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Queen クィーン/London,UK 1973 Upgrade

神話はここから始まった。極々初期QUEENの頂点ステレオ・サウンドボード録音&最古のオーディエンス録音をセットした決定盤がブラッシュ・アップして登場です。そんな本作に収められているのは2公演。頂点ステレオ・サウンドボード録音は「1973年9月13日ゴルダーズ・グリーン劇場」、最古のオーディエンス録音は「同年11月17日リバプール公演」。両者を最高峰クオリティで永久保存するCDです。この2公演がいかに初期にあたるのか。それを実感するため、まずはすべてが動き出した1973年のスケジュールの中でショウのポジションを確かめてみましょう。 ・2月5日:BBCセッション・4月9日:マーキー・クラブ《7月13日『戦慄の王女』発売》・7月13日-8月3日:英国(3公演)《8月『クイーンII』製作》・9月13日:ロンドン ←★ココ★・10月11日-12月28日:欧州(35公演) ←★ココ★ これが『戦慄の王女』でデビューを飾った1973年の全景。4人が揃ったのは1971年の事ですが、当時のライヴと言えば「月に何度か」レベル。初の海外公演も含め、初めて“ツアー”と呼べる活動だったのが上記の「欧州」でした。本作のステレオ・サウンドボード録音はその直前であり、最古のオーディエンス録音は「欧州」12公演目にあたるコンサートでした。それでは、それぞれ個別にご紹介していきましょう。 【前半:1973年9月13日BBC RADIO 1出演】 まず登場するのは、デビュー直後を代表する名音源。「1973年9月13日ゴルダーズ・グリーン劇場公演」のステレオ・サウンドボード録音。BBC放送のための特別コンサートでした。BBCとは言ってもスタジオ・ライヴにオーバーダブも加える“BBCセッション”ではなく、観客の前でステージ演奏するコンサート・スタイルのライヴ録音です。実のところ、このショウはすでに公式化済み。3年前に衝撃を振りまいた『ON AIR』の6枚組デラックス・エディションにも収録されました。『ON AIR』は実に画期的な公式化で、2枚組スタンダード盤でさえすべての“BBCセッション”を網羅した文化遺産級の偉業でした。さらに6枚組のデラックス・エディションともなるとスタジオ・ライヴ以外のBBCの秘宝も大盤振る舞い。もはや、すべてのBBCブートレッグをお役ご免にする公式化の理想像………のはずでした。しかし、惜しい事にそう断言もできなかった。海外を含め、コア・マニアが寄ってたかって聴き倒した結果「ベスト・サウンド」と断じたのは、当時の放送版だった。その放送版の最高峰クオリティ・バージョン……それこそが本作なのです。実際、本作(の前半)を占めるサウンドボード録音は、まさに究極。長さ的な意味では「Jailhouse Rock」も収録した公式版に軍配が上がるものの、サウンドはそうではない。公式版は2016年リリースだけに現代ロックの激しい音圧に慣れた耳にも対応する音圧押しサウンドでしたが、本作はあくまで“1973年サウンド”。BBCのトランスクリプション・ディスク(しかも未使用!)から精緻にデジタル化しており、超美麗でありながらナチュラル感も圧倒的。公式版は古い録音をむりやり現代市場レベルにまでかさ上げさせていましたが、その高音は耳にキンキンと突き刺さり(あの4人も奏でていないであろう)太すぎる低音が奇形児のようでもありました。言い換えるなら音源知識が皆無のド素人向けの仕上がりだったのです。それに対し、本作はあくまで4人の出音そのまま。アナログ時代の楽器がアナログ感覚を保持したまま、その最高峰を究めているのです。しかも、本作はその最高峰マスターをさらにブラッシュ・アップ。もちろん、公式以上の美しい鳴りには一切手を付けず、細かなノイズの除去のみに注力。発掘当初から「このまま公式リリースできる」とさえ言われたマスターだけに目立つノイズはないのですが、ヘッドフォンで耳を澄まして気づくか否か……といった顕微鏡レベルのノイズまで探し出しては補正。究極形を実現いたしました。そんな至高のサウンドで描かれる音楽こそが素晴らしい。内容は歴史的な2枚『戦慄の王女』『クイーンII』の濃縮還元。