MOTLEY CRUEがもっとも華やかで勢いのあった「THEATER OF PAIN」ツアーより、1985年11月1日のイリノイ州シカゴ公演が、ファン必聴必携の2枚組でリリース決定です! 本作では IRON MAIDEN「SLAVERY MASTER」や、METALLICAの「THE ECSTASY OF ARAGON」など幾多の決定的を残した、あの名テーパーによるオリジナル・カセット・マスターをダイレクト使用。サウンドボードをも圧倒する超高音質 オーディエンス・ソースで、絶頂期のMOTLEY CRUE・・・・・・いや、L.A.メタルそのものを、聴き手の身体へダイレクトに体感させます!MOTLEY CRUEはメジャー・デビューする以前から、ロサンゼルスのクラブ・シーンでは一頭抜けた存在でした。1982年に「TOO FAST FOR LOVE」で本格的に売り出されるや否や、たちまち10万枚(それもファンの口コミのみ!)をセールス。余りにも無軌道なロックンロール・ライフから、プロフェッショナルなKISSからは前座を降ろされるなど紆余曲折がありましたが、そのライヴ・パフォーマンスは当時の若者を虜にしました。それを象徴するのが'83年5月に出演した"U.S.フェスティバル"です。彼らのフレッシュかつ毒々しいパフォーマンスは、OZZY OSBOURNEやJUDAS PRIEST、SCORPIONSといったヨーロッパ勢の大物を相手にして一歩も引かない大胆さ(特にオジーと彼らのエピソードは語り草)で、ある意味に おいてヘッドライナーのVAN HALENにも勝る存在感を放っていました。バンドが9月に発表した2ndアルバム「SHOUT AT THE DEVIL」は、その勢いをダイレクトに感じさせる内容でした。翌'84年はオジーのサポートとしてツアーを行い、バンドとアルバム双方がブレイク。 RATTなどとともに"L.A.メタル"を体現する存在として、アメリカにおけるヘヴィメタル人気の立役者となりました。その絶頂に待ち受けていた落とし穴が、同年12月に起きたヴィンス・ニールの事故でした。こさらにの時期はバンド全員がドラッグやアルコールでボロボロ の状態。華やかな外見とは裏腹な状況でしたが、彼らはこの苦境を乗り越え、'85年6月には代表作「THEATER OF PAIN」を送り出したのです。全米6位を記録した同作では7月に初来日も実現。8月からは大規模な全米ツアーがスタートし、名バラード「Home Sweet Home」も大ヒットするなど、バンドを大きくステップアップしました。MOTLEY CRUEのヒストリーにおいても、この1985年は特に重要な時期と言えるでしょう。本作では、この重要極まりないMOTLEY CRUEの「THEATER OF PAIN」アメリカツアーより、11月1日のシカゴ"ローズモント・ホライゾン"におけるライヴを、聴いた誰もが唖然とするような最上級サウンドで収録! 「一体どんな機材を使えばこういう録音ができるのか?」と、不思議に感じる程のオーディエンス・サウンドは本当に圧倒的です。約90分間に渡って、聴き 手にMOTLEY CRUEらしい極彩色のメタルを満喫させます!本作の凄さは、ディスクを再生した直後、オープニングの「In The Beginning」が飛び出した瞬間に明らか! 興奮に沸き返る場内の盛り上がり、リアルでナチュラルな臨場感は聴き手をゾクゾクさせるでしょう。一世を風靡していたL.A.メタル・ムーヴメントの熱気を、肌で感じさせるような一瞬です!パイロの炸裂もリアルな(それでいて耳障りではない)サウンドで再現する1曲目「Looks That Kill」以降は、その臨場感に加えて、演奏の聴き易さとダイレクト感がハンパ無い! 楽音の全てがライン録音のような聴き応えで迫ります! 伸びやかでハリに満ちたあるヴィンスのボーカル、リフそしてソロともに安定したプレイを聴かせるミックのギターは、いずれも存在感抜群。さらにストロングなリズムで観客を圧倒するトミー&ニッキーのタイトなプレイも目の前で聴くような輪郭と明瞭さ。「関係者録音ではないのか?」と思えるほど、全てが別格の録音なので す。セットリストは1stから3rdまで満遍なくセレクトされています。