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Steve Hillage,Gong スティーヴ・ヒレッジ ゴング/UK 2019

新作『THE UNIVERSE ALSO COLLAPSES』をリリースしたGONGと、10年ぶりのソロ・ツアーが実現したスティーヴ・ヒレッジ。そんな彼らの最新カップリング・ツアーを体験できるオリジナル録音が登場です。そんな本作に収められているのは「2019年11月15日アイルズベリー公演」。その一部始終を記録した絶品オーディエンス録音です。現在のヒレッジ・バンドは現行GONGの面々と長年のパートナー:ミケット・ジローディ。当初はその7人編成でライヴ活動を始めましたが、現在のツアーは前座としてGONGのステージも設けられたカップリング・スタイルとなっています。その辺の事情をイメージするためにも、ここで本作のメインを張るヒレッジのスケジュールでショウのポジションを確かかめてみましょう。●2019年・6月6日-8日:英国#1(3公演)・7月21日:NIGHT OF THE PROG FESTIVAL出演・8月17日:スティーブニッジ公演・11月14日-24日:英国#2(11公演) ←★ココ★ ・11月28日-12月9日:欧州(4公演)●2020年・3月24日:サンティアゴ公演 これが現在までに公表されている日程。当店では10年ぶりの始動早々から傑作『UK TOUR JUNE 2019(Amity 558)』でレポートしてきましたが、それは「英国#1」のライヴアルバム。現在行われている「英国#2」からカップリングとなっており、本作のアイルズベリー公演はその2公演目にあたるコンサートでした。ただし、上記はあくまでもヒレッジのスケジュール。中にはGONGなしの公演もありますし、逆にGONGだけのステージもあります。そんなショウを記録した本作は、クリアさと端正な鳴りが両立したオーディエンス録音。当店では“英国の巨匠”でお馴染みの名手による最新作なのですが、彼のコレクションの中でもかなりの傑作。リアルな空気感と現代的なクリアさを併せ持つ録音家の個性は息づいているのですが、本作はいつにも増してダイレクト感が素晴らしい。とにかく骨太な芯が力強く、距離感も感じさせずに目の前に突きつけられる。オーディエンス録音ではスカスカになりやすいスネアも密度が高く重低音はどっしりと、中音域にはたっぷりとした手応えに満ちている。そんなオーディエンス離れした芯をうっすらとくるむのが、絶品の鳴り。ヘッドフォンで耳を澄ませないと気づかないほどさり気ないホール鳴りではあるのですが、それがディテールを隠さず、厚みと絶妙な幻想感まで生み出している。全曲で効果的ではありますが、特にGONGの大曲「Forever Reoccurring」は絶大。散りばめられた音の断片がスペーシーなムードを盛り立てていくのですが、脳みそを宇宙の彼方へ連れて行くような浮遊感覚は、この鳴りがなければあり得ない。クリアさ、美しさ、聴きやすさだけでなく、バンドの音楽性そのものまで引き上げるような見事なサウンドなのです。そんなサウンドで描かれるのは、過去と現代の対比も鮮やかなカップリング・ショウ。ここで両者のセットをまとめて整理してみましょう。●ディスク1:GONG・CAMEMBERT ELECTRIQUE:You Can't Kill Me ・REJOICE! I'M DEAD!:Rejoice!/Insert Yr Own Prophecy・THE UNIVERSE ALSO COLLAPSES:Forever Reoccurring/My Sawtooth Wake ●ディスク2-3:THE STEVE HILLAGE BAND・FISH RISING:The Golden Vibe/The Salmon Song/Solar Musick Suite ・L:It’s All Too Much/Om Nama Shivaya/Lunar Musick Suite/Hurdy Gurdy Man・MOTIVATION RADIO:Motivation/Light In The Sky・GREEN:Sea Nature/Ether Ships/Palm Trees (Love Guitar)/The Glorious Om Riff・OPEN:The Fire Inside ・その他:Talking To The Sun/Hello Dawn-I Never Glid Before ……と、このようになっています。前座のGONGからしてえらくフレッシュ。70年代ナンバーは「You Can't Kill Me」だけに押さえ、近2作の『REJOICE! I'M DEAD!』『THE UNIVERSE ALSO COLLAPSES』の大盤振る舞い。わずか6曲ではあるものの、「Forever Reoccurring」は22分に及ぶ大作ですし、「My Sawtooth Wake」も13分。過去のレパートリーにしても9分前後であり、前座にして約1時間の立派なライヴアルバムなのです。そんな最新形をアピールするGONGに対し、メインのヒレッジは思いっきり伝統。『FISH RISING』から『OPEN』まで、すべて70年代の名曲で埋め尽くされ、全英チャートを賑わせていた全盛期を総括している。前述の通り、復活第一報アルバム『UK TOUR JUNE 2019』もご紹介しましたが、そこでは聴けない「Om Nama Shivaya」や「Hello Dawn/I Never Glid Before」も披露され、さらに多彩になっているのです。もちろん、セットだけでなく演奏もさらに充実。現行GONGの鉄壁なバックに支えられ、あの独特なフレーズが舞いに舞う。場数を踏んでいよいよ本領を発揮し始めたソロ・ナンバーを極上のサウンドでたっぷりと楽しめるのです。サイケデリック感覚が爆発する『THE UNIVERSE ALSO COLLAPSES』の大曲も披露するGONGと、初期ソロの名曲で時空を超えるスティーヴ・ヒレッジ。カンタベリー・ロックの英雄達が並び立つ最新ショウをフル体験できる3枚組です。ぜひ、このまま来日公演も実現して欲しい。そんな乾きに駆られつつ、実際に音で聴ける癒しも同時に与えてくれる大傑作。 Aylesbury Waterside Theatre, Aylesbury, UK 15th November 2019 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters) GONG Disc 1(64:46) 1. David Stopps Friars Aylesbury Introduction 2. Forever Reoccurring 3. You Can’t Kill Me 4. Rejoice! 5. My Sawtooth Wake 6. Insert Yr Own Prophecy THE STEVE HILLAGE BAND Disc 2(49:04) 1. Intro 2. Talking To The Sun 3. It's All Too Much 4. The Golden Vibe 5. The Salmon Song 6. Om Nama Shivaya 7. Sea Nature 8. Ether Ships 9. Lunar Musick Suite 10. Palm Trees (Love Guitar) Disc 3(56:44) 1. Band Introductions 2. The Fire Inside 3. Motivation 4. Solar Musick Suite : Canterbury Sunrise 5. Solar Musick Suite : The Dervish Riff 6. Hurdy Gurdy Man 7. Light In The Sky 8. The Glorious Om Riff 9. Hello Dawn/I Never Glid Before Steve Hillage - Lead Guitar, Lead Vocals Miquette Giraudy - Keyboards, Voices Gong: Kavus Torabi - Lead Guitar, Lead & Backing Vocals Fabio Golfetti - Glissando Guitar David Sturt - Bass Guitar, Backing Vocals Ian East - Saxophone & Flute Cheb Nettles - Drums

Steve Hillage,Gong スティーヴ・ヒレッジ ゴング/UK 2019

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