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Pink Floyd ピンク・フロイド/OH,USA 1973 1st Gen

これまで殆どスポットが当らなかった73年のマイナー音源に驚きの1st genソースが初登場、たった1つしか存在しない録音が史上最良の音質でその歴史を塗り替えます!!!ピンク・フロイド1973年3月8日、米国シンシナティ。73年でも滅多に見掛けないこの日の音源はこれまで国内外の非公式盤を通して殆どリリースされておらず、かつて『CINCINNATI 8 MARCH 1973 』といったタイトルがあった他はファンメイドのブートレッグが2つ3つ存在する程度です。この理由は恐らくショウの後半3曲が欠けた不完全収録であること、またテープ・ヒスが激しくてお世辞にも音が良いとは言い難い部類に属していたためと思われるのですが、しかしその一方でテーパーの間では古くから次の3つの理由により重要視されていました。1. この録音以外は存在しない唯一無二の音源であること2. 「Childhood's End」が演奏された貴重な公演日であること3. 演奏がダイナミックで非常に優れていること つまりマイナス面は抱えていながらもそのプログラムと演奏は貴重かつ絶品だったため、非公式盤タイトルではなくトレード用の音源として重宝されていた訳です。ところが今年2020年1月、この不遇な音源をマスター録音から直落とししたカセット・ソースが突如ネット公開され事態は急変、大注目の的となりました。それはマスター・サウンド=非常に質の高いモノラル録音の衝撃を直に受け継いだ1st genソースで、そこにはこれまで知られていたテープ・ヒスだらけの音像を一新するロー・ノイズでハイグレードな音質が息衝いていたからです。この真新しい1st genソースは2本の異なるカセットテープに記録されており、ひとつはショウの前半(= ディスク1全部)を収めたマクセルXLII-S 60(※ 1988-89製造タイプ)、もうひとつはショウ後半を収めたTDKのSA-90(※ 1987-89製造タイプ)となっています。つまりどちらもハイポジ特有の色鮮やかでエネルギッシュな1st genサウンドが漲っている訳で、これを厳密にアジマス調整した名機Technics RS-B565(※ 当然ですがType ?テープ対応機)で再生・デジタル出力して2枚盤に封じ込めたものが本最新作初登場にして音源史上最強の1st genサウンドが放たれる73年シンシナティなのです!!!更にこのテープ転送は2018年11月と比較的最近行われているため、音の鮮度が劣化無しで保たれているのも嬉しいところ。実際そのアッパー感はかなりのもので、「Echoes」どこれまではヒス・ノイズの中でキンキンと耳障りに鳴る音の塊でしたが、ここではデイヴとリックによるコーラスが明瞭に聴き分けられるほどの解像度が備わっているのです。録音者がレコーダーのオンオフを押してしまった事で0:28にほんの一瞬の音切れ、6:02に約1分間ほどのシーン欠落が生じてはいるものの、序盤の0:47~51では通常とは異なる旋律をリックが弾いていたり、12:49~53ではロジャーも異なるベース旋律を奏でているなど、マイナス面を抱える一方で通常とは違う曲の姿を追える喜びも同居しているのです。「Obscured By Clouds」は濃密にして高解像な中音域と左右チャンネルのレンジの広さが魅力です。ここは使用したXLII-Sテープの威力がよく出ており、リズムが入ってからの硬質な低音域がゆっくり動き出す姿が鮮やかに甦ります。「When You're In」もまた中~低音域が麗しく、3:26から躍動するオルガン旋律の芯の入った明瞭な音やその周囲で刻まれるハイハット、果てはフックの効いたベースの輪郭際立つ音に胸躍るに違いありません。注目の「Childhood's End」は音の立ち上がりが抜群で、聴感の期待値が一気にMAXに達します。高音域の拡がりと抜けの良さもここに来て絶頂に達し、モノラルながらも複数の音が同時進行する響きの多層感に酔い痴れるでしょう。デイヴの若々しい歌声もハッキリ聴こえ、ギターもエッジの際立ちが極めて良いなどハイポジ特有の魅力がここでも炸裂し、演奏全体から発される響きの慟哭が胸の奥深くまで染み渡るのです。「Careful With That Axe, Eugene」もひとつひとつの響きを確かめる様に進行するこの日の表現がスケール感満点の濃密サウンドで登場。特にこの日のスクリームは他では例を見ないほど直接的で凶暴なスクリームとなっているのですが、それがこれほど鮮烈なサウンドで甦った事に戦慄すら覚える筈です。ディスク2になるとテープが換わり、TDKのSAによる艶やかな音像が登場します。ポジションは同じハイポジながらもディスク1とは異なる音の印象を放っている事にも直ぐ気付かれるでしょう。実際、ショウの休憩時間中に録音機のマイクの向きや周囲の環境を整え直したのかもしれませんが、ディスク1と甲乙付け難い魅力を持ったハイグレードなサウンド、かつヒスノイズが激減した音像で続きを聴き進められるのが特徴となっています。そんなディスク2で大きな聴きどころとなっているのが実は「On The Run」。曲を通してリックがこの日ならではの多彩なアプローチを随所で放っているのですが、聴き手の想像力と奏者の創造力がぶつかり合う様子をSAテープ特有の明瞭さとアタック感で満喫出来る点もこの1st genソースの魅力です。「The Great Gig In The Sky」では伸びのある女性ボーカルと演奏との対比が眩しいサウンドで放射され、外へ外へと拡がってゆく音の営みに感銘を受けること間違い無しでしょう。「Us And Them」で聴ける潤いのある音色も感動的で、まるで音楽が溶け落ちてゆく様なロマンティックな楽曲構成に改めて感銘を受ける筈です。録音は残念ながら「Any Colour You Like」の終盤でフェイド・アウトするものの音質の良さはディスク・エンドまで高く保たれており、広い範囲の音域を使ったダイナミックな演奏力が最後まで息を呑むサウンドで展開します。特に中盤の熱っぽいパフォーマンスが収束するまで録れている意義は大きく、途中でフェイド・アウトを迎えてもその音楽的余韻は深く残る事を特記しておきましょう。実際にはこの後「Brain Damage」「Eclipse」とアンコール曲「One Of These Days」が続く訳ですが、録音者がテープを使い果たしたため残念ながらこれら3曲は元から未収録です。そこを突いて音源の批判やあら捜しをしようと思えば幾らでも出来る筈ですが、しかしここでしか聴けないアプローチを含んだ演奏が多々含まれている事やレア曲「Childhood's End」が良音質で聴ける意義はそれを補って余りあるものとしており、汲み取れる情報量が格段に増した1st genソース=これ以外に現存しない唯一の録音という存在意義をますます輝かせているのです。またネット公開されたソースが抱えていた難点、すなわち半音の20%程度低かったピッチも本タイトル制作にあたって完璧に修正してあるため、品質も本作にアドヴァンテージがある事も書き添えておきましょう。 Armory Fieldhouse, University of Cincinnati, Cincinnati, Ohio, USA 8th March 1973 Disc 1 (49:08) 1. Echoes 2. Obscured By Clouds 3. When You're In 4. Childhood's End 5. Careful With That Axe, Eugene Disc 2 (43:39) The Dark Side Of The Moon 1. Speak To Me 2. Breathe 3. On The Run 4. Time 5. Breathe (Reprise) 6. The Great Gig In The Sky 7. Money 8. Us And Them 9. Any Colour You Like

Pink Floyd ピンク・フロイド/OH,USA 1973 1st Gen

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