オフィシャル盤で7曲しか収録されていなかった1969年のフランス、ボルドー公演ですが、2018年末にフランスで全13曲が再放送されその音源をディスク2枚に収録したクインテットを代表するであろうアルバムがリリースされました。過去にはジョーカーやロータスといったレーベルから7曲だけのアルバムが出ておりファンの方から「それでは物足りない」との声も出ていたボルドー、アルハンブラ・シアター公演。1960年代末のライブとなりモダンでアグレッシブな演奏が際立っています。それにはザヴィルヌの新しいセンスが大きく反映していることもあります。ザヴィルヌ自身、同年8月にマイルスとニューヨークのスタジオで「ビッチェズ・ブリュー」を録音しており本ライブにもそのスタイルが確認出来ます。ファンキーでブルージー、更にスウィンギーと多彩な演奏が展開された全ジャズ・ファン注目のアイテムとなります。 Disc 1 1.The Scavenger 2.Member Introduction 3.Manha De Carnaval 4.Work Song 5.Experience In E 6.Why Am I Treated So Bad Disc 2 1.Blue 'N' Boogie 2.Come Sunday 3.Walk Tall 4.Somewhere 5.Mercy, Mercy, Mercy 6.The Scene 7.Oh Babe ライブ・アット・アルハンブラ・シアター、ボルドー、フランス 03/14/1969 キャノンボール・アダレイ(as) ナット・アダレイ(cornet) ジョー・ザヴィヌル(, elp) ビクター・ガスキン(b) ロイ・マッカーディ(dr)