未だに語り草となっている、全公演の平均時間がなんと3時間!という長時間演奏を連日繰り広げていた1987年10月〜11月に掛けてのヨーロッパ・ツアー。その布石となったのが、特に7月〜9月に行ったライヴは少々コンパクトながら復帰後のマイルスのなかでも最も演奏内容が突出した名演奏の連続で、定番としてはSo What!からの7月のミュンヘン公演や、先日同じくSo What!よりリリースされた同月の日本でのライヴ・アンダー・ザ・スカイが挙げられ、これらを聴くとその後の長時間演奏と比べてもそれらを遥かに超える引き締まった好内容ばかりだった!ここに上記の説を証明するあまりにも強力なアイテムが初登場しました! 1987年8月後半から9月に掛けてのアメリカン・ツアーより9月4日シアトル・センター・コロシアムで行なわれたバンバーシュート・フェスティバル公演を、全体のバランス、各楽器の音もクッキリの、サウンドボードといっても過言では無い驚異の極上高音質ステレオ・サウンドにて2時間以上に渡り完全収録した2枚組で、まさにマイルス新たなる定番が初登場で御座います!!! Center Coliseum Seattle WA September 4.1987 Disc-1 1. One Phone Call / Street Scenes ~ Speak 2. Star People 3. Perfect Way 4. The Senate / You and Me 5. Human Nature 6. Wrinkle 7. Tutu Disc-2 1. Movie Star 2. Time After Time 3. Splatch 4. Carnival Time 5. Tomaas 6. Burn 7. Portia Miles Davis (TP,KEY) Kenny Garrett (AS,FL) Foley (LEAD B) Robert Irving (SYNTH) Darryl Jones (ELB) Ricky Wellman (DS) Mino Cinelu (PER)