。2002年からずっとポールを支え続けている歴戦の勇士たちが歌い上げるコーラスはなるほど、こんな風だったのか…と新鮮に映ることでしょう。つまりバックコーラスも抜群のクリアネスで捉えている。そんなところからも一週目のプロショット映像とは違った魅力が感じられます。それでいてオーディエンス録音ならではの臨場感が嫌味なく捉えられているのもこの音源の大きな魅力。いくつかのクラシックナンバーでは大合唱が沸き起こるのですが、左右で聞こえる盛り上がりが演奏をふさぐことはなく(何せあの音圧ですからね)むしろ気持ちいいくらいの盛り上がりがまたしてもリアルに感じられる。この日の目玉であった「All My Loving」でも当然の如く合唱となるのですが、一番の後で先走ってコーラスに行ってしまうという、初心者にありがちな合唱ミスまで聞こえるのはご愛敬。さらに愉快なことに、本編が終わると「アンコール!アンコール!」というシュプレヒコールが巻き起こるのです。昭和の日本のロックコンサートか。これ2018年アメリカのオーディエンスのリアクションですよ。それが「ワン・モア・ソング!」へと切り替わるのも微笑ましい。つまり愉快な臨場感も聞きどころなのです!そして低音の迫力がズシンと押し寄せるバランスが実に素晴らしく、大ヒットアルバム「EGYPT STATION」からの二曲の演奏がまた圧巻。これまでに登場してきたプロショット映像や配信音源などでは味わえないダイナミズムがこれか二曲からほとばしっています。こうした別格の録音クオリティであれば「Ob-La-Di, Ob-La-Da」でテーパーが動いたと思しき定位の揺れ、あるいは「Hey Jude」で一か所だけ生じる音のかすれなど取るに足らないでしょう。そういえば「Being for the Benefit of Mr. Kite!」でポールが歌詞を間違えるなんていうハプニングもありますが、そこもまたリアルに聞き取れてしまう。何しろ別格の極上音源ですので、イコライズしなくとも堪能できるレベルです。しかし今回のCDリリースに当たっては中高域と音圧それぞれを整えたことで、よりクリアネスが際立つウルトラ・レコーディングのアッパー版へと進化。フレッシェン・アップ・ツアー初期におけるベスト・レコーディングであることは言うまでもなく、それどころか今後の指標となるほどずば抜けたオーディエンス録音です。本アイテムが入荷するのは東京ドーム公演の直後であり、その興奮冷めやらぬ内に聞けば楽しさは二倍。果たして今回の日本公演アイテムはこれを超えられるか? Live at Zilker Park, Austin, TX, USA 12th October 2018 ULTIMATE SOUND Disc 1 (75:23) 1. Intro 2. A Hard Day's Night 3. Junior's Farm 4. All My Loving 5. Letting Go 6. Come On to Me 7. Let Me Roll It 8 MC 9. I've Got a Feeling 10. My Valentine 11. Nineteen Hundred and Eighty-Five 12. Maybe I'm Amazed 13. We Can Work It Out 14. MC 15. In Spite of All the Danger 16. From Me to You 17. MC 18. Love Me Do 19. MC 20. Blackbird 21. MC 22. Here Today Disc 2 (68:40) 1. Lady Madonna 2. MC 3. Fuh You 4. Being for the Benefit of Mr Kite! 5. Something 6. Ob-La-Di, Ob-La-Da 7. Band on the Run 8. Back in the USSR 9. MC 10. Let It Be 11. Live and Let Die 12. Hey Jude 13. Sgt Pepper's Lonely Hearts Club Band (Reprise) 14. Helter Skelter 15. MC 16. Golden Slumbers 17. Carry That Weight 18. The End

Paul McCartney ポール・マッカートニー/TX,USA 2018 Remaster

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