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Martin Turner ex Wishobone Ash マーティン・ターナー/UK 2019

本家と分かれつつもWISHBONE ASHの伝統を歌い継いでいる創始者マーティン・ターナー。中期の名作『NEW ENGLAND』をフィーチュアした最新オリジナル録音が登場です。アンディ・パウエルが起こした訴訟により5年前からMARTIN TURNER’S WISHBONE ASHの名称が使えなくなったマーティン。しかし、その後も彼は地道に活動を続けており、2年前には日本でも『ARGUS』完全再現ショウが話題となりました。そんなマーティンは現在『NEW ENGLAND』の全曲演奏を目玉にしたツアーを実行中。本作は、その音のレポート。「2019年3月31日ハートフォード公演」の極上オーディエンス録音です。まずは、マーティンの近況をイメージするためにも2019年の日程を見てみましょう。・2月22日+23日:ギリシャ(2公演)・3月15日-5月12日:英国(23公演)←★ココ★・8月4日-9月27日:英国(4公演) これが現在までに公表されているスケジュール。夏以降の予定はまだまだ未定のようですが、春には本格的な母国ツアーを実施。本作のハートフォード公演は、その7公演目にあたるコンサートでした。そんなショウを記録した本作は、滋味深くもクリアな絶品録音。当店ではお馴染み“英国の巨匠”によるオリジナル録音なのですが、本作は彼のコレクションでも最高峰となる超絶サウンド。とにかく素晴らしいのはオンな芯。距離感などまるでなく、ギターもベースもすぐ目の前で鳴っている。しかも、ディテールが異様に細やか。ツインのハーモニーが美しく鳴っていても1本1本のピッキング・ニュアンスやヴィヴラートの揺れ具合までしっかりと分かりますし、ヴォーカルも吐息レベルの繊細さ。それこそサウンドボードにも匹敵する鮮やかさであり、現場空気越しの空間録音とは信じられない次元なのです。さらに素晴らしいのは、艶。アタック音がタイムレスに耳に飛びこみ、そこに無意識下レベルの極々うっすらとした鳴りが艶を与えている。繰り返しますが、本作はヘッドフォンで耳を澄ませてもホール鳴りが聞き分けられない超クリア録音です。軽いカッティングでも鳴っている弦の本数が感じられるほどに繊細なのですが、そのトーンはサウンドボード丸出しよりも遙かに艶やか。その甘く切ない音色のハーモニーがステレオ感も鮮やかに脳内に滑り込み、全身を解かすように染み込んでいく。ここまでのサウンドを聞かされては、録音法がサウンドボードかオーディエンスなのかさえどうでもいい。ただただ、音の美に酔いしれる録音なのです。そんな極めつけの美音で描かれるショウがまた素晴らしい。先述したように、現在のマーティンは中期の名作『NEW ENGLAND』を大々的にフィーチュアしている。ショウは大きく2部構成になっており、第1部は『NEW ENGLAND』全曲演奏。「完全再現」ではなく「準・再現」とでも言えばいいでしょうか。恐らくはアルバム1曲目の「Mother Of Pearl」がオープニングに向かないという判断だと思いますが、まずはアルバムB面を曲順もそのままに演奏。続いてA面を再現するのです。これが見事。オープニングとなった「Outward Bound」は『NEW ENGLAND』でも一番人気のインスト・ナンバーですが、華麗にツインが舞い踊り、スリリングながらも極めて美しい。そこで一気にテンションが上がった後は、素晴らしき『NEW ENGLAND』の世界。ハードな「When You Know Love」「Runaway」もヘヴィな「Mother Of Pearl」も切れ味鋭く、「Lonely Island」「In All Of My Dreams You Rescue Me」の儚い哀愁も絶品。もちろん、どの曲にもWISHBONE ASHらしい泣きとツインのハーモニーがたっぷりとまぶされている。しかも、本作はそれらが際立つ美録音。仮に『NEW ENGLAND』を聴いた事がない方でも問題なし。むしろ「中期のWISHBONE ASHには、こんなに良いアルバムがあったのか」と驚かれるかも知れません。目眩く『NEW ENGLAND』パートの後はお待ちかね、大代表曲のラッシュ。デビュー作の「Handy」から『THERE'S THE RUB』の「Silver Shoes」まで、初期5枚からコレぞの名曲が畳みかけられる。もちろん『ARGUS』からも必殺の3曲「Warrior」「Throw Down The Sword」「Blowin Free」を披露。「Blowin Free」のブレイクパートで観客が「One,two, three, four!」とカウントするシーンはゾクゾクします。そんな中で唯一の例外は「You See Red」。これは英国の薫りを取り戻した中期の傑作『NO SMOKE WITHOUT FIRE』からのナンバーで、軽快な序盤からツインがドラマティックに展開していく名曲。『NO SMOKE WITHOUT FIRE』の再現ライヴもやってもらえたら凄そうだ……そんな妄想まで掻き立てられるライヴアルバムなのです。2019年にまさかの『NEW ENGLAND』再現を聴かせてくれたマーティン・ターナー。その最新ステージをサウンドボード裸足の極上クオリティで味わえる大傑作ライヴアルバムです。中期WISHBONE ASHのファンはもちろん、たとえ初期しかご存じない方でも『NEW ENGLAND』の素晴らしさに心奪われるであろう銘品の銘品。 Live at Corn Exchange, Hertford, UK 31st March 2019 ULTIMATE SOUND(from Original Masters) Disc 1(57:36) 1. Intro 2. Outward Bound 3. Prelude 4. When You Know Love 5. Lonely Island 6. Candlelight 7. Mother Of Pearl 8. In All Of My Dreams You Rescue Me 9. Runaway 10. Lorelei 11. Silver Shoes 12. Rock 'n' Roll Widow Disc 2(62:32) 1. Warrior 2. Throw Down The Sword 3. Handy 4. You See Red 5. Blowin' Free 6. Martin's Introduction 7. Doctor 8. Jailbait 9. Thanks and Introductions 10. Jailbait Reprise Martin Turner - bass, vocals Danny Willson - guitars, vocals Misha Nikolic - guitars Tim Brown - drums

Martin Turner ex Wishobone Ash マーティン・ターナー/UK 2019

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