驚愕の音源をリリースし続け、世界中のハード・コレクターを狂喜させているREEL MASTERS最新作はカンタベリー・ミュージックの伝説のバンドNUCLEUSの完全初登場音源!1972年6月27日、ロンドンはハムステッドのウェ スト・フィールド・カレッジでのライブを衝撃の高音質収録。Ian Carr名義で発表されたNUCLEUSの4作目「Belladonna」期の、非常に希少なライブ音源の登場です。ギタリストに、後にSOFT MACHINEに参加することとなる若きアラン・ホールズワースが参加しており、あの特異な奏法を駆使した、凄まじいソロ・プレイを非常にクリアーなサウ ンドで聞くことができます。今でこそ、ギタリストのAllan Holdsworthファンにアピールしそうなアイテムですがそれだけにとどまらず、この面子のこの演奏のこの音質はまさに驚愕ものです。後に 「MATCHING MOLE」で活躍することとなるDave Macrae、更にこの日は代役で6作目「ROOTS」に参加することとなるRoger SuttonがBassを弾いており、この時期のみの非常に珍しいラインアップによる、オリジナリティ豊かなJAZZ ROCKに英ロック・ファンは涙するしかないでしょう。SOFT MACHINEの「BUNDLES」の冒頭曲の原形となる「Song For The Bearded Lady」は、一部の後半に演奏されています。曲も各アルバムからチョイスされており、最終曲は次作「LABYLINTH」からのナンバー。前述の Allan Holdsworthも素晴らしい演奏を披露しており、17分間にも及ぶ「Belladonna」でのギターソロでは観客からの大喝采を受けています。最近になってオフィシャル盤が続々再発されているNucleusですが、編成的に一番短かったであろうメンツによるライブ音源が、この状態で残っていたのは奇跡以外の何物でもありません。2枚組ながら、録音テープの関係で、2部構成のステージのエンディング間近がどちらも切れてしまうことと、一部の Torrid Zoneの3分付近で、マスターに起因する数箇所の音切れが発生することは残念ですが、熱い演奏がこれだけ長時間、しかも安定した高音質で楽しめる本音源の登場は、カンタベリーファンにとってまさに驚きの事件であることは間違いありません。今回も録音者は、当時の日本のレコード会社スタッフであり、これだけ貴重なショウを安定した音像で録音してくれたことに感謝!です。カンタベリー・ロック・ファンのみならず、全てのブリティッシュ・ロック・ファンに聴い て頂きたい衝撃の発掘音源の登場です。 Live at Westfield Collge, Hampstead, London, UK 27th June 1972 TRULY AMAZING SOUND(from Original Masters) Disc 1 first Set 01 : Member Introduction by Ian Carr 02 : bamboo Flute Intro 03 : Mayday 04 : Nuclear Blues 05 : Song For The Bearded Lady 06 : Torrid Zone Disc 2 second set 01 : Belladonna 02 : Oasis 03 : Money Mad 04 : Hampstead Dream 05 : Arena Ian Carr : Trumpet, Flugelhorn Brian Smith : Tenor and Soprano Saxophone, Bamboo Flute Dave Macrae : Electric Piano Roger Sutton : Bass Clive Thacker : Drums Allan Holdsworth : Guitar, Violin