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Rolling Stones,New Barnarians ローリング・ストーンズ/Canada 1979 2nd Show

ニュー・バーバリアンズとストーンズが並び立つ貴重なステージとなった1979年カナダでのCNIBチャリティ・コンサート。今回はファースト・ショーだけでなく、永遠の定番たるセカンド・ショーも当然リリースいたします。こちらの回に関してはオーディエンスとサウンドボード両方の優れた音源が以前から出揃っており、そのギグの特殊性以前に、万人に楽しめる1970年代ストーンズのライブ音源の一つという確固たる地位を築いています。これらの音源はLP時代がオーディエンス、CD時代にサウンドボードという発掘の順番も非常に由緒正しいものでした(笑)。マニアであれば、そのどちらをも親しまれてきたことでしょう。今回のリリースでまずメイン・フィーチャーとなるのはサウンドボード録音。今から20年以上前、それまで極上オーディエンス録音で親しんできたCNIBコンサートのセカンド・ショーのサウンドボードの登場は一大センセーションを巻き起こしました。無理もないことですが各社競合となるアイテムの激戦状態、それをあっさりと制してみせたのが懐かしのTSPレーベルによる「BLIND DATE REVISITED」。VGPやクニャ文字SHAVED DISCのアイテムと違い、欠損部をLPのオーディエンス録音で補っていたことが大きな差となったのです。今では常識となった同日の別音源による補てんを1995年の時点で導入していたTSPの勝利でした。ただしそこはTSP、全体に激烈なイコライズを施しており、同レーベル特有のシャリシャリとしたシンバルの響きが今となっては時代を感じさせずにはいられません。それらのアイテムに収録された音源は何度かのダビングを経た、いわゆる「ジェネ落ち」的な劣化感があったのは事実であり、この問題を少しでも緩和させようとしたTSPの仕上がりも当時としては悪くはなかったのです。それを証明するように、現在に至るまでCNIBコンサートのセカンド・ショーはTSPを元にしたコピー盤ばかりが生み出され続けました。2010年代に入ってからもコピー盤が作られたということは、ブート界としては異例の長寿を誇った名盤の証でしょう。とは言いつつも、先のイコライズの古臭さと相まって、新たなアッパー版の登場が渇望されていました。懐かしのTSP盤を始めとした1995年の各アイテムのリリースから20年以上の歳月が経過し、今回ようやく元のサウンドボードのアッパー版が登場したのです!待ちに待ったアップグレード・バージョンをネット上に公開してくれたのは、レア音源界において絶大なる地位を築いたと言っても過言ではないKrw_co。彼は元のマスター・カセットからリールにコピーされたというファースト・ジェネレーションの音源を入手。そして公開された本バージョンのアッパー感は鮮烈。20年前にリリースされた各アイテムを一瞬にして不要とさせてしまうほど見事なクオリティ。それらのアイテムは一様にカセットによるダビングが重ねられた故の劣化感が隠せないものでしたが、それだけに今回のロージェネ・バージョンのクリアーさが一際際立つというもの。それに加えてPAアウトのサウンドボード録音ながらも各楽器がほどよく左右に振り分けられたステレオ感も音質が向上したことでより際立っている。そしてコンサート開始前のアナウンスが始まる前が長く、さらには終演後のアナウンスが初めて聞かれるようになったのもアッパー版音源ならでは。「I Can Feel The Fire」や「Respectable」で生じていた録音の欠損に関しては、今回もLPのオーディエンス録音をパッチしています。こちらもTSPのような過剰なイコライズなしという状態であり、なおかつオンな音像な録音ですので、聞いていてビックリするくらい違和感なく補填されています。実は今回のKrw_coバージョンですが、マスターからリールに落とす際にピッチが狂ってしまったのでしょう、ネットにはピッチが高いままで上げられてしまう欠点がありました。もちろんこの部分も緻密にアジャストしましたので、安心して聞き込める仕上がりを約束します。そのLPで聞かれたオーディエンス録音に関しても、強い愛着を持つマニアが多いことでしょう。「BLIND DATE」と言うタイトル、キースが歌う姿を捉えた赤いジャケットと共に、ニュー・バーバリアンズのライブをいち早く知らしめてくれた名盤です。もっとも「BLIND DATE」のオリジナルは赤ジャケではなく、ジャケにタイトルがスタンプ(いくつかのバージョンが存在します)された極めてシンプルなデザインで、その後タイトルやバンドメンバーの名前を載せたスリックジャケ仕様も登場。こうした一貫して白く簡素な作りのバージョンが先でした。それらをリリースしたのはTMOQやTAKRLといったレーベルを率いたケン・ダグラスと言う人物。彼が1980年からアルバム制作において大々的にカラージャケットを導入した際、ストーンズの名作ブート「BLIGHT LIGHTS BIG CITY」などと共にカラージャケに昇格されて再リリースされたのが例の赤ジャケだったのです。CD時代初期にはその赤いジャケもそのままに(キースが中指を立てた写真をあしらったスリップケースが付いてましたが)粗悪なLP落としのアイテムが作られていたのも今は昔。今回は懐かしの赤ジャケのミント・コンディション盤から細心の注意を払ってCD化。スクラッチノイズ無しのクリアーサウンドでマニアが慣れ親しんだオーディエンス録音を手軽にプレイバック。今回の劇的なアップグレードを遂げたサウンドボードの前では分が悪いのですが、それでもなおオーディエンス録音の音の良さは聞き応え十分。またサウンドボードの登場によって明らかとなった「Am I Grooving You」におけるスタンリー・クラークのベース・ソロ終盤におけるカットは、サウンドボードから補うことで完全収録を実現するという斬新な編集を導入しました。オーディエンス録音自体も非常にオンな音像ですので、これがまた驚くほど自然につながっている。そして同時リリースのファースト・ショーでも感じられたことですが、この日のステージではニュー・バーバリアンズの良い部分が出ていると思います。バーバリアンズ単独のツアーになるとラーゴのように二時間のアリーナ・ショーでクラーク以外のメンバーの酔いが回ってしまい、単なるグダグダ・ライブに陥ってしまうことが多かった。