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Soft Machine ソフト・マシーン/FL,USA 2019

プログレッシヴ・ロックの歴史に巨大な足跡を残した伝説の名門、SOFT MACHINE。昨年、最後の来日公演を行った彼らの最新・極上ライヴアルバムが登場です。そんな本作に収められているのは「2019年2月6日CRUISE TO THE EDGE」公演。新たなる傑作録音の名産地とされている船上イベントを記録した極上オーディエンス録音です。今回のツアーは“50TH ANNIVERSARY TOUR”と題されつつ、その終了と共にロイ・バビントンとジョン・マーシャルが引退すると告知。事実上のラスト・ツアーなのです。そして現在、その最後の歩みも最終盤に向かっている。まずは、そんな彼らの2018年/2019年を振り返り、ショウのポジションを確かめてみましょう。●2018年・7月7日+8日:北米#1(2公演)・7月28日-31日:日本(6公演)《8月15日『HIDDEN DETAILS』発売》・9月6日-19日:欧州#1(10公演)・10月6日-23日:北米#2(14公演)・11月3日-12月16日:欧州#2(11公演) ●2019年・1月23日-2月6日:北米#3(12公演)←★ココ★・3月8日+22日:英国(2公演)これが現在までに公表されている日程。“CRUISE TO THE EDGE”は「北米#3」の最後に設定されたショウ。SOFT MACHINEは「2月5日(屋外甲板)」と「2月6日(屋内ホール)」の2回ステージを行っており、本作は後者です。当初「ツアーは2019年2月に終了」とアナウンスされていましたが、現在は3月に英国2公演が追加。恐らく、その2公演が最後となると思われます。そんなカウントダウンに入ったショウを記録した本作は、まさに極上のオーディエンス録音。“CRUISE TO THE EDGE”と言えば、極上録音が毎年生まれる事で知られており、今年もPFMの名作が大好評真っ最中で、今週はYES編も同時リリースとなります。本作は、そのSOFT MACHINE編であるだけでなく、こうした傑作群の姉妹作でもある。実は、いずれも同じ録音家“Lostbrook”が発表したコレクションなのです。この人物は昨年も“CRUISE TO THE EDGE”に参加しており、CARL PALMER'S ELP LEGACYの傑作録音でも注目を浴びたテーパー。船上イベントも熟知した業物録音なのです。実際、本作のサウンドは端正であり、深い。船内ホールのせいか距離感がまるでなく、密着するようなダイレクト感が絶品。その芯はタイムラグなしに届き、繊細なディテールも鮮明なまま耳元に飛びこむ。それでいて、鳴りには気品がある。ヘッドフォンで耳を澄ませてもホール鳴りは聴き取れないレベルなのですが、無意識下に作用するような音響が鳴りと艶やかにしているに違いない。サウンドボードばりではあっても、PAサウンド丸出しとは違う艶やかな感触がとにかく美しいのです。そのサウンドで描かれるショウは、あの素晴らしき日本公演と似て非なるもの。日本ではゲスト参加した名手ゲイリー・ハズバンドは同行せず、メンバー4人によるアンサンブルがソリッド。そして、セットも若干異なっている。当店では、日本最終日の傑作『OSAKA 2018』もご紹介しましておりますが、日本では1日2公演で昼夜でセットを大きく変えて38曲を収録していました。本作はその両公演の中間といった感じ。最終作『HIDDEN DETAILS』のタイトル曲や「Fourteen Hour Dream」も演奏しつつ、その間に70年代のレパートリーをたっぷり畳みかける。『THIRD』の「Out-Bloody-Rageous」、『SIX』の「Chloe And The Pirates」「Gesolreut」、『SOFTS』の「Tales Of Taliesin」「Song Of Aeolus」……。特に「Gesolreut」は先述の『OSAKA 2018』でも聴けなかったナンバーです。そして、ハイライトはジョン・マーシャルのドラムソロをフィーチュアした一大メイドレー。「The Relegation Of Pluto」で幕を開け、ソロを交えながら「Tarabos」「Sideburn」と展開していく。このドラムソロが凄い。手数やフレーズのバラエティもさることながら1打1打がとにかく重い。そのパワーは、77歳という年齢も信じられなければ、引退間際とも思えない。そして、メドレーのハイライトに配された「Hazard Profile Part 1」へと雪崩れ込む瞬間のスリル。そのすべてが極上サウンドで機微までじっくりと味わえるのです。本作のショウをもって2月のツアーは終了し、残すところ母国2公演のみ。その2公演が極上録音として残るかは神のみぞ知るところですが、とりあえず本作は確実に残った。最後の最後まで輝いて終わろうとしているのがビビッドに伝わる極上のライヴアルバム。 Live at Pacifica Theater, Royal Caribbean Brilliance Of The Seas, En Route from Tampa, Florida to Key West, Florida, USA 6th February 2019 TRULY PERFECT SOUND (66:23) 1. Intro (Michael Sadler) 2. Hidden Details 3. Chloe And The Pirates 4. Out-Bloody-Rageous 5. Band Introduction 6. Tales Of Taliesin 7. Song Of Aeolus 8. Gesolreut 9. Fourteen Hour Dream 10. Medley : The Relegation Of Pluto / Tarabos / Sideburn / Hazard Profile Part 1 John Etheridge - guitar Roy Babbington - bass John Marshall - drums, percussion Theo Travis - saxophone, flute, piano

Soft Machine ソフト・マシーン/FL,USA 2019

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