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Pat Metheny パット・メセニー/IL,USA 1982

グラミー賞に輝く名盤『OFFRAMP』『TRAVELS』を立て続けに生み出していった1982年のパット・メセニー。その現場を極上体験できる新発掘ライヴアルバムが登場です。そんな本作が記録されたのは「1982年7月19日ハイランド・パーク公演」。その全貌を真空パックした絶品オーディエンス録音です。このショウはPAT METHENY GROUPとしての公演でしたが、当時のパットはそれだけに留まらず、ソロやカルテットなど、多彩な編成のライヴを同時並行していました。まずは、そんな1982年のスケジュールを振り返り、ショウのポジションを確かめてみましょう。・1月14日-18日:北米#1(4公演) ・2月19日-22日:北米#2(4公演)・4月9日-19日:北米#3(5公演)6月22日-8月7日:北米#4(39公演)←★ココ★・9月4日-13日:北米#5(4公演)10月5日-11月24日:北米#6(46公演)※注:「◆」印はPAT METHENY GROUPでの公演。「・」印は他編成の公演。 これが1982年のパット・メセニー。1ヶ月以上、毎日のようにステージと移動を繰り返す“ツアー”は「北米#4」と「北米#6」だけで、それこそがPAT METHENY GROUPでのショウ。他編成のステージはあくまで単発的なもの。その中で本作のハイランド・パーク公演は「北米#4」の23公演目に当たるコンサートでした。そんなショウで記録された本作は、まさに輝くような美録音。実のところ、この録音を公開したのは現在コレクター界を揺るがしている話題の人物。先日までは“COVID-19 QUARANTINE RELEASE!”シリーズとして知られ、現在では“HOT OFF THE HEADS PRODUCTION”を名乗って大傑作マスターを連発している人物なのです。ここ数週間の話題を独り占めしているだけに、多くの方が1本くらいは体験されていると思いますが、本作はそのパット・メセニー篇なわけです。そして、この“HOT OFF THE HEADSサウンド”には大きく2つの系統がありまして、1つはド密着&残響セロの超タイト系で、もう1つは鳴りを活かしつつクリスタル・クリアな美音系。本作は後者の代表作となるもので、吸い込んだホール鳴りが芯を曇らせるどころか輝きと艶を与え、一層クリアになってしまうという奇跡タイプの録音。実際、その演奏は1音1音の立ち上がりから消音の刹那までハッキリと感じられ、輪郭もビビッド。ふんわりと柔らかく感じるのに、同時にエッジも鋭いという硬軟両立の美世界なのです。そんなサウンドで描かれるのは、名盤『TRAVELS』を思い起こ……さないフルショウ。その要は丸っきり異なるセット。オフィシャルの伝統盤が「北米#4-6」から幅広くセレクトされた編集盤だったのに対して本作は1回の通しステージなわけですが、それだけでは済まない。ここで比較しながら整理してみましょう。PAT METHENY GROUP名義曲・PAT METHENY GROUP:Phase Dance(★)・AMERICAN GARAGE:(Cross The) Heartland/American Garage・OFFRAMP:James/Offramp/Are You Going With Me?(★)/The Bat Part II・TRAVELS:Song For Bilbao(★) その他・BRIGHT SIZE LIFE:Broadway Blues・AS FALLS WICHITA, SO FALLS WICHITA FALLS:It's For You/Ozark/September 15th・その他:K.C. Blues/Close To Home ※注:「★」印は『TRAVELS』でも聴けた曲。……と、このようになっています。普段なら被らない曲に「★」印を付けるのですが、本作に限っては逆。何しろ、『TRAVELS』と被っている曲(もちろん演奏は異なります)はたった3曲「Phase Dance」「Are You Going With Me?」「Song For Bilbao」だけであり、他はまったくかすりもしないのです。もちろん、レパートリーが異なるのは良い事ですし、セットはまるで違っていても演奏の素晴らしさは丸っきり『TRAVELS』そのまま。流れるようなフレーズと精緻なリズムワークの妙技が幾重にも飛び交い、時に美しく、時にスリリングに折り重なっていく。その旋律の糸、リズムの粒がいくら複雑に重なろうとも決して混じり合うことなく、互いを刺激し合うアンサンブルがキラキラと輝くショウなのです。とにもかくにも「オーディエンスならではの美」を極めたような輝きが素晴らしすぎる。その美音の世界を美音で感じながら『TRAVELS』を一層多彩にしたようなフルショウをたっぷりと楽しめる。本作は、そんな芳醇極まる音楽記録の大傑作なのです。世界を沸かす話題のシリーズでも飛び抜けて美しい1本。 Ravinia Festival, Highland Park, IL, USA 19th July 1982 TRULY PERFECT SOUND Disc 1(61:57) 1. Intro 2. Phase Dance 3. Broadway Blues 4. James 5. MC 6. Offramp 7. It's For You 8. Are You Going With Me 9. The Bat Part II (solo Berimbeau) 10. Ozark Disc 2(51:15) 1. K.C. Blues 2. September 15th 3. Close To Home 4. Song For Bilbao 5. (Cross The) Heartland 6. American Garage Pat Metheny - guitar Lyle Mays - Keyboards Steve Rodby - bass Danny Gottlieb - drums Nana Vasconcelos - percussion

Pat Metheny パット・メセニー/IL,USA 1982

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