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Jimmy Page,Robert Plant ジミー・ペイジ ロバート・プラント/Tokyo,Japan 2.8.1996 Upgrade

もはや20年以上の歳月が経過してしまったペイジ・プラントのジャパン・ツアー。当時のリリースラッシュ、それはもう壮絶を極めたものでした。あれから20年が経過し、当時のアイテムは現在の感覚で聞くと古さを感じさせるアイテムばかりとなってしまいました。そこで独自に入手した音源を元に、現代のリスニングに耐えうる「BUDOKAN 1996 4TH NIGHT」と「BUDOKAN 1996 5TH NIGHT」をこれまでにリリースしてきましたが、今回さらに二公演がこれまた独自入手オーディエンス・マスターからリリースされます。まずは2月8日の武道館。この日はペイジ・プラント(以下PPと略します)のジャパン・ツアー、三公演目にして二人が遂に本領を発揮したという一日でした。何と言っても前年のツアーからずっと演奏し続けていた「Since I've Been Loving You」に代わって「Tea For One」が初めてライブ披露されたという歴史的な一日だったのです。そもそも同曲は「PRESENCE」のレコーディング時、アルバムを締めくくる「Since I've〜」調のブルースが欲しい…ということから生み出された曲。いわば姉妹曲と呼べる存在。しかしながら(「PRESENCE」収録の大半がそうだったように)ZEPでのライブ演奏が叶わなかったことから、まさかのPPのステージで、おまけに日本でライブ・デビューが実現するとは。それまでの武道館二日間において、前半のアコースティックコーナー明けで演奏されるのは決まって「Since I've〜」でした。ですから、この日もてっきりそれが演奏されるのだと思ってこちらが構えていたところ、プラントの「初めて披露する曲」とのMCから続いて始まったのが「Tea For One」のイントロ・リフだったのです。今回のアイテムを手にする方の中には当日の現場におられた方も多いかと思われますし、この展開は本当に衝撃的かつ感激させられたものでした。ところが、この歴史的なライブ初演にはオチが付きます。イントロ・リフをペイジが弾き始めたのはよかったものの、そこから曲本体へと移るタイミングを彼が掴めず、せっかくの演奏開始で観客をアッと言わせたのも束の間、あえなくやり直しとなってしまったのです。このハプニングを前にプラントが放った名台詞が「今のはリハだからね!」だったというのも懐かしい。今となってはこれも愉快な場面であり、実際にペイジもやり直した際に気まずい表情を浮かべるどころか快活に笑い飛ばしており、その表情は初回納品分に付属する映像にて確認していただけるかと。しかしやり直しただけのことはあって演奏は実に素晴らしく、ペイジが弾きまくる様はこれがライブ初演だとは思えないほど。またこのツアーならではのオーケストラが加わったアレンジも素晴らしく、今となっては見過ごされがちな名演の魅力をぜひ今回のリリースにて再確認してください。その愉快なハプニングが物語っていたように、この日は全体を通して非常にリラックスした雰囲気であり、なおかつ前二日よりも盛り上がりを見せたことからプラントが気を良くしたであろう様子も付属の映像から伝わってきます。そして何より傑作なのが「Tea For One」よりも前、PPのツアーでは初お目見えとなった「The Rain Song」でもペイジがイントロをやり直しているということ。こちらも映像を見れば彼が満面の笑みの照れ隠しから演奏をやり直している様子が解るのですが、今回の極上オーディエンス録音で聞いても観客のイントロ中断に対する「ええええ?」的な臨場感が実にリアルに伝わってきてとても楽しい。それ以上に特筆すべきは、この日初めて「The Rain Song」が「HOUSES OF THE HOLY」アルバム・バージョンと同じアコースティックなアレンジ(とはいっても「UNLEDDED」で披露済みでしたが)で演奏されたことが挙げられます。それが前年のツアーでは一切披露されず、観客が音楽を聞き入る国、日本だからこそ初めてツアー・レパートリーに組み込まれたことは我々が誇りにすべき事実でしょう。実際PPツアーは「UNLEDDED」の成果を引き継いでレパートリーの大半をアコースティックなものへと置き換えており、それがステージでやりやすい国こそ日本だったのではないでしょうか。こうして聞きどころが前半に集中した感のある一日ですが、全体のリラックス感は本当に素晴らしい。だからこそ毎晩演奏されてきた「Yallah」がこの日に限ってイントロだけで取り止めとなってしまったハプニングもまた面白いもの。一説にはモニターのトラブルだと言われていますが、次の「Four Sticks」が滞りなく演奏されたところから考えるに、むしろ新曲を前にした観客の受けが悪くてペイジが弾くのを止めたようにも映ります。これもまた珍しい場面でした。最初にも触れたように、20年前には雨後のタケノコの如く大量なアイテムが生み出されたジャパン・ツアーでしたが、今回のリリースに当たって提供された独自のオーディエンス録音マスターの音質は実に見事なクオリティ。そのレベルは名作「BUDOKAN 1996 5TH NIGHT」にも迫るほど。今になって聞くと音像は近くともメリハリを欠いた印象が否めない「10 DAYS」ボックスと比べてもナチュラルさと迫力の両方で上回るレベル。中でもペイジのギターの音圧や迫力が見事で、あの「Tea For One」ライブ初演を弾きまくる様もバッチリ捉えてくれているのです。そしてPPツアー最大の功労者とも呼べる故マイケル・リーのドラミングも冴えまくり。いい意味でグランジ後のナインティーズ・ロック的なドラム・スタイルがPPと上手く噛み合った絶妙のケミストリーも素晴らしい音質にて味わってください。ZEPのサウンドを継承しつつも、一方でナインティーズの空気を読んで新たなロックサウンドを奏でようとしていたPPが武道館で本領を発揮した瞬間の新たなドキュメント、ベストを刷新するオーディエンス・アルバムです! Live at Budokan, Tokyo, Japan 8th February 1996 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters) Disc 1 (67:50) 1. Intro. 2. Celebration Day 3. Bring It On Home 4. Heartbreaker 5. What Is And What Should Never Be 6. The Rain Song 7. Hurdy Gurdy Solo 8. When The Levee Breaks 9. Gallows Pole 10. Tea For One (False Start) 11. Tea For One 12. Band Introductions 13. The Song Remains The Same 14. Babe, I'm Gonna Leave You Disc 2 (66:06) 1. Whole Lotta Love (incl. Down By The Seaside, Break On Through, Dazed And Confused) 2. Yallah 3. Four Sticks 4. Egyptian Intro 5. In The Evening 6. Kashmir 7. Black Dog 8. Rock And Roll

Jimmy Page,Robert Plant ジミー・ペイジ ロバート・プラント/Tokyo,Japan 2.8.1996 Upgrade

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