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Pink Floyd ピンク・フロイド/London,UK 3.15.1977 2 Diff Source Upgrade

ピンク・フロイド77年の古典ソースに新展開!!これまでLP盤落としでしか聴けなかったあの有名音源が、遂に発掘されたテープ・ソースで降臨します!!!ピンク・フロイド1977年3月15日。この日はアルバム「アニマルズ」に伴うツアーとして英国ロンドンはウェンブリーで5日間連続で行われた公演の初日として知られています。音源ファンにとってもこの3月15日の録音は古くから知られる馴染み深いものであり、特に1979年に登場したアナログ・ブートレッグLP『KNOBS』を聴き馴染んだファンは多いのではないでしょうか。これに使用されたソースは通称" Recorder 1 "と呼ばれ、幾つかのシーンでカットポイントがあるものの概ね良好な音質を保っており、アンコールの「Money」も収録している点が昔から高く評価されてきました。 一方、この日のソースにはもうひとつ" Recorder 2 "と呼ばれるものが存在しており、これはRecorder 1よりも若干音質に劣るもののシーンのカットが無く、開演からショウ後半の終わりまでシームレス収録されたソースとして知られています。しかしアンコールの「Money」が丸ごと欠落しているという欠点もあり、シームレス録音ながらもRecorder 1ほどスポットが当たらなかった歴史を持っています。ここでその2ソースの音源史を振り返ってみましょう。どれも代表的なタイトルのみですが、整理すると以下の様になると思います。 " Recorder 1 "(LP)『KNOBS (THE IMPOSSIBLE RECORDWORKS / IMP 2-15)』『KNOBS (TOASTED RECORDS / 2S-907)』『GIANT BARN DANCE (PF3077 A/B)』『30KW P.A. (PF3077 C/D)』(CD)『KNOBS (MPH 016/2)』 " Recorder 2 (CD)『WEMBLEY 1977 MARCH 15 MASTER (LEM 007)』※ アンコール「Money」のみRecorder 1で補填収録 ここで注目したいのはRecorder 1で、このソースは『KNOBS』LPの原盤でしかその姿を現しませんでした。つまりテープ音源が発掘されない為、LP起こししか存在しない状態だった訳です。CD時代になってからもこのソースを使用したCDタイトルが幾つか登場しましたが、それらは全て『KNOBS』LPから盤落としされたものであって、LPに使用されたテープ・ソースからのトランスファーではなかったのです。それ故にどのタイトルも同じ部分の欠落箇所と似た様な音質の内容のものが溢れ返っていた現状がありました。しかし2019年の夏、この現状に電光石火のパラダイムシフトが起こったのです。なんとこの『KNOBS』LPにも使用されたRecorder 1がロー・ジェネレーションのテープ・ソースで新発掘されたのです!! 驚くべきはその音質で、この" 新・Recorder 1 "はこれまで『KNOBS』ソースで聴けたものより格段に解像度の高いマスター・ダイレクトな音像で息衝いていたのですからさァ大変。更にこのテープにも" 旧・Recorder 1 "同様にカットポイントはあったものの『KNOBS』使用のソースとは明らかに違う箇所でカットが入っており、同じRecorder 1ではあっても大元のマスター・テープから枝分かれした別ソースである事が判明したのですから驚き倍増でした。この新発掘テープ・によって私達はRecorder 1を『KNOBS』LPからの盤落としとしてではなく、テープ・ソースとして初めて聴ける様になった(※ しかも大幅な音質向上と共に!!)訳ですが、ネットにアップされた新Recorder 1は前述の通り相変わらずカットが存在する不完全な姿。・・でもその欠落区間はシームレスで録音が残るRecorder 2をデジタル補填する事で解決する筈です。というのは、そもそも新旧Recorder 1の欠落部分の大半は(※ カットポイントが違えど)曲の導入部と終曲後、つまり曲と曲の間が殆どであり、そのシーンはどれもちょうどRecorder 2に音割れが生じていない静音部分であるため、両ソースの接続部分はどのシーンも自然でパーフェクトな仕上がりに出来るのです。更にこれまでなかなかスポットが当たらなかったそのRecorder 2も最良の素材を磨き抜いてそこに並べれば、現状全て最良のソースによってこの日の録音がまとめられます。そう、これを実現させたのが" 新定番のKNOBS "とも言うべきこのプ『WEMBLEY 1977 1ST NIGHT』なのです!!!ディスク1と2は" 新しいRecorder 1 "。元の音をLP盤から落としたのではなく、このたび新発掘されたRecorder 1のテープ・ソースから落とした史上初のディスクで、ソース特有の欠落箇所をRecorder 2でパーフェクト補填したこの日の決定版です。