前述した「Looks That Kill」は躍動感たっぷりに、「Use It Or Lose It」は駆け抜けるようなスピード感で、それぞれ素晴らしいプレイを聴かせます。会場全体を巻き込むような「Shout At The Devil」は、まさにパーティです!しかし何といっても目を惹くのが、リリースされたばかりの新作「THEATRE OF PAIN」ナンバーの数々。「Fight For Your Rights」を皮切りに、名曲「Home Sweet Home」、さらに「Keep Your Eye On The Money」などが、1stや2ndのナンバーに混ざって効果的に取り上げられます。中でも聴いてほしいのが「Home Sweet Home」。オーディエンス録音の同曲でこれほどまでに状態の良いテイクはちょっと記憶にありません。熱心なマニアならずとも、思わず聴き入ってしまうは ずです! これら定番曲ばかりでなく「Louder Than Hell」や「City Boy Blues」といった、後のツアーでは演奏されなくなってしまう曲も、ここでは最高級のサウンドと聴き応えで楽しめます。ライヴ中盤のドラムソロも聴き所。ドラムサウンドだけでなく、トミーと観客とのコール&レスポンスも迫力満点のサウンドで収録されています。立体感溢れ るその音像は、垂直にせり上がるセットが目に浮かぶかのようです。 ライヴの後半では「Smokin' In The Boys Room」や「Helter Skelter」,「Jailhouse Rock」が、彼ららしいワイルドなロックン・ロールで炸裂! ライヴの最後まで終始ピークの熱気と盛り上がりで突き抜けるステージは、"L.A.メタル の寵児"であるMOTLEY CRUEならでは! ラストの「Jailhouse Rock」が終了間際でフェイドアウトするのは本当に残念ですが、ここで聴ける演奏の数々、そしてオーディエンスの盛り上がりは、'85年当時の MOTLEY CRUEがいかに優れたライヴ・バンドだったのか、雄弁に物語っています!本作では勢いが絶頂にあったMOTLEY CRUEのライヴ・パフォーマンスを、スケール感満点の最高音質で堪能できます。本作と同時期のライヴ・ソースには、Crazy S.録音による「WELCOME TO THE THEATRE OF PAIN」や「SMOKING HELL」が存在しています。しかし演奏や楽音だけでなく"時代の熱気"まで丸ごとパッケージした本作は、それらに並ぶか、あるいは上回る録音と断言しま す。普段はMOTLEY CRUEを(ライヴはもちろん、スタジオ・アルバムですら)聴かないと言う人や、「L.A.メタルはちょっと・・・・・・」と敬遠している人も多いかも知 れません。しかにそんな方にこそ、本作をオススメしたいと思います。 Live at Rosemont Horizon, Rosemont, IL. USA 1st November 1985 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters) Disc 1(48:42) 1. In The Beginning 2. Looks That Kill 3. Use It Or Lose It 4. Shout At The Devil 5. Fight For Your Rights 6. Ten Seconds To Love 7. Piece Of Your Action 8. Home Sweet Home 9. Red Hot 10. Guitar Solo 11. Keep Your Eye On The Money Disc 2(39:40) 1. Louder Than Hell 2. Drum Solo 3. Too Young To Fall In Love 4. Knock 'Em Dead Kid 5. Live Wire 6. Smokin' In The Boys Room 7. City Boy Blues 8. Helter Skelter 9. Jailhouse Rock Vince Neil - Vocals Mick Mars - Guitar Nikki Sixx - Bass Tommy Lee - Drums