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Suzi Quatro スージー・クワトロ/CA,USA 1975 Mike Millard Master Cassette

驚異の大元マスター発掘が続いているミラード・コレクション。その最新作は、なんとあのスージー・クアトロ。『サディスティック・ロックの女王』『陶酔のアイドル』『ママに捧げるロック』を矢継ぎ早に発表していた全盛期の彼女に逢える極上ライヴアルバムの誕生です。そんな本作に封じ込められているのは「1975年6月17日イングルウッド公演」。数々のミラード伝説の現場となってきた“THE FORUM”で記録された超絶級オーディエンス録音です。当時のスージーは欧州や日本で絶大な人気を誇っていたものの、母国アメリカでは出遅れ気味。そんな状況を打開するため、当時人気絶頂だったアリス・クーパーのオープニング・アクトとして精力的にツアーを行っていました。そんな当時をイメージするためにも、まずは1975年の活動概要から振り返ってみましょう。・2月23日-3月6日:英国(3公演)・3月25日-4月29日:北米#1(19公演)《5月1日『YOUR MAMA WON'T LIKE ME(ママに捧げるロック)』発売》 ・5月1日-7月27日:北米#2(51公演)←★ココ★ ・8月30日-9月11日:欧州(4公演)・9月30日-10月19日:日本(14公演) ・11月1日:アデレード公演 これが1975年のスージー・クアトロ。ただしスージーの場合、70年代の記録は曖昧なことが多く上記も公演数などの細部は不確実。アリス・クーパーの前座ツアーは「北米#1-2」にあたるわけですが、これもアリス側から起こしたものです。実際、本作のイングルウッド公演もアリスの記録はあったのですが、スージーのステージがあったかどうかは長らく不明とされてきた。今回の発掘でやっと「やっぱりあった」が確定した……という状態なのです。ともあれ(もしアリスの全米ツアーにフルで帯同していたと仮定するなら)本作のイングルウッド公演は「北米#2」の31公演目にあたります。そんなショウで記録された本作は、魔法のような超極上サウンド。1975年のミラード録音というと、先だって発掘されたBLACK SABBATHの『LONG BEACH ARENA 1975』が大ヒットとなっておりますが、本作もあの超名盤に匹敵する。とにかく芯はゼロ距離だわ、ディテールはサウンドボード級だわ、それでいてナチュラルで艶やかさな鳴りの美しさは公式アルバムさえ超越しているわ……。とにかく、あらゆるポイントをチェックしてもアラがまったく見つからず、これまで無数に体験してきたはずのオーディエンス録音の常識が崩れ去っていく。そしてもう1つ。1975年となるとチェックしておかなくてはならないのが機材。この年はミラードにとってターニング・ポイントとなったことでも知られ、前半期には「Shureマイク+ソニーTC-152SD」を使用しつつ、半ばから「AKGマイク+Nakamichi 550」に切り替えている。もちろん、優れているのは後者であり、本作もその機材で録音されている。数々の名録音でミラード伝説を築いてきた必勝の機材による最初期の作品なのです。そんな絶世の美音で描かれるのは、母国アメリカを攻略せんとする大熱演。70年代のスージーと言えば、どうしても『LIVE AND KICKIN’』が基準になりますし、本作のサウンド・クオリティは公式作以外を寄せ付けない。ここでは比較しながら整理してみましょう。・サディスティック・ロックの女王(3曲):All Shook Up/Glycerine Queen(★)/Shakin' All Over ・陶酔のアイドル(1曲):Keep A Knockin'(★)・ママに捧げるロック(3曲):Your Mama Won't Like Me/Michael/You Can Make Me Want You ・その他:Jam/Star Spangled Banner/Sweet Little Rock 'N' Roller ※注:「★」印は公式ライヴ作『LIVE AND KICKIN’』でも聴ける曲。……と、このようになっています。気をつけていただきたいのは「★」の扱い。普段は、比較作品では聴けない曲に付けますが、今回は逆。『LIVE AND KICKIN’』と同じ曲は2つしかなく、普段通りに付けると「★」だらけになってしまう。それくらい『LIVE AND KICKIN’』とのダブリがなく、フレッシュなショウなのです。しかも、そんなセットを歌うパフォーマンスこそが素晴らしい。当時のスージーは世界的にブレイクスルーを果たしており、各国でフルスケールのショウを繰り広げていた。残るは母国ばかり……という状況であり、フルショウに注がれるはずのエネルギーを1時間弱の持ち時間に濃縮しているのです。それだけに、冒頭からラストまで全力疾走のまま駆け抜ける。母国でなかなか思うように成功出来ないフラストレーションをヘヴィなサウンドに託し、それに負けないワイルドな咆哮を轟かせている。大人気の日本公演の聴いた後でも「ここまでタフだったっけ!?」と驚くほどパワフルなショウを極上体験できるのです。「スージー・クアトロ×マイク・ミラード」……共に70年代ロックの象徴でありながら、まったく違うフィールドで語り継がれてきた2人のコラボレーション・アルバムです。全世界で成功しながら母国に挑む彼女の全力と、録音の魔術師が発揮し始めた本領。 The Forum, Inglewood, CA, USA 17th June 1975 TRULY PERFECT/ULTIMATE SOUND (51:24) 1. Intro. 2. All Shook Up 3. Your Mamma Won't Like Me 4. Michael 5. You Can Make Me Want You 6. Glycerine Queen 7. Shakin' All Over / Jam 8. Jam 9. Keep A Kncokin' 10. Star Spangled Banner / Sweet Little Rock 'n' Roller 11. Outro. Suzi Quatro - vocals, bass Len Tuckey - guitar, backing vocals Alastair McKenzie - keyboards, backing vocals Dave Neal - drums, backing vocals

Suzi Quatro スージー・クワトロ/CA,USA 1975 Mike Millard Master Cassette

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1,940円 (税込)

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