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Queen クィーン/Knebworth,UK 1986 Remaster

世紀の怪作だったオフィシャル作品『LIVE MAGIC』。その完全版とも言うべきライヴアルバムが登場です。 【時代が生んだ世紀の問題作『LIVE MAGIC』】 QUEEN史において……いえ、ロック史において『LIVE MAGIC』ほど物議を醸したライヴアルバムはなかったかも知れません。あのLIVE AIDで復活を果たしたQUEENが力作『A KIND OF MAGIC』を引っさげて行った“MAGIC TOUR”の公式ライヴアルバム。本来であれば、世界中で絶賛されて当然だったのですが、LP1枚に押し込むためか豪快すぎる編集でムリヤリ組み上げた異様なライヴ盤。「Bohemian Rhapsody」からはオペラ・パートが取り除かれ、「Tie Your Mother Down」は2ndヴァースとコーラスがばっさり。「Is This the World We Created…?」も「I Want to Break Free」も「We Will Rock You」も「We Are the Champion」も……まるで「シングル用のエディット?」と思うような強烈な短縮バージョンで収められていました。その豪快な作風は(当然のことながら)ファンから大不評。単にQUEENの黒歴史というだけでなく、母国イギリスの音楽誌『Q』からは「偉大なバンドが生んだ最もガッカリしたアルバム5選」にも選出。ロック史上の駄作認定されてしまったのです。とは言え、ライヴそのものまで悪かったらここまで問題視されなかった。収められているパートはあまりにも素晴らしかった。特にメインとなるのはQUEENの最終公演である、あの「1986年8月9日ネブワース公演」。その最重要コンサートにマルチを回しておきながら……その想いがあまりにも強烈なために、世界中のガッカリ感を呼んでしまった。もちろん、現在は廃盤となっており、映画『ボヘミアン・ラプソディ』が一大旋風を巻き起こしている現在でさえ再発のメドが立っていないのです。 【本来あるべき『LIVE MAGIC』を体現した1枚】 本作は、そんな33年間のフラストレーションを一気に晴らすライヴアルバム。海外のコア・マニアが製作したもので、現存する同日録音を最大限に駆使して補完。「本来あるべきLIVE MAGIC」を体現したライヴアルバムなのです。このマスターはネットにも公開されておらず、知る人しか知らない“コア・マニア同士の密かなお楽しみ”だったもの。それを本作のためにご提供いただきました。その編集たるや圧倒的。もともと『LIVE MAGIC』は合計3公演のライヴから組まれているのですが、それぞれ現存する最高峰マスターを使用。公式サウンドボードも使われているものの、ネブワース公演のようにフル・サウンドボードがないライヴはオーディエンス録音も活用。しかも、あの大名盤『KNEBWORTH 1986』にも使用された超極上オーディエンス録音(QUEENの全AUDでも五指に入ると言われたCrazy S.氏の伝説マスターです)が使われている。それぞれのフル録音と『LIVE MAGIC』を精緻に比較し、欠けを見つけては補填しまくっているのです。まず驚異的なのは、その多さ。上記した曲の欠けはもちろんですが、コア・マニアの製作メモ(下記曲目をご覧下さい)を見るとそれ以外にもあるわあるわ。完全収録だったのは「Under Pressure」「Hammer To Fall」「God Save The Queen」だけ。派手なカットだった「Bohemian Rhapsody」が話題になりがちでしたが、ほとんど全曲で削られていた。さらに驚くのは、ピッチまで狂っていた事。しかもバラバラ。アナログA面(One VisionからDay-Oまで)にあたるパートはテープスピードが上げられており、アナログ片面にムリヤリ突っ込んでいたのです。いかに1枚物でリリースしたかったとは言え、ここまでやるか……。改めてオフィシャル編集の豪快さに驚かされるのです。 【マニア心自体がエンターテインメントな強烈盤】 もちろん、本作はそうしたカットやピッチを現場通りに戻しているわけですが、その仕上がりが圧倒的に美しい。サウンドボード同士はもちろんのこと、オーディエンス録音との繋ぎもマスタリングで違和感を最小限に抑え、美しく移行。どうしても違和感が消せなかったという「Seven Seas Of Rhye」と「A Kind Of Magic」の曲間は「Tear It Up」を丸ごと挿入するこだわりよう。