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Alice Cooper アリス・クーパー/TX,USA 1980 Pre-Broadcast Master

帝王アリス・クーパー最大の問題作にして、カルトな人気を誇る隠れ名盤『FLUSH THE FASHION』。唯一無二の時代を象徴する極上ステレオサウンドボード・アルバムが登場です。『FLUSH THE FASHION』は特別すぎる名作。そして、本作はそのライヴ版とも言うべき超傑作です。その意味をご説明するためにも、まずは少し時間を遡ってみましょう。 【隠れた大名盤:FLUSH THE FASHION】 アリスのキャリアで最大のターニング・ポイントだったのは1974年。旧友達と組んだTHE ALICE COOPER GROUPを解散させ、ソロ・シンガーとして独立したわけです。しかし、それは真なる独り立ちではありませんでした。参謀ボブ・デズリンとのタッグは不変であり、曲作りのパートナーとなったディック・ワグナーは『SCHOOL'S OUT』時代から影のギタリストとしてアリスを支えてきた盟友。他のメンバーもデズリン人脈で固められており、“THE A.C. GROUPの発展形”でもあったわけです。その後、多彩なゲストを交えつつも軸は変わらず、『WELCOME TO MY NIGHTMARE』『GOES TO HELL』『LACE AND WHISKEY』といった名作群で快進撃を続けていきました。そんな“ソロ第1期”とでも言える環境に変化が生じたのは1978年。アリスがアルコール中毒の治療のために入院したのと前後して参謀エズリンと決別し、大傑作『FROM THE INSIDE』を最後に相棒ワグナーとも離別。そうして製作されたのが『FLUSH THE FASHION』。つまり、アリスが真の意味で独り立ちを果たしたアルバムだったのです。しかも、その内容が強烈だった。QUEENのプロデューサーでもあったロイ・トーマス・ベイカーを起用し、ソングライター/ギタリストにエルトン・ジョンの盟友デイヴィー・ジョンストンを迎え、当時隆盛を迎えていたニューウェーヴを大胆に導入。「アリスがTHE CARSになった!」と言われる大変身を遂げたのです。さらにはイメージも一新。相変わらずメイクはしているものの、従来のサイケや怪奇ではなく、アイシャドウにルージュ。本作のアートワークをご覧の通り、お洒落とさえ言える“新しいアリス”を確立したのです。そんな『FLUSH THE FASHION』は賛否両論の嵐。セールスが伸び悩んだことで暗黒時代の呼び水にもなってしまうのですが、単なる駄作でもなかった。シンセ・ポップも辞さないサウンドは他のどの作品とも異なり、時代を経るごとにじわじわと再評価。近年のライヴでも「Clones (We're All)」を筆頭に復活演奏され、ツアーの目玉にもなっている。今なお、殆ど顧みられない『SPECIAL FORCES』以降とは違うのです。 【FLUSH THE FASHION時代の最高峰サウンドボード】 前置きが長くなってしまいましたが、そんな『FLUSH THE FASHION』時代のステージを教えてくれるのが本作。「1980年6月4日エルパソ公演」の極上サウンドボード録音です。この日はツアー初日でもあり、名物ラジオ番組“SUPERGROUPS IN CONCERT”で放送。そのエアチェックが幾多の既発を生み出し、“FLUSH THE FASHION TOUR”唯一のサウンドボードとして愛されてきました。本作は、そんな大定番音源の史上最高峰盤となるもの。未使用の放送原盤LPから起こされたサウンドボード・アルバムなのです。そのクオリティは、まさに完全オフィシャル級。エアチェックとは異なる安定感は圧倒的で、未使用のアナログ盤だからこそ経年劣化もなし。約40年が経った現在では、仮にマスターテープが現存していたとしても、ここまでのサウンドは望めまい……という究極サウンド。既発は放送から抜粋したものも多かったのですが、本作は放送の完全版(ショウの途中に挟まるインタビューのみカットしました)。貴重な“FLUSH THE FASHION TOUR”を約90分に渡って楽しめるのです。そして、そのショウがまた素晴らしい。何よりも美味しいのは『FLUSH THE FASHION』ナンバー。冒頭から「Grim Facts」が飛び出し、その後も70年代の名曲群を交えながら「Pain」「Talk Talk」「Clones (We're All)」「Nuclear Infected」「Dance Yourself To Death」と、計6曲の大盤振る舞い。特に「Talk Talk」「Nuclear Infected」「Dance Yourself To Death」はこのツアーだけの激レア曲。もっと言えば、この日はツアー初日ですので、こうした新曲群はすべてが全世界初演なのです。そして、新曲と並んで注目なのが「Road Rats」。もちろん『LACE AND WHISKEY』のナンバーですが、実はちょっと違う。1980年の映画『ROADIE』にリメイク版を提供しており、それに伴ってライヴセット入り。ステージでも再録版に準じたアレンジですし、これまたこのツアーだけの激レア曲なのです。レア曲のラッシュが猛烈にフレッシュですが、演奏もやけに新鮮。