新世代ジャズ黄金期の象徴として、最先端を行く現行LAジャズ・シーンを束ねるグルー、カマシ・ワシントンが、ブランドン・コールマンらを擁する最強強者軍団ザ・ネクスト・ステップを率いて今年も本格的に始動開始!その圧倒的な最新ライヴが早くも登場だ!!!現在ジャンルも世代も超えて最も支持される音楽の救世主カマシ・ワシントンと、カマシ同様に皆一国の主といえるLAオールスター・ラインナップ、ザ・ネクスト・ステップによる、最新2019年2月16日シカゴに於ける熱狂のピッチフォーク・ミッドウインター・フェスティバルにトリで出演した圧巻のライヴを、レーベル独自の丁寧なマスタリングを施した迫力の極上高音質ステレオ・サウンドにて1時間半以上に渡り完全収録した2枚組が入荷しました!!!メンバーはサックスのカマシを中心に、女優でもあるヴォーカルのパトリス・ピットマン・キン、自身の活動も忙しい最強キーボディストのブランドン・コールマン、トロンボーンのライアン・ポーター、メキメキと頭角を表すベースのガブ・ノエル、ドラムスのトニー・オースティン、同じくドラムスでソウル界の名ドラマーを父に、サンダーキャットを弟に持つロナルド・ブルーナー・ジュニア、そしてパパ・ワシントンことリッキー・ワシントンという布陣の凄腕ザ・ネクスト・ステップで、かつての求心的なジャズマンのような即興演奏を極めるために予定調和を廃しひたすら個の内省へ埋没するのとは対象的な、集合体としての表現に拘る音の宇宙を編み上げて行く。ショーのオープニングとなる、ストリート・ファイター・マス」からカマシとリッキーの壮絶なブロー、ライアン、コールマン、ガブの強烈なソロ、まるでトニー・ウィリアムスとデニス・チェンバースの2人が同時に爆発しているようなトニーとロナルドの爆烈ツイン・ドラムらが、スタジオ盤の100倍の猛烈な演奏で圧倒する。もちろんこのような激しいインプロビゼーションの応酬もあるが、ケンドリックス・ラマーやデヴィッド・ボウイら、ジャズ以外のフィールドでも数多くのセッションを経験を活かしたカマシならではのバランス感覚を保ちながら、常に冷静に全体を見据えている。またジョージ・クリントン親分率いるP-ファンク軍団の「ワン・ネイション・アンダー・ア・グルーヴ」マナーとサン・ラの集団催眠的な、あらゆる音楽を含有するこのバンドの真骨頂となる漆黒の西海岸グルーヴ楽曲も心地良い。兎に角、全編に渡りカマシ、リッキーとライアン・ポーターによるスピリチュアルなホーン・セクションの響き、ノード・シンセやハモンドのようなサウンドを猛烈な勢いで繰り出す鬼才コールマン、ボウイング奏法含め多彩なファンキーかつアップリフティングなグルーヴでボトムを支えるガブ、全体を見渡しながら始終刺激的なリズムを叩き出すロナルドと、まるで機械のように正確無比なプレイで雄弁なシンコペーションを描く鳥肌もののトニーのツイン超絶ドラムというあまりにも贅沢な2人のドラマー競演も熱すぎる。こんな中、カマシのそれまでの誰とも似ていない、まるで科学者の如く全体を把握しコントロールしながら、常に理知的な雰囲気を湛えるサックス・プレイは完全にジャンルレス、そしてとてもクール。敢えて例えるなら帝王マイルス・デイヴィスか…もちろん辣腕メンバー達のソロもきっちりと織り込まれており聴き所満載だ。そして忘れてはならないパトリス嬢のスピリチュアルでソウルフルなヴォーカルも、神々しいまでの壮大なカマシ宇宙を美しく彩っている。 Live at Pitchfork Midwinter Festival,Rubloff Auditorium at the Institute of Chicago,IL February.16.2019 EX-AUD 2019 Original Remaster 95 min Disc-1 1. Street Fighter Mas 2. Connection 3. The Rhythm Changes Disc-2 1. Truth 2. Giant Feeling 3. Fists of Fury - Band Intro Kamasi Washington - Saxophones Rickey Washington -Soprano Saxophone,Flute Brandon Coleman - Piano Keyboards Ryan Porter - Trombone Patrice Quinn - Vocals Gabe Noel - Electric Bass Tony Austin - Drums Ronald Bruner Jr. -Drums