1stから2曲+2ndから3曲というバランスで名曲を披露しつつ、そのバンド・ポテンシャルは(アルバム製作直後だけに)『クイーンII』そのもの。特に「Father To Son」は全世界初演となる生演奏なのです。『クイーンII』は英国ハードロックの理想像そのものですが、ハードロックの進化は生演奏にこそある。つまり、本作は英国ハードロックが成し得る理想像とさえ言えるものなのです。また、その生演奏に華を添えているのがBBCのナレーション。バンドの紹介など、内容的には取り立てて語るべきものはないのですが、聴いていてハッとするのが「ディーコン・ジョン!」の一言。これはデビュー作『戦慄の王女』のクレジットに沿った紹介ではありますが、ジョン自身はこの呼ばれ方を好まず、すぐに「ジョン・ディーコン」に改められていった。デビュー作のクレジットをミスと見る方もいらっしゃいますが、そうではなく意図的なものだったのが過去最高峰クオリティの音の証拠として楽しめてしまうのです。 【後半:1973年11月17日リバプール公演】 そんな至高のBBCサウンドに続くのは、2ヶ月後のオーディエンス録音。QUEEN最古の客録として知られるものですが、そのクオリティは極めて高い希少価値さえも問題外にする素晴らしさ。2004年のファン・コンベンションで初公開されたもので、大元マスターからダイレクトにデジタル化されたと言われる極上品。それだけにダビング痕がまるでなく、よほど保存環境が良かったのか経年劣化もほとんど感じられない。さすがに史上最高峰サウンドボードであるBBC音源のようなダイレクト感ではありませんが、その瑞々しいサウンド、ノイズレスな艶やかさ、細部までクッキリと伝わる透明な空気感、そしてマスターだからこその端正な鳴り……すべてが70年代初期の常識以上。もちろん、こちらも最新・細心マスタリングでブラッシュ・アップ。至高のBBCマスターと並べて聴けるクオリティを実現しました。そして、ショウも素晴らしい。前半BBCの2ヶ月後だけに酷似しているわけですが、そこでも聴けない「Keep Yourself Alive」や貴重な未発表曲「Hangman」も楽しめる。さらに熱気も凄い。ラジオ収録のBBCも若々しいパッションが感じられたものの、こちらはさらにステージなのが良い。開放感いっぱいで本来の居場所で輝く極初期の輝きを極上サウンドで真空パックしているのです。大名盤『クイーンII』を創り上げ、いよいよ本領を発揮し始めたQUEEN。そのバンド・ポテンシャルが爆発するライヴアルバムの決定盤です。世界のマニアから“オフィシャル以上”と太鼓判を押されるBBCサウンドボードに、QUEEN最古の極上オーディエンス録音。その双方の最高峰版で極初期QUEENを堪能できる歴史的な大傑作です。それこそ『戦慄の王女』『クイーンII』と並べて“1973年”を噛みしめたい1枚。 Golders Green Hippodrome, London, UK 13th September 1973 STEREO SBD(UPGRADE) Taken from the original BBC transcription services disc(CN 2073/S) Live at Golders Green Hippodrome, London, UK 13th September 1973(56:42) 1. Introduction 2. Procession 3. Father To Son 4. Son And Daughter 5. Ogre Battle 6. Member Introduction 7. Liar Taken from the original BBC Transcription Services Disc(CN 2073/S) Live at the Stadium, Liverpool, UK 17th November 1973 8. Procession 9. Father To Son 最初ボーカルがオフ、面白い 10. Son And Daughter 11. Ogre Battle 12. Hangman 13. Keep Yourself Alive 14. Liar

Queen クィーン/London,UK 1973 Upgrade

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