1986年にリリースされた記念すべきファースト・ソロ・アルバム「クロス・トゥー・ホーム」はその前年1985年にニューヨークのパワー・ステーション・スタジオで制作されていたいました。今回、そのアルバム制作時に録音された別ミックス、ラフ・ミックスや未発表アウトテイク等をオフィシャル同等の音質にて記録したファン驚嘆となるお宝音源集が登場しました。パット・メセニーのレーベル移籍に伴いライル・メイズもゲフィン・レーベル所属アーチストとなり自身初のリーダー作をリリースしました。アルバムから感じ取れるのはアメリカナイズされらサウンドとは異なり北欧的なイメージを彷彿させるサウンドとなっており、アルバムに参加したビル・フリゼール、マーク・ジョンソンの音楽感も影響したと思われます。さて、今回リリースされたステジオ別音源では、何回も何回もオーバー・ダビングされた楽曲とは異なり、ライル・メイズの構想に限りなく近い原曲のイメージを聴く事ができる「真実のクロス・トゥー・ホーム」が記録されています。 パワー・ステーション・スタジオ、ニューヨーク・シティー 1985 1.Unreleased Outtake 1 2.Unreleased Outtake 2 3.Sound Check 4.Close To Home(rough mix) 5.Highland Aire(rough mix) 6.Northern Lights(rough mix) 7.Ascent(alternate mix) 8.Slink(alternate mix) 9.Teiko(defferent intro) 10.Teiko(alternate mix) ライル・メイズ(p, synth) ビル・フリゼール(g) マーク・ジョンソン(b) ナナ・ヴァスコンセロス(perc) アレックス・アクーニャ(dr) ビリー・ドリューズ(as, ss)