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Scorpions スコーピオンズ/PA,USA 1982

大名盤『BLACKOUT』でブレイクスルーを迎え、黄金時代に突入した1982年のSCORPIONS。その現場を伝える新発掘マスターが登場です。そんな本作に収められているのは「1982年6月21日ハリスバーグ公演」。その極上オーディエンス録音です。鋭い方は、すでにピンと来ているかも知れません。RAINBOWの『HARRISBURG 1982』やRIOTの『HARRISBURG 1982』と同日/同タイトル。実は、この日のSCORPIONSは、RIOTと共にRAINBOWの前座を務めており、同じ録音家がすべてを録音していた。つまり、RAINBOW編・本作・RIOT編の3つで、当日を丸ごと体験できる三姉妹作なのです。ぜひとも3作併せてお楽しみ頂きたいところですが、本作だけでも蠍団の大傑作でもある。そこで、まずはSCORPIONS視点のツアー・スケジュールでショウのポジションを確かめておきましょう。●1982年・3月1日-4月8日:欧州#1a(28公演)《4月10日『BLACKOUT』発売》・4月10日-5月23日:欧州#1b(32公演) ・6月6日-9月13日:北米#1(68公演) ←★本作★・9月23日-10月4日:日本#1(8公演)・10月16日+11月4日:北米#2(2公演)●1983年・5月18日-29日+7月30日:北米#3(5公演)・9月23日:日本#2(1公演)・12月8日-17日:欧州#2(4公演) これが全盛を世界に知らしめた“BLACKOUT TOUR”の全体像。本作のハリスバーグ公演は、その中でもハイライトとなった「北米#1」の12公演目にあたるコンサートでした。そんなショウを記録した本作は、まさに極上のオーディエンス録音。RAINBOW編『Black Box 029』の解説でも触れましたが、本作を記録したのは、現在世界中のマニアを驚喜させている「luvsufo」なる録音家。そのマスター・コレクションからダイレクトにデジタル化されており、とにかく瑞々しい。サウンドボード的なド密着サウンドではありませんが、芯も手応え十分ならほんのり吸い込んだホール鳴りも距離感と言うよりは艶や厚みを添加させている。そして、そのド真ん中をルドルフ・シェンカーの鋭いエッジが切り裂き、クラウス・マイネのシャウトがディテールも鮮やかに手元まで飛び込む。まさに、オーディエンスならではのリアル・サウンドなのです。そんなサウンドで描かれるショウは、燃え上がるHRの理想郷。次の“LOVE AT FIRST STING TOUR”は公式盤『WORLD WIDE LIVE』に残されましたが、本作はその原型にして似て非なるショウ。ここで、そのセットも整理しておきましょう。●TAKEN BY FORCE(1曲)・WORLD WIDE LIVEで聴けない曲:He's A Woman She's A Man ●LOVEDRIVE(5曲)・Loving Sunday Morning/Coast to Coast/Another Piece Of Meat/Can't Get Enough・WORLD WIDE LIVEで聴けない曲:Lovedrive ●ANIMAL MAGNETISM(3曲)・Make It Real/The Zoo・WORLD WIDE LIVEで聴けない曲:Don't Make No Promises ●BLACKOUT(4曲)・Blackout/No One Like You/Can't Live Without You/Dynamite ……と、このようになっています。RAINBOWの前座だけに持ち時間は約1時間と短めですが、そこに名曲を濃縮。『WORLD WIDE LIVE』ではウリ時代の曲が絶滅していましたが、本作では「He's A Woman She's A Man」を演奏。他にも『WORLD WIDE LIVE』では聴けなかった「Lovedrive」や「Don't Make No Promises」も披露されている。特に「Don't Make No Promises」は“LOVE AT FIRST STING TOUR”でも序盤までしか演奏されず、現在に至るまで復活していない。まさに80年代の薫りを象徴するレア曲も極上サウンドで楽しめるのです。この後、『LOVE AT FIRST STING』で更なる飛躍を遂げたSCORPIONSは、パフォーマンスにも大御所感が宿り始め、ショウも「大定番+新曲」が定着していく。本作は、そんな“定型”が固まる寸前。まだ“定番”が決まり切らず、現在では望めないレア曲も披露しつつ、その演奏は「王者」ではなく「挑戦者」の覇気に充ち満ちている。ブレイクスルーを果たしつつ、“チャンピオンまであと半歩”という前座の大熱演。 Live at City Island, Harrisburg, PA, USA 21st June 1982 PERFECT SOUND (57:45) 1. Intro 2. Blackout 3. Don't Make No Promises 4. Loving Sunday Morning 5. Make It Real 6. Lovedrive 7. Coast to Coast 8. No One Like You 9. Can't Live Without You 10. He's A Woman She's A Man 11. Another Piece Of Meat 12. Dynamite 13 The Zoo 14 I Can't Get Enough Klaus Meine - vocals Matthias Jabs - guitar Rudolf Schenker - guitar Francis Buchholz - bass Herman Rarebell - drums

Scorpions スコーピオンズ/PA,USA 1982

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