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Genesis ジェネシス/Brazil 5.15.1977

GENESIS唯一となる南米ツアーが実現した1977年。その貴重なサウンドボード・アルバムが登場です。そんな本作に収められているのは「1977年5月15日リオ・デ・ジャネイロ公演」。そのFMサウンドボード録音です。1977年と言えば、スティーヴ・ハケット最後の名作『SECONDS OUT』にも象徴される時期。まずは、ワールドツアーの全体像からその距離感を確認してみましょう。 ・1月1日-23日:英国(21公演)・2月2日-5月1日:北米(45公演)・5月10日-22日:南米(12公演)←★ココ★《5月20日『SPOT THE PIGEON』発売》・6月2日-7月3日:欧州(22公演)←※公式録音《スティーヴ・ハケット脱退》《10月21日『SECONDS OUT』発売》 これが1977年の流れ。『SECONDS OUT』のメインとなったのは「欧州」レッグのパリ公演でしたが、南米ツアーはその直前。当時はまだ軍事独裁政権下だったブラジルのみでした。本作はその6公演目。もっと詳しく見るとリオでは1日2公演×2日間=4公演が行われており、本作はそのラスト。2日目の夜の部でした。そんなショウは現地のラジオ局で放送。本作はそのFMアルバムでもあります。そのため、何ヶ所かDJナレーションが入るエアチェック。冒頭「Squonk」「One For The Vine」でピーク部分がややノイジーでもある(製造ミスや再生機の故障ではありませんのでご安心を)のですが、その後はグッと改善して素晴らしいサウンドになっていきます。鉄壁なサンパウロ公演の『BRAZILIAN '77』には及ばないのですが、だからこそ当時の状況が透けるような南米ラジオ感が楽しい。DJだけでなくフィル・コリンズもポルトガル語で語りかけますし、後のROCK IN RIOを想起させる不自然なリピート大歓声も南米っぽいのです。  なんだか褒めているのかそうでないのか分からなくなってきましたが、実際に聴いていると実に微笑ましくもヒストリカル。ブラジルの民政移管が実現したのは1985年であり、第1回ROCK IN RIOもその年。本作はその8年も前であり、欧米のロックバンドがほとんど踏み入れたことのない未開の地でした。その現場で、あのファンタジックでファンタジックなプログレッシヴ・ロックが奏でられている。南米はシンフォニック・ロックの一大名産地でもありますが、その隆盛期は80年代。若き日のマルコ・アントニオ・アラウージョやSAGRADO、BACAMARTEの面々が本家GENESISの来訪に衝撃を受けたのかも知れない。もしかしたら、この放送こそ南米シンフォの源泉なんじゃないか……そんな妄想にまで駆られてしまうのです。余談が過ぎましたが、シンプルに1本の音楽アルバムとしても素晴らしい。『SECONDS OUT』の直前ではありますが、セットは異なっており、あの名作でも聴けない「One For The Vine」「Inside And Out」「...In That Quiet Earth」が披露される。もちろん、こうした曲は『BRAZILIAN '77』でも聴けましたが、さらに珍しいのはオープニング。開演を告げるのは「Firebird Suite」でして、まるでYESかと思うような激レア・シーンもステレオ・サウンドボードで楽しめるのです。歴史上、一度きりだったGENESISの南米ツアー。『BRAZILIAN '77』こそ頂点ではありますが、本作もまた逃すことの出来ないサウンドボード・コレクションです。70年代という南米の黎明期にシンフォニック・ロックの種子をバラ巻いていたGENESIS。 Live at Maracananzinho Stadium, Rio de Janeiro, Brazil 15th May 1977 Late Show SBD FM Broadcast (Radio Mundial Brazil) Disc 1(60:41) 1. Firebird Suite 2. Squonk 3. One For The Vine 4. Robbery, Assault & Battery 5. Inside And Out 6. Firth Of Fifth 7. ...In That Quiet Earth 8. Afterglow 9. I Know What I Like Disc 2(47:18) 1. Supper's Ready 2. Dance On A Volcano 3. Los Endos 4. The Lamb Lies Down On Broadway 5. The Musical Box (closing section) Phil Collins - Lead Vocal, Drums, Percussions Steve Hackett - Guitars, Bass Pedal Mike Rutherford - Bass, Guitars, Bass Pedal, Backing Vocal Tony Banks - Keyboards, Backing Vocal Chester Thompson - Drums, Percussions STEREO SOUNDBOARD RECORDING

Genesis ジェネシス/Brazil 5.15.1977

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