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Queen クィーン/Belgium 4.23.1982

名演続発で知られる“HOT SPACE TOUR”の欧州レッグ。その秘宝地帯から新たなる名作ライヴアルバムが誕生です。一般のQUEEN史では不調期と思われがちな『HOT SPACE』時代ですが、ステージではまるで違っていました。特にアルバム発売前後のツアー序盤に行われた欧州レッグはQUEEN史でも希に見る名演・快演の濃縮地帯。近年ではオフィシャル映像『QUEEN ON FIRE: LIVE AT THE BOWL』で好調ぶりが知られてきたものの、あの爆テンションですら特別ではなく、同等以上のハイパー・ライヴが連日連夜繰り返されていたのです。それだけにライヴアルバムも人気で、当店でも多数の傑作をご紹介してきました。本作は、それほど素晴らしい“1982年ヨーロッパ”の最新弾。「1982年4月23日ブリュッセル公演」の傑作オーディエンス録音です。いつもなら“HOT SPACE TOUR”の全体像から始めるところですが、もう何度も解説済み。今回は一歩踏み込み、奇跡の欧州レッグに絞り込んで当店のコレクションを整理してみましょう。 ・4月9日+10日(2公演)・4月12日『SHAKE THAT THING: DRAMMEN 1982』・4月16日『LONG LIFE TO THE QUEEN』・4月17日-22日(4公演)・4月23日:ブリュッセル公演 ←★ココ★・4月24日+25日(2公演)・4月18日『FRANKFURT 1982』・5月1日:ドルトムント公演 ・5月3日『PARIS 1982』・5月5日-7日(3公演)・5月9日『WURZBURG 1982』・5月10日:ベーブリンゲン公演・5月12日+13日『VIENNA 1982』・5月15日:ベルリン公演・5月16日『HAMBURG 1982』・5月18日『KASSEL 1982』《5月21日『HOT SPACE』発売》 ・5月21日『MUNICH 1982 1ST NIGHT』・5月22日:ミュンヘン公演・5月29日『HOTTEST LEEDS 1982』・6月1日+2日『COMPLETE EDINBURGH 1982』・6月5日『MILTON KEYNES 1982 COLLECTOR'S EDITION』これが1982年の欧州ツアー。全30公演が行われ、本作で13本目のライヴアルバムになるわけです。これだけ大量にご紹介しておきながら、“調子が今ひとつかな”というのはエンジンがかかりきっていない最初の『SHAKE THAT THING』だけ。あとはすべて名演レベルであり、他の時代であればツアーNo.1になりそうな絶好調のショウばかりなのです。いかにこのツアーが奇跡だったかご理解いただけるのではないでしょうか。その中で本作のブリュッセル公演はツアー序盤、エンジンもかかり、いよいよ奇跡のツアーが本領を発揮し始めた9公演目にあたるコンサートでした。そして、そんなショウを記録した本作は、サウンドもなかなかに素晴らしい。実は、このショウにはフル録音が発見されておらず、2種類の不完全オーディエンス録音が知られています。本作はその双方を組み合わせているわけですが、これが幸運にもショウの全曲をカバーできている。具体的に言いますと、前半の「Tape 1」は開演から「Now I'm Here」のリプライズまで。「Tape 2」はその次の「Tie Your Mother Down」から終演まで記録されていたのです。実のところ、「Tie Your Mother Down」の冒頭が録音漏れになっているので厳密には完全形ではないものの、ショウの全曲はしっかりと聴ける。しかも、この2種の録音はサウンドも似ており、何も知らなければ「Tie Your Mother Downの頭でテープチェンジか」としか思わないほど自然なライヴアルバムなのです。そして、その基本クオリティが素晴らしい。特に「Tape 1」は最近になって新発掘されたクリア・マスターで、テープスピードがヨレヨレだった従来バージョンとは大違い。あくまでヴィンテージ・オーディエンスであってサウンドボードと間違えるようなタイプではないのですが、その芯は力強く手元に飛びこみ、オーディエンス録音の弱点になりがちな重低音を図太い。しかも、それ以上になるのがクリアさ。