もちろん、コンセプトは「本来のLIVE MAGIC」ですので1回のショウを再現しているわけではありませんが、見事にシームレスな1枚ライヴアルバムに仕上がっているのです。もう全編・全曲で編集ぶりが楽しいのですが、特に強烈なのはかけ合いの「Day-O」でしょう。オフィシャル『LIVE MAGIC』にも1分ほど収録されていましたが、現場では1分40秒。しかも5分割されており、「14秒・17秒・28秒・10秒・4秒」のうちオフィシャルに収録されていたのは2番目と4番目。本作はそれをすべて活かした上で、残りの3カ所をオーディエンスで接続。フレディや観客の一言一言まで分析し、緻密に完全形にしているのです。もちろん、丸ごとオーディエンス録音に差し替えてしまった方がカンタンですし、自然なのですが、このマニアはあくまで「公式作の完全化」にこだわったわけです。この分析と仕上げにはもう感激するやら、呆れるやら。オフィシャル側には「ここまで削るか」と言ってやりたいですし、製作したマニアには「ここまで見つけるか」と言いたい。「LIVE MAGICの完全版」を思いつくだけでも拍手物ですが、それを実現してしまうマニアの遊び心。そして、その気持ちが分かるからこそ面白い。もはや深さ自体がエンターテインメントの1枚なのです。公式盤よりもトータルで約14分も長い「本来あるべきLIVE MAGIC」。33年前に感じた悔しさを晴らし、「こういうのが聴きたかったんだ」が一気に現実となる超エンターテインメント・アルバムです。もちろん、QUEENのショウそのものが素晴らしいのは言うまでもありませんが、それを実現したディープなマニア心に微笑みながらも感動する1枚 ★は補填箇所★アナログA面収録曲(1-8TRK)はピッチが速い(★★重要。誰も知らなかったはず→レコード25分枠に無理につっこむため)ので修正しました。(63:17) ★公式より14分長い 01. One Vision (Knebworth 9th August) 02. Tie Your Mother Down (Knebworth 9th August) ★1:01 - 1:46 03. Seven Seas Of Rhye (Knebworth 9th August) ★1:09 - 最後 04. Tear It Up (Knebworth 9th August) ★全部 05. A Kind Of Magic (Budapest 27th July)★0:00 - 0:46 06. Under Pressure (Budapest 27th July) 07. Another One Bites The Dust (Knebworth 9th August)★4:35 - 4:38 08. Day-O (Knebworth 9th August)★0:27 - 0:41 / 0:58 - 1:26 / 1:36 - 最後 09. I Want To Break Free (Knebworth 9th August)★0:00 - 0:53 10. Is This The World We Created...? (Wembley Stadium 11th July) ★0:00 - 0:33 / 1:21 - 2:28 11. Bohemian Rhapsody (Knebworth 9th August)★2:04 - 3:09 12. Hammer To Fall (Knebworth 9th August) 13. Radio Ga Ga (Knebworth 9th August) ★0:00 - 0:19 / 3:39 - 5:13 14. We Will Rock You (Knebworth 9th August)★0:03 - 0:10 / 0:20 - 0:42 / 0:55 - 0:59 / 1:15 - 2:04 15. Friends Will Be Friends (Knebworth 9th August)★0:01 - 1:02 16. We Are The Champions (Knebworth 9th August)★0:52 - 2:06 / 3:06 - 3:40 17. God Save The Queen (Knebworth 9th August)

Queen クィーン/Knebworth,UK 1986 Remaster

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