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Dave Mason デイヴ・メイスン/MA,USA 1974

ソロの黄金時代を告げる『DAVE MASON』を目前にしていた1974年のデイヴ・メイソン。その現場を伝えるスティーヴ・ホプキンス録音が登場です。かの伝説的テーパーが記録していたのは「1974年3月2日ボストン公演」。その極上オーディエンス録音です。ホプキンス・コレクションと言えば、これまでもPINK FLOYDやEL&P、THE BAND、エリック・クラプトン等の名作が大絶賛を浴びましたが、本作はそのデイヴ・メイスン編。しかも、録音した本人の大元マスターを当人自身がデジタル・トランスファー。混じりっ気なしの100%ピュアなホプキンス・サウンドが詰まった2枚組なのです。その気になるクオリティの前に、まずはショウのポジション。1974年と言えば、4連続ゴールド・ディスクの第1弾となった『DAVE MASON』がリリースされた年でもありますが、実は本作はその手前。その辺を理解するためにも、当時のスケジュールを振り返ってみましょう。 ●1973年・9月7日-9日:北米#1(3公演)《10月29日『IT'S LIKE YOU NEVER LEFT』発売》・10月3日-11月3日:北米#2(11公演・12月19日+30日:北米#3(2公演)●1974年・1月12日-3月9日:北米#4(14公演)←★ココ★・5月29日+6月16日:北米#5(2公演) ・7月12日-29日:北米#6(6公演)《10月『DAVE MASON』発売》・10月11日-12月17日:北米#7(33公演)これが1973年/1974年のデイヴ・メイスン。当時の記録には不明瞭なところもあるので公演数などは厳密ではありませんが、おおよその流れはご理解いただけると思います。アルバム『IT'S LIKE YOU NEVER LEFT』をリリースしたデイヴはツアーを開始。そのメインは1973年秋と1974年初頭で、本作のボストン公演は「北米#4」の終盤にあたる。『DAVE MASON』の約半年前というコンサートでした。そんなショウを記録した本作は、名匠ホプキンスの名声を一層高める素晴らしさ。とにかくオンでダイレクト、そいて美しい。サウンドボードと比較する事自体がホプキンス録音への侮辱になってしまうかも知れませんが、その芯の力強さ、間近さ、エッジの鋭さ、ディテールの細やかさ……それこそ、FM放送かと思うほど。ヴォーカルやスネアの響きに極々わずかな空間感覚も感じはしますが、それさえも音色止まり。他にオーディエンス録音らしさがまるで感じられないのです。そして、鮮度。大元マスターを本人がトランスファーしているのですから究極で当たり前ですが、それにしても鮮やか。高音の伸びには些かの揺れも乱れもなく、ささやかなサウンドチェックのつま弾きも超リアル。演奏機材・録音機材に起因するヴィンテージ感はありますが、これは「音質が劣る」という意味ではなく、あくまでも「音色」。当時の機材を使って今まさに目の前で演奏しているかのような超クリア録音なのです。そんなサウンドで描かれるのは伝統の公式作『DAVE MASON IS ALIVE』『CERTIFIED LIVE』の間を繋ぐようなフルショウ。あくまで『IT'S LIKE YOU NEVER LEFT』に伴うツアーではあるものの、メンバーはすでに『DAVE MASON』を創り上げた5人が揃い、『CERTIFIED LIVE』に近い。ここでは、その『CERTIFIED LIVE』と比較しつつセットを整理してみましょう。 ●TRAFFIC(2曲)・Pearly Queen/Feelin' Alright ●ALONE TOGETHER(6曲)・World In Changes/Only You Know And I Know/Look At You Look At Me・『CERTIFIED LIVE』で聴けない曲:Can't Stop Worrying Can't Stop Loving/Waitin' On You/Just A Song ●IT'S LIKE YOU NEVER LEFT(4曲)・Every Woman・『CERTIFIED LIVE』で聴けない曲:The Lonely Ones/Baby...Please/It's Like You Never Left ●その他(3曲) ・All Along The Watchtower(ボブ・ディラン)/Goin' Down Slow(セントルイス・ジミー)/Gimme Some Lovin’(THE SPENCER DAVIS GROUP)……と、このようになっています。TRAFFIC時代のナンバーや様々なカバーを散りばめつつ、軸はあくまで『ALONE TOGETHER』と『IT'S LIKE YOU NEVER LEFT』。『DAVE MASON』にはバンド・アレンジで再録される「Every Woman」にしても、本作ではシンプルな『IT'S LIKE YOU NEVER LEFT』バージョンで演奏されています。そして、『CERTIFIED LIVE』よりも初期だからこその濃縮ぶりが美味しい。「Just A Song」辺りに『IS ALIVE』の名残を感じさせつつ、2つの公式ライヴ作を合わせても聴けない「Can't Stop Worrying Can't Stop Loving」「Waitin' On You」「The Lonely Ones」「Baby...Please」「It's Like You Never Left」もたっぷり披露されるのです。そして、そんなセットを紡ぐ演奏こそが素晴らしい。前述しましたが、ジム・クルーガーやマイク・フィネガンといった黄金時代を併走するメンバーを迎えたアンサンブルは充実感の固まり。その溌剌とした演奏ぶりを極上ホプキンス・サウンドで隅々まで超クリアに楽しめるのです。ソロの『IS ALIVE』と成功の真っ直中にいた『CERTIFIED LIVE』。その合間を繋ぐ1974年のステージを名手スティーヴ・ホプキンスによる極上サウンドで楽しめる銘品ライヴアルバムです。オーディエンス録音なる文化が生んだ世界遺産級の1本。 Live at Orpheum Theatre, Boston, MA, USA 2nd March 1974 TRULY PERFECT SOUND Disc 1(46:55) 1. Intro 2. Can't Stop Worrying Can't Stop Loving 3. World In Changes 4. Every Woman 5. Intro 6. Waitin' On You 7. All Along The Watchtower 8. Pearly Queen 9. The Lonely Ones 10. Goin' Down Slow 11. Just A Song Disc 2(45:07) 1. Baby...Please 2. Only You Know And I Know 3. Look At You Look At Me 4. Feelin' Alright 5. Gimme Some Lovin' 6. Ovation & Tuning 7. It's Like You Never Left Dave Mason - guitar, vocals Jim Kreuger - guitar Mike Finnegan - keyboard Bob Glaub - bass Rick Jaeger - drums

Dave Mason デイヴ・メイスン/MA,USA 1974

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