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Paul McCartney ポール・マッカートニー/World Tour 1993 Soundcheck Collection & more

ポールマッカートニーの1970年代はウイングスとして駆け抜けた10年間であり、セールス的にはビートルズを超える成功を収めた実り多き時代であった。暗雲が立ち込めたのは1980年1月に日本で逮捕された事から始まる。これによりウイングスは瓦解し、さらに同年末にジョンレノンが凶弾に倒れる事により「ジョンが殺されてしまったからには、ホトボリが冷めるまでステージから遠ざからなければならない」とポールは第一線から下がる事になる。ほぼポールの年齢の40代に重なる80年代はほとんどステージに立つことはなく、かといってスタジオ・ワークもパッとしないものであった。意欲を持って臨んだ映画製作も評価されたとは言い難く、軽快なポップ・ソングや明るいハード・ロックが流行した80年代はポールにとって低迷の時代であったと言えるかもしれない。幸いかなポールには過去に数多くのヒット曲がある。しかもほとんどステージでは手付かずで演奏すればウケる事が間違いないビートルズ時代の楽曲もある。この低迷を打開するにはやはりステージであるという結論に達するのは自然の成り行きであろう。当時の新作『Flowers In The Dirt』に伴う10年ぶりのツアーが行なわれたのは1989年から1990年にかけてである。 この通称「GET BACK TOUR」は、10年ぶりのツアーであること、セットリストに今まで演奏した事のない楽曲が多く含まれていた事などが話題となり各地で大成功を収める。日本においても前科から来日公演が不可能だと思われていた中で実現した東京ドーム公演を見た人も多いだろう。このツアーで手応えを感じたポールは、ツアー・メンバーを中心としてライブ形式でレコーディングを行なう。それが『Off The Ground』である。1993年にリリースされたこのアルバムに伴い、前回の成功を受けて再びツアーに出る事を発表する。新たなワールド・ツアー、つまり「THE NEW WORLD TOUR」である。なにせ楽曲のストックは数多くある。ビートルズ時代の曲で演奏したことがないものもある。何よりニュー・アルバム『Off The Ground』が素晴らしい出来であった。 THE NEW WORLD TOURは1993年2月ミラノで開幕し、この年の12月までほぼ1年を費やして全77公演という長大なものとなった。2度目の来日公演が行なわれたのもこの年であり、東京ドームの他、初めて福岡ドームでも行なわれた事は記憶に新しい。しかも従来にはなかった試みとして、LIPAの寄付金を目的とした10万円の今でいうVIPチケットを発売したのである。このチケット購入者はサウンドチェックに参加できる特典があった。本作は、1993年11月12日、東京ドーム初日のサウンドチェックを映像で収録したものである。映像を見てもらえればわかるが、スタッフがハンディカムを手にステージ上で撮影した、まさに流出映像である。いかなる目的で撮影されたのか知る由もないが、メンバーそれぞれカメラを意識してポーズを決めており、まさに身内撮影ならではの臨場感は従来見ることが出来なかった迫力あるものである。何しろ今までこのような映像はもちろん、類似の映像すら皆無であったため、非常に興味深い。ステージ上に飾られたぬいぐるみ、「ベジタリアンになろう」と印字されたピック、当時の機材の数々など、これは記録用に撮影されたものであろうか。「Let Me Roll It」では客席の上を周遊するゴンドラも試される。ポールは飲み物を時折口にしているが、そのマグカップにはビートルズがデザインされている。ヘイミッシュは月代のカツラを被ってしこを踏んだりと、非常に和やかな雰囲気が伝わってくる。最後「Hey Jude」のリフレインでサウンドチェックは終了する。ポールはデニムジャケットを羽織り会場を後にする。しかしその後もカメラはまわっており、開演を控えた東京ドームの中のスタッフ、警備の様子などが収録されている。その後カメラはバックステージに移行し、通訳からステージMCでしゃべる予定の日本語のレクチャーを受けている様子が収録されている。手振りを交え「また来てヨカッタよ!」のイントネーションを繰り返し練習するポールが微笑ましい。続いてバックステージで日本のメディアのインタビューを受ける様子。そしてCD部分は、1993年の世界各地で収録されたサウンドチェック音源を全てサウンドボード音源で収録している。ツアー中では唯一EARTH DAY CONCERTで演奏された「Mother Nature’s Son」のリハーサル、当時の新曲「Get Out Of My Way」「Biker Like An Icon」、カントリー・アレンジの「Can’t Buy Me Love」他、サウンドチェックならではの選曲である。 1993年11月12日東京ドームにおけるサウンドチェックを映像で収録。スタッフがステージ上で撮影したもので、このような映像は今まで類似のものですら見たことがない非常にレアなものである。ポールはもちろん、バンドメンバーも撮影者に気心を許してカメラを意識して意図的に変顔をするなど、非常に和やかなサウンドチェックの魅力が余すところなく収録されている。またCD部分は世界各地のサウンドチェックからサウンドボード音源を収録している。 DVDは1993年11月12日東京ドームのサウンドチェック映像。CDは世界各地のサウンドチェックをサウンドボードで収録 【DVD】TOKYO DOME, TOKYO JAPAN November 12, 1993 01. Opening 02. Summertime 03. Jam 04. Let Me Roll it 05. Just Beacause 06. San Francisco Bay Blues 07. Midnight Special 08. Be Bop A Lula 09. Every Night 10. We Can Work It Out 11. Jam - What's Going On 12. Don't Let The Sun Catch You Crying 13. C Moon 14. Ain't That a Shame 15. Bring It On Home 16. Twenty Flight Rock 17. Drive My Car 18. Hey Jude 19. Tokyo dome befor the show 20. Interview Outtake 【CD】SOUNDCHECKS from ALL OVER THE WORLD Los Angeles, CA April 16, 1993 01. Mother Nature's Son St. Louis, MO April 29, 1993 02. Get Out Of My Way Cincinnati, OH May 5, 1993 03. Every Night 04. Don't Let The Sun Catch You Crying Orlando, FL May 9, 1993 05. Let Me Roll It Winnipeg, Canada May 21, 1993 06. When The Wind Blows 07. Mean Woman Blues Minneapolis, MN May 23, 1993 08. Bring it To Jerome Pontiac, MI June 4, 1993 09. Honey Don't 10. Improvisation 11. San Francisco Bay Blues Toronto, Canada June 6, 1993 12. Singing The Blues East Rutherford, NJ June 11, 1993 13. I Wanna Be Your Man Berlin, Germany September 3, 1993 14. Can't Buy Me Love 15. Back In The USSR 16. Jet 17. Live and Let Die London U.K. September 11, 1993 18. Intro 19. Good Rockin' Tonight 20. We Can Work It Out 21. Biker Like An Icon Paris, France October 13, 1993 22. Oh Mama

Paul McCartney ポール・マッカートニー/World Tour 1993 Soundcheck Collection & more

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