まず「Sheep」は疾走感抜群の演奏が途切れる4:20~の開放感に注目です。場の空間性も『KNOBS』LPソースより拡がりと透明性を感じさせますし、7:48~終曲へ向けてドライヴ感が更に増してゆく姿も音ブレの無い高解像な直撃感があり、これまでより確かな音の威力をそこかしこで実感されるでしょう。尚、導入部の0:00 - 1:19と終曲後の11:52~はこの新発掘テープ・ソースでもシーンが欠落しているためRecorder 2を補填して繋いでいますが違和感ゼロの完璧な仕上がりが実現しており、むしろシームレス性が高まった事によるドキュメンタリー性が増しています。「Pigs On The Wing part 1」は冒頭からこれまでのRecorder 1とは別物と言える透明感と艶を備えたギター・サウンドに仰天されると思いますが、更に驚きを隠せなくなるのが「Dogs」でしょう。ここは低音域のブースト感が目覚しく、音割れしないギリギリのマッシヴ・サウンドが展開するのです。聴き比べると中~高音域にもサウンドの拡大感が実感出来ますし、ツインギターで鳴き上げる例のシーンもレンジの拡大と解像度の高まりが宿っているうえ、中間部もシンセサイザーのビロードの様な音色拡散の艶やかさが別格の深みで現れます。17:32~18:25付近まではここもRecorder 2を補填していますが、これも全く違和感の無いシーンの完全性が新たな興奮を呼び覚まします。「Pigs (Three Different Ones)」では『KNOBS』ソースにあった閉塞感が消えて収録原音が元来持っていた音の鼓動が登場、放射されるサウンドの質がこれまでとは全く違っている事実に驚嘆される筈です。12:10でロジャーが" Twenty-one! (21!) "と公演回数を叫ぶシーンも更に明瞭ですし、その歌声とバックのアンサンブルも鋭さがグッと増している事も大きなトピックです。「Shine On You Crazy Diamond I-V」は冒頭でギターが入る前のカウントダウンの声がこれまでより近く鮮やかになり、楽曲全体も音色の拡がりと響きの滑らかさが随分と向上しています。これは同ソースでもジェネレーションの差による音像の違いがこれだけ出るという良い例でしょう。14:06以降はここもRecorder 2で補填していますが、これも現場のドキュメンタリー性と時間軸の流れを正しく補完する完璧な仕上がりを誇っています。「Welcome To The Machine」と「Have A Cigar」は共に中音域の解像度が増した事で演奏が格段に聴き易くなりました。特に「Have A Cigar」は高音の伸びと威力が更に鋭さを増しており(※ 中盤のギターソロで顕著です)、ここでは未だ発見されないマスター原音がかなり量感豊かなサウンドである事も想起出来るでしょう。終曲後から次曲までカットされていた繋ぎのSEもRecorder 2を補填する事で完璧な連続性を保ちましたし、その「Wish You Were Here」に至っては音の移ろいや音色にますますの輝きが出て、いつもとは一風変わったロジャーの歌声のハモリも新発掘テープ・ソースならではの麗しい音像で登場するのです。「Shine On You Crazy Diamond VI-IX」は楽曲中盤以降から『KNOBS』ソースとは比べ物にならない圧倒的な聴き応えと聴後の余韻を残します。特に12:10~の音の直撃感は強烈で、フォルテッシモは大胆苛烈に咲き乱れ、ピアニッシモはより静かで滑らかな艶を取り戻している姿は最大の聴きどころ。アンコールの「Money」も明瞭感を増した音像が演奏の表現変化を詳細に伝え、タフでありながらも品格と明瞭感を存分に備えた新発掘テープの魅力がディスクエンドまで展開するのです。ディスク3と4はRecorder 2のフル収録版です。元々「Money」が欠落しており、音質的にもRecorder 1にはやや劣りますが、今回はマスターテープから直接DAT変換したデジタルソースであるため現状Recorder 2最良の姿で愉しめるディスクとなっているのが特徴です。ところでこのRecorder 2、主役であるRecorder 1の欠点を補う為の同日サブ・ソースという印象がありますが、それはとんでもない誤解でしょう。改めてを耳にすると判りますがこれはたまたま主役ソースに音質面で少し劣っていただけの話で、あの時代のAUD録音として考えれば充分に質の高い録音なのです(※ そうでなければ幾ら同日の別録音と言えど補填ソースに使いません)。例えば「Dogs」で聴ける特長的なツイン・ギターの鳴き上げやそこから展開してゆく楽曲のドライヴ感を聴き比べてみて下さい。Recorder 1は確かにこれよりも明瞭な音像ですが、しかしRecorder 2ほどの生々しい炸裂感は無いのです。「Pigs On The Wing part 2」もRecorder 1よりテープ・ヒスの成分が薄く、ロジャーの歌声もRecorder 1より一段と鮮明に届いている事実に改めて驚かれるでしょう。