その点こちらは毎回のショーが一時間を切る長さであり、なおかつデビュー・ギグであることから彼らも懸命に演奏している様子がはっきりと伝わってきます。さらに酔いどれストーンズ勢と天才ジャズ・ベーシストのクラークにミーターズのジガブー・モデリストというリズム隊の組み合わせは言うなれば「イチゴ大福」的な組み合わせが否めず、なおさらCINBコサートでの演奏が一番いい出来だったように感じます。一方ストーンズはファースト・ショーから打って変わってハプニングの連続となった訳ですが、そのきっかけとも言える「Star Star」でミックが歌い出さず、結局もう一回りした上でキースがイントロを弾き直してミックが歌い出す場面はサウンドボードとオーディエンスのどちらで聞いても非常にスリリング。むしろ名ハプニングの一つではないでしょうか。その後はレパートリー的にも演奏的にも前年のアメリカ・ツアーそのままの勢いが続きます。しかし「Shattered」ではPAトラブルと思われるノイズが頻発して演奏まで怪しくなる始末。特にサウンドボードではノイズがリアル。それが収まると「Miss You」ではクラークがストーンズに加わってチョッパー奏法を連発。空気が読めてるとはお世辞にも言えないライブ・セッションですが、少なくとも前年のジェフ・ベックとの共演に続いてロック界のビッグ・グループのステージに加われたのだからクラークとしては満足だったのでは。一つ言えるのは、これらの演奏をサウンドボードとオーディエンスの両方で聞いても飽きずに楽しめるということ。劇的なアップグレードが実現したサウンドボードだけでも世界中のマニアを驚かせるに十分ですが、今になってようやく実現したLPからの丁寧なCD化もまたマニア感涙ものであることは間違いありません。オーディエンス録音で聞かれる臨場感とおどろくほどオンな音像も本当に素晴らしい。 "Canadian National Institute for the Blind Benefit" Oshawa Stadium, Toronto, Canada 22nd April 1979 (2nd Show)Soundboard Source Disc 1 (53:46) THE NEW BARBARIANS 1. DJ Intro 2. Intro by John Belushi 3. Sweet Little Rock'n Roller 4. F.U.C. Her 5. Breathe On Me 6. Infekshun 7. I Can Feel The Fire Burnin' ★2:40 - 2:59 補填 8. Am I Grooving You 9. Bass/Drum Jam 10. Seven Days 11. Before They Make Me Run Disc 2 (58:58) THE ROLLING STONES 1. Intro 2. Prodigal Son 3. Let It Rock ★3:09 - 最後まで補填 4. Respectable ★0:00 - 0:22 補填 5. Star Star 6. Beast Of Burden 7. Just My Imagination 8. When The Whip Comes Down 9. Shattered ★3:15 - 4:07 補填 10. Miss You (with Stanley Clarke) 11. Jumping Jack Flash 12. Outro. LP Source Disc 3 (53:49) THE NEW BARBARIANS 1. DJ Intro ★0:00 - 0:09 補填 2. Intro by John Belushi 3. Sweet Little Rock'n Roller 4. F.U.C. Her ★4:03 - 4:33 補填 5. Breathe On Me ★9:34 - 最後まで補填 6. Infekshun ★4:12 - 4:15 補填 7. I Can Feel The Fire Burnin' ★6:31 - 7:01 補填 8. Am I Grooving You 9. Bass/Drum Jam ★2:44 - 3:02 補填 10. Seven Days 11. Before They Make Me Run ★3:18 - 3:49 / 3:59 - 最後まで補填 Disc 4 (59:00) THE ROLLING STONES 1. Intro ★0:00 - 0:14 補填 2. Prodigal Son ★2:42 - 2:54 補填 3. Let It Rock 4. Respectable 5. Star Star 6. Beast Of Burden ★6:48 - 6:52 補填 7. Just My Imagination ★6:47 - 6:57 補填 8. When The Whip Comes Down ★4:54 - 最後まで補填 9. Shattered 10. Miss You (with Stanley Clarke) ★9:51 - 最後まで補填 11. Jumping Jack Flash ★7:31 - 最後まで補填 12. Outro. ★全部補填 THE NEW BARBARIANS Ron Wood - Guitar, Harmonica, Pedal Steel, Guitar, Vocals Keith Richards - Guitar, Piano, Vocals Stanley Clarke - Bass Ian McLagan - Piano, Organ, Backing Vocals Bobby Keys - Saxophone Joseph Modeliste - Drums THE ROLLING STONES Mick Jagger - Vocals Keith Richards - Guitar, Vocals Charlie Watts - Drums Ron Wood - Guitar Bill Wyman - Bass Ian McLagan - Piano, Organ, Backing Vocals Bobby Keys - Saxophone

Rolling Stones,New Barnarians ローリング・ストーンズ/Canada 1979 2nd Show

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