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Roger Waters ロジャー・ウォーターズ/CA,USA 1987 Remastered

レコード会社の意向により縮小せざるを得なかった物語をステージで完成させた“K.A.O.S. ON THE ROAD”。その全貌を体験できる新発掘マスターが登場です。そんな本作に収められているのは「1987年9月20日イングルウッド公演」。その極上オーディエンス録音です。このショウはこれまでも記録が知られてきましたが、本作はごく最近になって発掘された新マスター。大元のカセットよりダイレクトにデジタル化した最新盤なのです。その気になるクオリティの前に、まずはショウのポジション。アルバムでは圧縮しすぎて難解だった「超能力少年ビリーの物語」を世界に知らしめたツアー概要から振り返ってみましょう。 《6月15日『RADIO K.A.O.S.』発売》・8月14日-9月29日:北米#1(26公演)←★ココ★・11月3日-16日:北米#2(9公演)・11月21日+22日:ロンドン(2公演) これが“K.A.O.S. ON THE ROAD”の全体像。おおよそ夏編と秋編に二分されますが、本作のイングルウッド公演は夏編。「北米#1」終盤の22公演目にあたるコンサートでした。そんなショウを記録した本作は、まさに極上のオーディエンス録音。従来知られていた録音とはまるで違い、芯も力強ければ空気感も素晴らしくクリア。生々しい喝采やヴォーカルの伸びにはオーディエンスらしさも感じるものの、演奏音はあまりにも力強く距離を感じない。スカスカになりがちなスネアもみっちりとした密度で、重低音も腹に来るド迫力。しかも、輪郭がビビッド。楽器1つひとつが1音1音に至るまでクッキリとしており、ステージ上の8人が奏でる音が重なり合っても決して混じらない。DJジム・ラッドの一語一語も超鮮明なら、ギターの艶やかさもホーンの金属光沢も美しい。事実としては32年前の録音なのですが、その鮮度も見事なセパレート感もまるで現代の最新デジタル録音……いえ、現代基準でもそうそうないダイレクト感たっぷりの名録音なのです。しかも、本作はその新発掘マスターを細心マスタリングで磨き込んだ最高峰版。もちろん、大元マスターならではの美音は手を加える余地がないほど素晴らしかったのですが、微細なノイズ処理や大幅に狂っていたピッチを修正。至高のバージョンに仕上げました。そのサウンドで描かれるのは、言葉足らずだった『RADIO K.A.O.S.』を拡張し、さらにPINK FLOYDの名曲群を大量に盛り込んだフルショウ。ロジャーやFLOYDのコンセプト・ショウと言うとアルバム再現パートとグレイテスト・ヒッツを分ける事が多いのですが、“K.A.O.S. ON THE ROAD”は並列ではなく融合。ラジオ局というストーリー設定を活用して新曲とFLOYDナンバーを混ぜて演奏するスタイルでした。ここで、その内容も整理してみましょう。 ●PINK FLOYD(18曲)・原子心母:If・狂気:Money/Brain Damage/Eclipse・炎:Welcome To The Machine/Have A Cigar/Wish You Were Here・アニマルズ:Pigs (Three Different Ones) ・ザ・ウォール:In The Flesh/Mother/Another Brick In The Wall Part 1/The Happiest Days Of Our Lives/Another Brick In The Wall Part 2/Nobody Home/Outside The Wall・ファイナル・カット:Get Your Filthy Hands Off My Desert/Southampton Dock/Not Now John ●ソロ(12曲)・ヒッチハイクの賛否両論:Every Stranger's Eyes・RADIO K.A.O.S.:Radio Waves/Who Needs Information/Me Or Him/The Powers That Be/Sunset Strip/Home/Four Minutes/The Tide Is Turning・シングル:Molly's Song/Going To Live In L.A. ●その他・Tempted(SQUEEZE:ポール・キャラックの弾き語り)……と、このようになっています。この他にもDJジムの語りやSE、ビデオで流される「Arnold Layne」等が物語を補完しますが、生演奏は上記の通り。軸となるのは当然『RADIO K.A.O.S.』で、全曲が演奏されるだけでなくアルバム未収録に終わった「Going To Live In L.A.」やスタジオ版が出なかった「Molly's Song」も盛り込んだ拡張版。他の曲を交えながらもアルバム通りの曲順でショウの各所に散りばめられ、全体の骨組みになっています。しかも、貴重。「The Powers That Be」だけは1999年にも披露されましたが、それ以外はこのツアーでしか演奏されなかったレア曲ばかりなのです。そして、合間に挟まるFLOYDナンバーも聴き逃せない。『ファイナル・カット』の「Not Now John」もこのツアーでしか聴けませんし、『原子心母』の「If」もその後に演奏されていない。更に言えば、「Outside The Wall」も約4分の拡張版となっており、23年後の“THE WALL LIVE”までこのツアーの現場でしか聴けなかったアレンジなのです。コンセプト王ロジャー・ウォーターズ渾身の傑作でありながら、商業的に『鬱』に及ばなかったために半ば黒歴史化されてしまった『RADIO K.A.O.S.』。レコード会社が「LP1枚」に固執したがために不完全になってしまった物語を完全開花させたステージ編をフル体験できるライヴアルバムです。大元カセットと精緻なマスタリングで甦った極上の現場サウンド。(リマスター・メモ))★半音の15~20%程度高いピッチを修正。 The Forum, Inglewood, California, USA 20th September 1987 TRULY PERFECT SOUND Disc 1 (79:59) 01. Introduction 02. Calls From The Hall [Jim Ladd & Roger Waters] 03. Tempted [Paul Carrack] 04. Radio Waves 05. Welcome To The Machine 06. Who Needs Information 07. Money 08. Bimbo School 09. In The Flesh 10. Have A Cigar 11. Pigs (Three Different Ones) 12. Wish You Were Here 13. Mother 14. Molly's Song 15. Me Or Him 16. The Powers That Be Disc 2 (75:10) 01. Calls From The Hall [Jim Ladd & Roger Waters] 02. Going To Live In L.A.03. Sunset Strip 04. The Fish Report With A Beat [Paraquat Kelly and Cynthia Fox] 05. Get Your Filthy Hands Off My Desert 06. Southampton Dock 07. Arnold Layne 08. If 09. Every Stranger's Eyes 10. Not Now John 11. Another Brick In The Wall Part 1 12. The Happiest Days Of Our Lives 13. Another Brick In The Wall Part 2 14. Nobody Home 15. Home 16. Four Minutes 17. The Tide Is Turning 18. Band Introductions Disc 3 (12:58) 01. Brain Damage 02. Eclipse 03. Outside The Wall Roger Waters - Guitar, Bass & Vocals Jay Stapley - Guitars Andy Fairweather-Low - Guitars Mel Collins - Saxophones Graham Broad - Drums Paul Carrack - Keyboards & Vocals Doreen Chanter - Vocals Katie Kissoon - Vocals

Roger Waters ロジャー・ウォーターズ/CA,USA 1987 Remastered

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