要はRecorder 2の短所とは低音がラウドになると音割れし易い傾向にあるだけで、静音部分はRecorder 1に負けないサウンド・クオリティを保っているのです。この最も顕著な一曲は「Shine On You Crazy Diamond I-V」でしょう。Recorder 1(=ディスク2)の同曲では0:00~2:28の区間で本Recorder 2が補填使用されていますが、どうしてどうして、2:29以降のサウンドをこのディスク4で聴き進めてみて下さい。そこにはRecorder 1と同等かそれ以上に質の高いサウンドが随所で顔を覗かせているのです。同様に「Wish You Were Here」もRecorder 1よりギルモアのボーカルが近く鮮明でギターも驚くほど綺麗に録れているのが判る筈です。もうお気付きかもしれませんが、これは言い換えると本作のディスク1と2はRecorder 2の良いところを実はほんの一握りしか使っていないという贅沢な構成になっているんですね。勿論Recorder 2は「Money」が未収録という最大の欠点はあるものの、しかしそうしてシーンによってはRecorder 1より良い状態でショウ冒頭から第2部終了まで聴けるシームレス性は単なる補填用のディフ・ソースという位置付けでは片付けられない側面を持っており、このディスク3と4はそれを再発見出来るディスクになっているのです。 長年テープ音源が発掘されずLP起こししか存在しなかったRecorder 1、ノーカットながらも音質に若干劣るためスポットが当たり辛かったRecorder 2、そして遂に登場したテープ・ソースによるロー・ジェネレーションの" 新・Recorder 1 "。長い歴史を持つ素材と真新しい息吹きを伴って現れた素材が21世紀のテクノロジーで完璧に重なり、全てが最良の姿で解き放たれた" 新世代のKNOBSサウンド "と言える現代型の77年ウェンブリー初日音源が遂に誕生しました。あの時代にフロイドが放った知性の昂ぶりが1ステップも2ステップも間近で感じられるこの確かな聴き応えは、これまでどの既発盤でも為し得なかった満足感と到達感を携えてこの日のドキュメントを未来に伝えてゆくでしょう。フロイド77年を代表するあの『KNOBS』LPのニュー・スタンダード、是非その耳でこの衝撃を御体験下さい!! この音源は「Knobs」というタイトルのLPで古くから知られている音源ですが、LPに収録されたRecorder1のソースはテープ音源が発掘されずLP起こししか存在しない状態でした。今回Recorder1のロージェネカセットを発掘したため今回テープソースで初めて聞くことが出来ます。 Empire Pool, Wembley, London, UK 15th March 1977: 2 DIFF SOURCES(PERFECT/TRULY AMAZING SOUND)*UPGRADE Disc 1 (50:36) Recorder 1 1. Sheep ★0:00 - 1:19 / 11:52 - 最後まで補填 2. Pigs On The Wing part 1 ★0:00 - 0:01 補填 3. Dogs ★17:32 - 18:25 補填 4. Pigs On The Wing part 2 5. Pigs (Three Different Ones) ★14:54 - 最後まで補填 Disc 2 (62:53) 1. Shine On You Crazy Diamond I-V ★0:00 - 2:28 / 14:06 - 最後 補填 2. Welcome To The Machine ★0:00 - 0:35 補填 3. Have A Cigar ★5:19 - 最後まで補填 4. Wish You Were Here ★5:10 - 最後まで補填 5. Shine On You Crazy Diamond VI-IX ★0 00 - 0:49 / 19:08 - 最後 補填 6. Money Recorder 2「WEMBLEY 1977 MARCH 15 MASTER」(2CDR、Lem 007)の本編としてディスク化されたソース。既発(Lem 007)は本編が今回のRecorder2音源で、Moneyのみ今回のRecorder1音源です。音質は両ソース共に今回盤の方が良いです。 Disc 3 (50:26) 1. Sheep 2. Pigs On The Wing part 1 3. Dogs 4. Pigs On The Wing part 2 5. Pigs (Three Different Ones) Disc 4 (53:41) 1. Shine On You Crazy Diamond I-V 2. Welcome To The Machine 3. Have A Cigar 4. Wish You Were Here 5. Shine On You Crazy Diamond VI-IX

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