デビュー30周年を記念して来日公演が実現したDANGER DANGER。その最新・極上オリジナル録音が登場です。そんな本作が記録されたのは「2019年12月12日:梅田CLUB QUATTRO」公演。その超絶オーディエンス録音です。今回の来日は東京・大阪の2公演のみで、大阪は最終公演でした。当初「デビュー・アルバムの30周年を記念したジャパン・ツアー!」と告知されために「アルバム再現か?」「まさかオリメン復帰の再結成!?」とさまざまな噂が飛び交い、注目集めました。そんなショウを記録した本作は、「超」をズラズラ並べたくなる極上サウンド。とにかくゼロ距離&超クリア。本作をモノにしたのは、当店でお馴染み“西日本最強テーパー”氏なのですが、彼の極上コレクションでもズバ抜けている。常に「まるでサウンドボード!」と絶賛できるサウンドで捉える名手ですが、今回は「これのどこがラインじゃない!?」と耳を疑う……と言いますか、「これ、コンサートですか?」という次元。もちろん、演奏は生ですし、公式ライヴアルバムよりも遙かに生々しいほど「本生」には違いない。しかし、その歓声は異様に遠く、演奏も歌声もIEMsで聴いているかのようにド密着。コンサート録音と言うよりは「スタジオ・ライヴに同席している?」としか思えないほどの超絶サウンドなのです。ここで5年前の超名盤『25TH ANNIVERSARY REUNION: LIVE IN OSAKA 2014』を思い出される方もいらっしゃるでしょう。超絶録音でしたが、実はあれも“最強”氏のコレクション。本作は、あの超名盤と同会場であり、さらに同じポジションからの姉妹作らしいのです。『25TH ANNIVERSARY REUNION』をご存じない方にはピンと来なくて申し訳ない話ですが、あの超名録音は幸運でも偶然でもなく、確かなノウハウによる必然だった。それを5年越しに証明してしまう1枚でもあるのです(本作にド肝を抜かれた方は、ぜひ『25TH ANNIVERSARY REUNION』もご体験ください!)そんな超絶サウンドで描かれるショウは、2大名盤『DANGER DANGER』『SCREW IT!』の濃縮還元。冒頭でご紹介したように「デビュー・アルバムの30周年」を銘打っての来日だったわけですが、フタを開けると現行メンバーによる通常スタイルのショウ。ただし、アルバム再現ではなくとも『DANGER DANGER』ナンバーの猛ラッシュで、望まれる名曲だけで押し切る濃ゆいショウでもありました。ここでセットを整理し、その濃さを実感していただきましょう。●DANGER DANGER(9曲)・Boys Will Be Boys/Rock America/Turn It On/Under the Gun/Don't Walk Away/One Step From Paradise/Feels Like Love/Bang Bang/Naughty Naughty
●SCREW IT!(5曲)・Monkey Business/Don't Blame It on Love/Beat the Bullet/I Still Think About You/Crazy Nites ●その他・メドレー・セッション:Detroit Rock City/Strutter/God of Thunder/Living After Midnight ……と、このようになっています。『DANGER DANGER』の全11曲から「Saturday Nite」「Live It Up」以外の全曲を大盤振る舞いし、『SCREW IT!』からも必殺の5曲をセレクト。初期2枚だけの濃厚なセットなのです(東京公演では近年の「Hearts on the Highway」も演奏されましたが、大阪では「Turn It On」にチェンジ。さらにコテコテになりました)。先ほど『25TH ANNIVERSARY REUNION』もご紹介しましたが、あの超名盤では聴けなかった「Crazy Nites」も披露されます。その徹底した中で面白いのが、ショウの中盤に披露されるメドレー・セッション。ここではKISSの名曲を次々と演奏(本家が来日中だから?)し、なぜかJUDAS PRIESTで〆るという構成。1曲のスキもなく聴いて楽しいショウが繰り広げられるのです。もっと言えば、1分のスキもなく楽しい。とにかく米国バンドらしい陽気なムードたっぷりで、曲間でも好き放題。好き勝手にMCを執るわ、メンバー同士でもダベってるわ、オーディエンスと話してるわ。さらには予定にない曲やロックの有名曲(RATTなんかもやってます)を勝手に弾いたり、それをキッカケに他のメンバーも入っていったり。先ほど「スタジオ・ライヴのようなサウンド」と書きましたが、本当にスタジオ・セッションに同席しているようなムードなのです。ここで誤解のないように念押ししますが、本作は雑談アルバムでもダルダルのセッション・アルバムでもありません。あくまでも名曲が押し寄せる特濃のライヴアルバム。テッド・ポーリーの歌声は全盛期さながらですし、ロブ・マルチェロはアンディ・ティモンズのオリジナルを現代的にアップデートしたようなシュレッド・フレーズを連発。リズム隊も衰えなど微塵も感じないタイトさです。そのキビキビと生まれ変わった名曲群と気楽なムードがクルクルと入れ替わっていくフルショウをたっぷりと楽しめるのです。良い曲・良い音・良い演奏、そして古き良き80年代アメリカンHRの匂い。そのすべてを兼ね備え、2019年の日本に爽やかな風を吹き込んだDANGER DANGERの現場を体験できるライヴアルバムです。底抜けに楽しいムードと名曲群をコンサート・ライヴとは思えないほどの超絶サウンドで描く2枚組。
Live at Umeda Club Quattro, Osaka, Japan 12th December 2019 ULTIMATE SOUND(from Original Masters)
Disc 1 (45:05) 1. Intro 2. Boys Will Be Boys 3. Rock America 4. Turn It On 5. Under the Gun 6. Monkey Business 7. Don't Blame It on Love 8. Don't Walk Away
Disc 2 (51:43) 1. MC 2. Guitar Solo 3. Session (Detroit Rock City/Strutter/God of Thunder/Living After Midnight)4. One Step From Paradise 5. Beat the Bullet 6. Feels Like Love 7. I Still Think About You 8. Bang Bang 9. Crazy Nites 10. Naughty Naughty
Ted Poley - vocals Bruno Ravel - bass Steve West - drums Rob Marcello - guitar





























