レジェンズはクラプトンが19997年夏に、スティーヴ・ガッドの打診を受けて参加したスペシャル・ユニットで、メンバーはガッドの他、デヴィッド・サンボーン(サックス)、マーカス・ミラー(ベース)、ジョー・サンプル(ピアノ)というまさにレジェンド達ばかり。そして同年夏場の2週間、ヨーロッパで開催されたジャズ・フェスのいくつかに出演するこことなり、本タイトルは7月11日オランダ、ハーグで開催された恒例の「ノース・シー・ジャズフェスティバル」でのステージを、マスター・クオリティー、プロショット映像にて1時間36分にわたりフル収録。因みにこの映像は過去にはオフィシャルでDVDが海外のみでリリースされるも、今や入手困難であり、現在普通に鑑賞できるのは本ツアー初日のスイスでの「モントルー・ジャズ・フェスティバル」の映像のみで、その時以上にカンペキなバンド演奏をここでは披露。そしてセットもカヴァーやスタンダードももちろん多い中で、当時はまだアルバム・レコーディング中だった『ピルグラム』からの「Going Down Slow」を、アルバムと同アレンジでプレイしていたり、他にもブルースの 「Third Degree」、そしてマーカス・ミラーがクラプトンの娘に捧げて書き下ろしたという「Ruthie」など、ここでしか聞けないナンバーも。さらにラストでは「Layla」までプレイされ、ここではそのマーカスがクラリネットで伴奏するというシーンもあり、それらも含めてここでしか観られないパフォーマンスばかりで、しかも今後二度と実現しないであろうレジェンド達による奇跡のステージをオフィシャル・クオリティーで。NORTH SEA JAZZ 1997 : at Statenhal, The Hague, Netherlands 11th JULY 1997 : PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.96min 1. Full House 2. Groovin' 3. Ruthie 4. Snakes 5. Going Down Slow 6. The Peeper 7. In Case You Haven't Noticed 8. Third Degree 9. 1st Song / Tango Blues 10. Put It Where You Want It 11. Shreeveport Stomp 12. In A Sentimental Mood 13. Layla Eric Clapton: Guitar, Vocals / Marcus Miller: Bass / David Sanborn: Saxophone / Joe Sample: Keyboards, Piano / Steve Gadd: Drums