カートをみる マイページへログイン ご利用案内 お問い合せ サイトマップ
 

Dio ディオ/OH,USA 1998

DIO久々の極上録音が新発掘。歴代ギタリストの中でも異彩中の異彩、トレイシーG時代の荒技が冴えまくる傑作ライヴアルバムが登場です。そんな本作に収められているのは「1998年6月12日シンシナティ公演」。その極上オーディエンス録音です。トレイシー時代と言えば、一般には黒歴史として扱われ、マニアには激しいメンバーチェンジが悩みのタネとなっている時期。実のところ、正規メンバーの交代はそれほどでもないのですが、ほんの数公演だけの代打メンツがやたらと多い。良い機会ですので、その変遷を整理してショウのポジションを把握してみましょう。 “STRANGE HIGHWAYS TOUR”・1993年11月4日-12月12日:28公演・1994年5月1日-10月2日:74公演・1995年11月27日-12月2日:5公演《ジェリー・ベストが代役》“ANGRY MACHINES TOUR”《ジェフ・ピルソン→ラリー・デニソンに交代》・1996年11月7日-12月23日:35公演 ・1997年2月6日-16日:8公演《ジェイムズ・コタックが代役》・1997年2月20日-6月23日:79公演・1997年11月15日-23日:6公演《ジェフ・ピルソンが代役》“TO HULL AND BACK TOUR”・1998年5月19日-22日:3公演《ヴィニー・アピス→サイモン・ライトに交代》 ・1998年5月23日-10月22日:64公演 ←★ココ★・1998年10月23日-11月7日:12公演《ボブ・デイズリーが代役》・1999年3月4日+5日:2公演《6月:トレイシーG脱退》これが約6年に及んだトレイシー時代の概要。所々で元LIONのジェリー・ベストやSCORPIONSのジェイムズ・コタック、ボブ・デイズリーなどがスポット参加しているものの、基本的には3つのツアーで1人ずつ交代していきました。“TO HULL AND BACK TOUR”は公式ライヴアルバム『INFERNO: LAST IN LIVE』に伴うツアーでしたが、開始3公演でヴィニー・アピスがBLACK SABBATHのサポートとしてOZZFESTへ参加。そのまま脱退する事になってしまいました。本作のシンシナティ公演は、サイモン・ライトに交代後15公演目にあたるコンサートでした。そんなショウで記録された本作は、とにかくギターが力強いオーディエンス録音。ヴォーカルやバスドラの鳴りに空間感覚も感じるのでサウンドボードと間違えるようなことはありませんが、ギターは間違えそう。芯はド密着で距離感ゼロですし、ディテールも超鮮やか。何の予備知識もなしに聴いたら「ギターのIEMsとオーディエンスのマトリクス?」と思うようなバランスなのです。ただし、本作はギターだけが爆音で飛び出してくる録音でもありません。ギターの凄味はあくまでも密着感であり、ヴォーカルやドラム、ベースもしっかりと押さえ、バランスも良い。ギターが「大きい」ではなく、「近い」と感じる録音なのです。もう1つ、本作の個性となっているのが観客の熱狂。現場となった“アニーズ”は1,200人規模のナイトクラブなのですが、そこに濃縮された熱気が凄い。会場規模から言っても当時の不遇ぶりが透けますが、ここにいるのはそんな時期でもDIOを愛して止まない真のファン。1人ひとりはまるで全盛期のスペクトラムかのように燃え、唱和も厚ければ、ちょっとした間に飛び交うDIO!コールも熱い。そんなコア・ファンの熱狂でさえ制圧し切ってしまうほど、本作の演奏音も力強い。狭いハコの密室感、熱いファンに囲まれる醍醐味が溢れてこぼれ出す灼熱のライヴアルバムなのです。そんな現場で繰り広げられるのは、『INFERNO』とは似て非なるショウ。ここでセットも整理しておきましょう。 ●RAINBOW(2曲+α)・Mistreated (incl. Catch The Rainbow)/Man On The Silver Mountain (incl.Long Live Rock 'n' Roll) ●HEAVEN AND HELL(3曲)・Heaven And Hell/Children Of The Sea・INFERNOで聴けない曲:Neon Knights ●HOLY DIVER(6曲) ・Straight Through The Heart/Don't Talk To Strangers/Holy Diver/Stand Up And Shout/Rainbow In The Dark・INFERNOで聴けない曲:Shame On The Night ●THE LAST IN LINE(2曲)・The Last In Line/We Rock ●STRANGE HIGHWAYS(1曲)・INFERNOで聴けない曲:Evilution ……と、このようになっています。当時、話題になった「Mistreated」も飛び出す『INFERNO』仕様のようでもありますが、本作はあの公式盤でも聴けない4曲も披露されている。特に注目なのは、久々に復活した「Shame On The Night」「Neon Knights」でしょう。トレイシーは歴代でも最もヘヴィなギタリストだっただけに、サバスの重みやHOLY DIVERのアグレッションがよく似合う。相変わらずコピーする気ゼロなだけに歴史的フレーズの再現を期待してはいけませんが、なぞるだけならサバスやヴィヴ時代の録音を聴けばいい。スティーヴ・ヴァイ時代のWHITESNAKEばりにやりたい放題なギターは、実にブートレッグ向きでもあるのです。そして、現場のファンもそんな「Shame On The Night」復活には大喜びで、イントロでは会場中がロニーのマネをして遠吠えの大合唱(?)まで巻き起こる始末。代表曲ではないナンバーでも歓喜する観客の熱さと、それに応えるロニーの絶唱。これだからトレイシー時代は侮れないのです。  一般的には敬遠されがちなトレイシーG時代のDIO。だからこそ、その現場は灼熱でした。「分かるヤツだけが分かればいいのさ」という観客の信念がパンパンに詰まり、ロニーの闘志に燃料を注ぎまくるフル・ライヴ。サウンドボードでは味わえない臨場の1本。 Live at Annie's, Cincinnati, OH, USA 12th June 1998 TRULY PERFECT SOUND Disc 1(43:34) 1. Intro 2. Evilution 3. Straight Through The Heart 4. Don't Talk To Strangers 5. Holy Diver 6. Drum Solo 7. Heaven And Hell 8. Children Of The Sea 9. Stand Up And Shout Disc 2(50:04) 1. Shame On The Night 2. Mistreated(incl. Catch The Rainbow) 3. The Last In Line 4. Rainbow In The Dark 5. Neon Knights 6. Man On The Silver Mountain(incl.Long Live Rock 'n' Roll) 7. We Rock Ronnie James Dio - Vocals Tracy G - Guitar Larry Dennison - Bass Simon Wright - Drums Scott Warren - Keyboards

Dio ディオ/OH,USA 1998

価格:

1,649円 (税込)

購入数:

在庫

在庫あり

返品期限・条件 返品についての詳細はこちら
この商品について問い合わせる

ページトップへ