キース・ジャレット、1974年の初来日公演から東京公演をオフィシャル級音質にて記録した衝撃のアイテムが登場しました。1974年、日本のジャズ・シーンにとって記念すべきキース・ジャレットの初来日公演の詳細を確認してみます。 1月4日&5日、東京厚生年金ホール1月6日、北海道厚生年金ホール1月8日、名古屋市民会館1月10日、京都会館1月11日、福岡電気会館1月12日、郵便貯金ホール1月13日、大阪サンケイホール1月14日、東京厚生年金ホール1月15日、東京厚生年金ホール(ソロ・パフォーマンス) 最終日のみソロでのライブとなりますが、それ以外の9回に及んだ公演すべてが俗にいうアメリカン・カルテットでのライブとなり、これがキースは初来日公演となります。その初来日公演から今回、リリースされたのが1月12日の東京郵便貯金ホール公演となります。しかも、オープニングに登場した行田よしおさんのアナウンス、メンバー紹介もしっかりと収録されており会場の熱気も十分に伝わって来ます。さて、肝心の音質ですが今から45年も前に録音したとは決して信じられないマスター音源を使用しており、経年劣化も殆ど感じられない完璧なステレオ録音となります。テナーにはデューイ・レットマン、ベースにはチャーリー・ヘイデン、そしてドラムスにはポール・モチアンとで構成さてたカルテットが神秘的な緊張感の中、全身全霊を傾けた即興演奏のすべてがここにあります。ステジオ録音では到底再現出来ない霊的な一体感は冒頭から聴いていて身震いすら覚える正に戦慄の演奏といえるでしょう!!尚、ポール・モチアンのドラム・ソロにおいて僅か数秒ほどですが若干音が歪む箇所が御座います。45年も前のテープ、どうぞご容赦下さい。 ライブ・アット・郵便貯金ホール、東京 01/12/1974 Disc 1 1.Introduction 2.Death And The Flower 3.Unknown Disc 2 1.The Rich(and The Poor) 2.Everything That Lives Laments 3.Unknown キース・ジャレット(p) デューイ・レッドマン(ts, musetter, perc) チャーリー・ヘイデン(b) ポール・モチアン(dr, perc)