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Faces フェイセズ/Denmark 1974 Remastered

山内テツを迎え、最後のヨーロッパ・ツアーを実施していた1974年の後期THE FACES。その極上サウンドボード・アルバムが新発掘。そんな本作が記録されたのは「1974年10月18日コペンハーゲン公演」。そのステレオ・サウンドボード録音です。1974年と言えば、ライヴアルバム『COAST TO COAST』やロッド・スチュワートの『SMILER』、ロン・ウッドの『I'VE GOT MY OWN ALBUM TO DO』がリリースされ、伝説の初来日も実現。さらには公式映像『LAST CONCERT』も残されるなど、トピックの多い1年でした。まずは、そんな状況を知る意味でも、まずは当時のスケジュールを振り返ってショウのポジションを確かめてみましょう。《1月10日『COAST TO COAST』発売》・1月27日-2月9日:オセアニア(7公演)・2月15日-20日:日本(4公演)・2月28日:インディアナポリス公演・7月6日+8月17日:欧州#1(2公演)《9月13日『I'VE GOT MY OWN ALBUM TO DO』発売》 ・9月13日-10月6日:欧州#2(4公演)《10月4日『SMILER』発売》・10月18日-24日:北欧(3公演)←★ココ★・11月15日-12月23日:英国(10公演)←※公式映像 これが1974年のTHE FACES。彼らは翌1975年まで活動を続けますが、最後の1年は北米ツアーのみ。欧州でのショウは1974年が最後でした。ただ、大規模ツアーと言うよりは各ソロアルバムのリリースを挟みながら数公演ずつという感じであり、本作のコペンハーゲン公演は秋口の北欧3公演の初日でした(ちなみに公式映像『LAST CONCERT』は英国ツアーの最終日でした)。そんなショウは、以前からサウンドボード録音の存在が噂されてきました。2000年代初頭には一部のコアなコレクター間で流通したらしいのですが、一般には流通せずじまい。「本当に存在するのか!?」と訝しがられつつ、半ば伝説化してきました。ところが、2020年になってその伝説が現実に変わった。噂の上った2000年代初頭に実際に入手したというコレクターが公開。しかも、じっくりと時間をかけてコツコツと補正したアップグレード・マスターとして登場したのです!そのクオリティは、まさに衝撃。詳しい出自は未だに不明なものの、生々しくも歓声もほとんど聞こえないミックスは言わば卓直結タイプ。ややヴィンテージ感もありますが、70年代にしては破格の鮮度で手の加えられていない生演奏がド密着感たっぷりに脳みそに注ぎ込まれる。脳内がステージになると言うか、THE FACESの5人が頭の中に棲み着いているようなシンクロ感100%のステレオ・サウンドボードなのです。しかも、本作はそんな新発掘マスターをさらに磨き込んだ最高峰盤。発掘した海外コレクターもトラック間ギャップの修正などのトリートメントを行ったそうですが、ネット公開されたマスターでは、まだ完全ではありませんでした。もちろん、加工に加工を重ねてはせっかくのナチュラル・サウンドが台無しになりますので、鳴りや音質に関してはノータッチ。マスターの乱れのみを徹底的に修正していきました。ポイントは色々とあるのですが、大きくは2つ。まず、ピッチ。海外マニアも直したらしく、確かにランダムな乱れはなかったのですが、それでも半音の1/3ほどのズレもビシッと整えました。もう1つは、片チェンネルのハイ落ち。音質に致命的な欠点というわけではなかったのですが、左右チャンネルでバランスが乱れがちでもあった。本作では、そうしたバランスを逐一整え、全体的に均一で滑らかに聴き通せるサウンドを実現したのです。そんなサウンドで描かれるのは、後期THE FACESらしさがハジけるショウ。まずセットですが、本作の収録時間は約64分で『COAST TO COAST』よりも遙かに長尺。「Angel」「Borstal Boys」のエンディングや「Stay With Me」冒頭にカットもあるので完全収録ではありませんが、伝統の公式盤では聴けない名曲もたっぷりと楽しめます。ここで比較しながら曲目を整理してみましょう。エヴリ・ピクチャー・テルズ・ア・ストーリー・(I Know) I'm Losing You(★)/Every Picture Tells A Story(★)/Maggie May(★) 馬の耳に念仏・Memphis, Tennessee(★)/Too Bad/Stay With Me ネヴァー・ア・ダル・モーメント・I'd Rather Go Blind/Angel/You Wear It Well(★)その他・ウー・ラ・ラ:Borstal Boys・スマイラー:Sweet Little Rock'n Roller(★)・俺と仲間:Take A Look At The Guy(★) ※注:「★」印は伝統盤『COAST TO COAST』で聴けない曲。……と、このようになっています。『COAST TO COAST』で聴けないレパートリーは7曲に及び、特に「(I Know) I'm Losing You」や「Every Picture Tells A Story」、それにチャック・ベリーのカバー「Memphis, Tennessee」辺りは『LAST CONCERT』でも聴けない美味しいナンバーです。全体的にもリリースされたばかりの『I'VE GOT MY OWN ALBUM TO DO』『SMILER』からもセレクトされた幅広さが目立ち、「Take A Look At The Guy」ではロンがリード・ヴォーカルも楽しめます。そして、そんなセットを貫くショウのウードこそが後期らしさ全開。リズムもノリも豪放磊落で、曲間ではロッドも機嫌良く饒舌にしゃべりまくる。そのトークが時に意味不明であったりもするのですが、もしかしたら、この日は少々アルコールが多めだったのかも知れません。もちろん酩酊で崩れているわけではなく、それがノリの良さを生み、何とも気分の良いムードがグルーヴを柔軟にしているのです。ソロ活動が活発化していき、崩壊へと向かっていた後期THE FACES。噂だけで知る由のなかったステレオ・サウンドボード録音がブラッシュアップして遂に私たちの前に現れました。『COAST TO COAST』や『LAST CONCERT』とも異なるショウを極上クオリティで楽しめる驚異の新発掘。 (リマスター・メモ)半音の30%程度高いピッチを修正。左右バランスの調整。 Live at Tivolis Koncertsal, Copenhagen, Denmark 18th October 1974 STEREO SBD (64:21) 1. (I Know) I'm Losing You 2. Drum Solo 3. Memphis 4. Too Bad 5. Every Picture Tells A Story 6. I'd Rather Go Blind 7. Angel 8. Stay With Me 9. Take A Look At The Guy 10. You Wear It Well 11. Maggie May 12. Sweet Little Rock 'N' Roller 13. Borstal Boys Rod Stewart - Vocals Ron Wood - Guitar, Vocals Ian McLagan - Keyboards, Vocals Kenny Jones - Drums Tetsu Yamauchi - Bass Guitar STEREO SOUNDBOARD RECORDING

Faces フェイセズ/Denmark 1974 Remastered

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