デイヴィーの不参加は残念ですが、要となるのはフレッド・マンデル。彼は1977年ツアーから参加しており、『FLUSH THE FASHION』でもデイヴィーと共にメイン・ライターでもあった人物。これまではキーボーディストでしたが、このツアーではギタリストとしてバンマスを務めている。派手なソロでド肝を抜くタイプではないものの、エズリン時代からの唯一の生き残りでもあり、新曲もクラシックスも熟知した演奏が素晴らしいのです。その一方で、残りのメンバーは初参加した新顔ばかり。『SPECIAL FORCES』『ZIPPER CATCHES SKIN』で軸となるデュアン・ヒッチングス/エリック・スコット/マイク・ピネラの3人が勢揃いした初演。本作は『FLUSH THE FASHION』のライヴ編なわけですが、同時にバンド“SPECIAL FORCES”の原点でもある。初演だけにまだ爆発するような演奏ぶりではないものの、アリスが新バンド結成をぶち上げたくなるのも分かるアンサンブルが極上サウンドボード楽しめるのです。 【美味しいボーナス・トラック】 そんな最高峰サウンドボードだけでも問答無用の決定盤ですが、本作はさらに美味しいボーナス・トラックを6曲も収録しました。いずれもアルバム未収録のスタジオ・トラック。映画『ROADIE』に提供した新録版の「Road Rats」、『SPECIAL FORCES』のアウトテイク「Look At You Over There, Ripping The Sawdust From My Teddybear」、英国限定でシングル・リリースされた「For Britain Only」。さらには活動休止期の1984年に映画『MONSTER DOG』へ提供した「Identity Crisis」「See Me In The Mirror」を収録しています。そして最後は、復活前夜の1985年にTWSTED SISTERと共演した「Be Chrool To Your Scuel」。この曲は『CONSTRICTOR』に直結する王道回帰ナンバーであり、久々にカリスマの輝きが甦った傑作。AEROSMITHがRun-D.M.C.との共演で息を吹き返したように、アリスもまた後輩の支えで再び立ち上がった。本編のエルパソ公演はニューウェーヴ期の入り口だったわけですが、このボーナス6曲でそこから『CONSTRICTOR』の復活宣言までを辿ることもできるのです。アリスにとっての『IN THROUGH THE OUT DOOR』や『BORN AGAIN』とでも言うべき『FLUSH THE FASHION』。マニアが「らしくない」と思いつつも愛さずにはいられない隠れ名作です。その時代のライヴを教えてくれるオフィシャル級ステレオサウンドボード・アルバムの最高峰。 Live at Coliseum, El Paso, TX, USA 4th June 1980 STEREO SBD Disc 1(60:32) 1. Radio Intro. 2. Intro. 3. Grim Facts 4. Go To Hell 5. Guilty 6. You and Me 7. Pain 8. Talk Talk 9. I Never Cry 10. I'm Eighteen 11. Gutter Cats vs. The Jets 12. Clones (We're All) 13. Nuclear Infected 14. Billion Dollar Babies incl. I Love the Dead 15. Only Women Bleed  Disc 2(50:26) 1. Under My Wheels 2. Wish You Were Here Jam 3. Dance Yourself To Death 4. Road Rats 5. Sick Things/Is It My Body 6. Devil's Food/Black Widow 7. Elected 8. School's Out 9. Radio Outro. Bonus Tracks 10. Road Rats (Roadie 1980) 11. Look At You Over There, Ripping The Sawdust From My Teddybear (1981 Demo) 12. For Britain Only (UK Single 1982) 13. Identity Crisis (Monster Dog 1984) 14. See Me In The Mirror (Monster Dog 1984) 15. Be Chrool To Your Scuel (with TWSTED SISTER 1985) STEREO SOUNDBOARD RECORDING Alice Cooper - Vocals Fred Mandel - Guitar Mike Pinera - Guitar Duane Hitchings - Keyboards, Guitar Erik Scott - Bass Ross Salomone - Drums

Alice Cooper アリス・クーパー/TX,USA 1980 Pre-Broadcast Master

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