フレディの歌声は歌詞の1語1語までハッキリと分かり、ギターのディテールも輪郭以上の機微までキリッとしている。実のところ、新発掘マスターでも「Now I'm Here」終盤から「Dragon Attack」にかけて(Tape 1の終盤)で揺れも起きてしまう(恐らくレコーダーの電池切れだったのでしょう。本作ではこのパートだけでなく、全体を細心マスタリングで修復しています)ために完全無欠とは言えませんが、それ以外はこの奇跡ツアーでも屈指となる名録音なのです。そんなサウンドで描かれるショウのハイテンションな事と言ったら! オープニングは『QUEEN ON FIRE』でもお馴染みな「Flash」→「The Hero」→「We Will Rock You (fast)」の流れですが、実は「We Will Rock You (fast)」が復活したのはこの日から。新曲「Action This Day」と雪崩れ込む、あの見事な流れがこの日完成したのです。しかも、この「Action This Day」が実に初々しい。演奏や歌声もフレッシュではありますが、さらに終演後にフレディが「今のは『HOT SPACE』の曲さ。みんなもう買ってるよな」と口走る。ところが上記の日程をご覧の通り、この欧州レッグはアルバムの発売前。もちろん観客が買えるはずもなく、観客から返される「No!」に「そうだ、まだだった」と言って照れ隠しのようにさっさと「Play The Game」を始めるのです。その後も「本生100%版QUEEN ON FIRE」と言いたくなる絶好調のショウが繰り広げられますが、やはり似て非なるもの。各所で披露されるヴォーカル・インプロも独特ですし、ハイパー・テンションだからこそ型にはまらず伸び伸びとしている。さらに『QUEEN ON FIRE』で聴けないと言えば「Liar」。これまたキレッキレの名演で、途中に「Back Chat」を織り込むレア・アレンジ。さらに続く「Love Of My Life」ではブライアンがMCにフランス語を交え、それに導かれるように感動的な大合唱が広がる。さらさらに……と、聴きどころが絶え間ない。シンプルに声が出ていて勢いのあるショウではあるのですが、その絶好調ぶりが次々とマジカルな瞬間を生み出していくから1982年の欧州レッグは奇跡。その見本のようなライヴアルバムなのです。オフィシャル映像『QUEEN ON FIRE』の大熱演はミルトン・キーンズの大群衆を前にしたからこそのもの……ではなかった。その1ヶ月以上前からすでに絶好調は始まっており、あの公式プロショットまで絶えることがなかった。その音の証拠であり、序盤だからこそのフレッシュな勢いも眩しいライヴアルバムの大傑作です。マニア以外にも必聴……と言いたいところですが、むしろマニアだけの桃源郷にしてあまり広めたくない。ひっそり独占したくなるほど素晴らしい“1982年ヨーロッパ”の秘宝。 Forest National, Brussels, Belgium 23rd April 1982 TRULY AMAZING SOUND Disc 1 (53:33) 1. Flash 2. The Hero 3. We Will Rock You (fast) 4. Action This Day 5. Play The Game 6. Staying Power 7. Get Down Make Love 8. guitar solo 9. Under Pressure 10. Liar 11. Love Of My Life 12. Vocal Improvisation 13. Save Me Disc 2 (43:14) 1. Fat Bottomed Girls 2. Crazy Little Thing Called Love 3. Bohemian Rhapsody 4. Now I'm Here 5. Dragon Attack 6. Now I'm Here (reprise) 7. Tie Your Mother Down 8. Another One Bites The Dust 9. Sheer Heart Attack 10. We Will Rock You 11. We Are The Champions 12. God Save The Queen

Queen クィーン/Belgium 4.23.1982

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