伝統と革新、ハード・バップから新主流まで、1960年代後半から70年代に掛けてフレディ・ハバードと並ぶ実力派トランペッター、ウディ・ショウの1975、77、78年に行われた3公演を全て最高音質にて詰め込んだ濃密な2枚組が登場!!ウディ・ショウの1975年11月11日ニューヨーク・スケネクタディのラマダ・インでのライヴに、1977年場所と日付不明のライヴに、1978年6月22日ドイツ・ミュンヘンのクラブでのライヴという、ショウが「ザ・ムーントレイン」「ラヴ・ダンス」「リトル・レッズ・ファンタジー」「ローズウッド」などの傑作を連発していた全盛期となる3公演を、全てレーベル独自の丁寧なマスタリングを施した極上高音質サウンドボードにて収録した2枚組が入荷しました!!75年のラマダ・インでのライヴは、ショウにバリトン/サクセロのニック・ブリグノーラ、ピアノのフランク・スタッグニッタ、ドラムスのクリフォード・ジャービスというカルテットで、ミロスラフ・ヴィトウス在籍期の初期ウェザー的な非ファンクのサウンドで、あの「フリーダム・ジャズ・ダンス」のベストといっても過言ではない素晴らしいヴァージョンが聴ける。スタッグニッタのザヴィヌルを彷彿とさせるエレピが良い!77年のライヴは、ショウにピアノのムハル・リチャード・エイブラムス、ベースのバスター・ウィリアムス、ドラムスのヴィクター・ルイスのカルテットで「オゥ・プリべイヴ」「オーソロジー」「枯葉」「ステラ・バイ・スターライト」など、全編スタンダード・ナンバー中心のステージを繰り広げ、続く78年のミュンヘンでのライヴは、ショウに、70年代前半にアート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズで同僚だったサックスのカーター・ジェファーソン、ピアノのオナージェ・アラン・ガムス、ベースのクリント・ヒューストン、ドラムスのヴィクター・ルイスのクインテット編成で、ニュー・ジャズ的なオリジナル楽曲中心のステージを展開。77、78年の2公演は、これぞストーレートアヘッドな4ビート・ジャズの真髄を聴かせてくれる。日本では過小評価の最たるミュージシャンというイメージのウディ・ショウ。しかしこの3公演を聴いて欲しい。本国ではハバードと並ぶ実力派のトランペッターとして多くの人のリスペクトを集めるショウ。全編テクニック抜群、歌心満載、緩急をつけた変幻自在のトランペットを鳴り響かせる。どんな難曲でもバラッドでも、他人の曲でもオリジナル・ナンバーでも、楽曲に対する深い理解と独創性は過去のどの演奏にも聴くことの出来ない唯一無二のもの。同じテクニシャンとしてよく比較される陽のハバードに対して、新主流派の知的なイメージを擁するショウ。 Disc 1 Live at Ramada Inn,Schenectady,NY November.11.1975 EX - SBD 2020 Original Remaster 31min 1. Freedom Jazz Dance 2. Softly as in a Mirning Sunrise Woody Shaw - Trumpet Nick Brignola - Baritone Saxello Frank Stagnitta - Piano Clifford Jarvis - Drums Live Recorded 1977 EX - SBD 2020 Original Remaster 43 min 3. Au Privave 4. Autumn Leaves 5. Ornithology 6. Unknown 7. Stella by Starlight Woody Shaw - Cornet Muhal Richard Abrams - Piano Buster Williams - Bass Victor Lewis - Drums Disc 2 Live at Domicile Club,Munich,Germany June 22.1978 EX - SBD 2020 Original Remaster 47min 1. intro - Theme for Maxine 2. Ina Capricorn Way 3. It All Comes Back to you 4. Love Dance Woody Shaw - Cornet,Flugelhrn Carter Jefferson - Tenor Saxophone,Soprano Saxophone Onaje Allen Gumbs - Piano Clint Houston - Bass Victor Lewis - Drums