1972年6月3日、ハンガリーで行われたトリオ編成でのライブをサウンドボード音源で収録された傑作タイトルになります。1971年の欧州ツアーを最後にマイルスグループを離れたキースは、アメリカン・カルテットとソロという二つの活動を始動することになるのだが、1972年は雌伏の年というべきか自己名義のアルバム制作は行わず、サイドマンとして3枚のレコーディングに参加している。前年に録音した3枚のアルバムが次々にリリースされ、またマイルスグループでの活動でも名を高め、周辺がにわかに騒がしくなってきたこの1972年がキースのターニングポイントと言えるだろう。キース自身の活動はというと、6月にトリオでの欧州ツアー(ハンガリー/フランス/ドイツ)。最後に1973年6月30日ニューヨークはフィルハーモニックホールでの公演収録。こちらはソロ公演となります。 LIVE AT PARIS, FRANCE 06/09/1972 1. Bring Back the Time When / Lisbon Stomp Part.1 2. Lisbon Stomp Part.2 / Moonchild / Song for Che Part.1 3. Song for the Part.2 KEITH JARRETT(p, fl, ss), CHARLIE HADEN(b), PAUL MOTIAN(dr) Live at Philharmonic Hall,New York,NY June.30.1973 4. Set 1 Keith Jarrett Solo Piano