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David Bowie デビッド・ボウイ/UK 1997

50歳にして新たなサウンドに攻めていった1997年のボウイ。そんな“EARTHLING TOUR”を伝える傑作ライヴアルバムが2作同時リリース決定です。本作は、その第1弾となる「1997年8月5日ノッティンガム公演」の極上オーディエンス録音。本作最大のポイントは、オーディエンス録音とは思えないほどのサウンドにあるのですが、まずはショウのポジション。当時のツアー・スケジュールを俯瞰して確かめてみましょう。《2月3日『EARTHLING』発売》・5月17日-6月5日:ウォームアップギグ(4公演)・6月7日-8月14日:欧州(46公演)←★ココ★・9月6日-10月23日:北米(29公演) ・10月31日-11月7日:南米(5公演)これが“EARTHLING TOUR 1997”の全体像。ツアーはおおよそ「欧州」と「北米&南米」に二分されており、本作のノッティンガム公演は、言わば序盤の終盤。「欧州」レッグ40公演目にあたるコンサートでした。そんなショウで記録された本作は、まさに極上のオーディエンス録音。とにかく距離感もなく骨太なグイグイと目の前に迫り、肉厚な重低音が轟く。現場は盛大な喝采が渦巻きもするのですが、演奏音や歌声があまりにも強力でオーディエンス録音に聞こえない。よくテレビのスタジオ・ライヴ等では局内スタジオの喝采が大きめにミックスされることがよくありますが、ちょうどそんな感じ。ショウはアコースティックの「Quicksand」で始まるのですが、会場がボウイ登場に沸き返ろうと、大合唱が起ころうと、アコギのカッティングも鋭く聞こえ、素朴でダンディなボウイの歌声もド密着。そして、バンドが入ってくるとさらに凄い。あまりに強力な重低音が今にも歪みそうで歪まない寸止めのド迫力で轟き、それでもボウイの歌声はすべてを掻き分けて真っ直ぐ耳元に飛び込んでくる。何度聴いても、本当にオーディエンス録音なのか不思議になるレベルで、いわゆる「まるでサウンドボード」を地で行く極上のサウンドなのです。そして、そんなサウンドで描かれるショウがまた素晴らしい。“EARTHLING TOUR”の欧州レッグと言えば、最終日のサウンドボード『SUCK ON THIS: BUDAPEST 1997』が象徴として君臨しておりますが、本作はその格調・拡大版と言ってもいい。ここで、比較しながらセットを整理してみましょう。●HUNKY DORY(2曲)・Quicksand/Queen Bitch ●SCARY MONSTERS(2曲)・Fashion/Scary Monsters (And Super Creeps)●1. OUTSIDE(6曲)・Hallo Spaceboy・SUCK ON THISで聴けない曲:The Motel/Strangers When We Meet/The Voyeur Of Utter Destruction (As Beauty)/Outside/The Heart's Filthy Lesson ●EARTHLING(6曲)・I'm Afraid Of Americans/Battle For Britain (The Letter)/Seven Years In Tibet/Looking For Satellites/Little Wonder・SUCK ON THISで聴けない曲:Dead Man Walking ●その他(8曲)・The Man Who Sold The World/The Jean Genie/White Light/White Heat/Fame/Stay/Under Pressure・SUCK ON THISで聴けない曲:Look Back In Anger/O Superman ……と、このようになっています。ブダペスト公演サウンドボードにあって本作にないのは「I'm Waiting For The Man」くらいのもので、その逆は8曲にも上る。このツアーだけの「Dead Man Walking」や「O Superman」が聴けるのも美味しいですが、それ以上に目立つのが『1. OUTSIDE』ナンバーの大盤振る舞い。要の『EARTHLING』と並ぶ6曲というボリュームも特徴的ですが、流れも凄い。ショウ後半の「The Motel」から他作の曲を一切夾まずに連発で畳みかけられ、約30分の「OUTSIDEセクション」を形作っている。必ずしも曲順はアルバム通りではないものの、本作の大きな個性になっているのです。そして、そんなショウを包み込むムードも素晴らしい。現場となった“Rock City”はノッティンガムにあるナイトクラブでして、そのキャパは約2000人。ボウイにしては非常に小さなハコでして、そこに充満するのは筋金入りのファンばかり。1曲1曲に送られる喝采は素晴らしくアットホームで、唱和は厚い。サウンドの話で「まるでTV局のスタジオ・ライヴのよう」と書きましたが、それは会場ムードも一役買っている。それこそファンクラブから選び抜かれたのでは?と思うような素晴らしい現場。そこに極上サウンドで全身を浸しきれるライヴアルバムなのです。とにかくサウンドボードばりの極上サウンドと90年代感たっぷりのセット。それをアットホームで熱いムードの中で楽しめるライヴアルバムの大傑作です。繰り返しますが、本作の喝采がいかに盛大であろうとも、そこには間近な嬌声はなく、演奏音やボウイの歌声はすべてを制圧してしまうほどに極太。それでいて、暖かいファンに囲まれながらショウを楽しめる。ライヴアルバムの旨みをすべて兼ね備えたような1本。 Rock City, Nottingham, UK 5th August 1997 TRULY PERFECT SOUND Disc 1 (53:37) 1. Quicksand 2. The Man Who Sold The World 3. Queen Bitch 4. The Jean Genie 5. I'm Afraid Of Americans 6. Battle For Britain (The Letter) 7. Fashion 8. Seven Years In Tibet 9. Band Introductions 10. Fame 11. Stay Disc 2 (76:21) 1. Looking For Satellites 2. Under Pressure 3. The Motel 4. Strangers When We Meet 5. The Voyeur Of Utter Destruction (As Beauty) 6. Outside 7. The Hearts Filthy Lesson 8. Hallo Spaceboy 9. Scary Monsters (And Super Creeps) 10. Little Wonder 11. Band Introductions 12. Dead Man Walking 13. White Light / White Heat 14. O Superman 15. Look Back In Anger David Bowie; Vocals/Guitar Reeves Gabrels: Guitar Gail Ann Dorsey: Bass/Vocals Zachary Alford: Drums Mike Garson: Keyboards

David Bowie デビッド・ボウイ/UK 1997

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